【本日の一品】マンモス展でしみじみと泣きながら帰ったの巻

世はプレミアムフライデーらしいですが皆さんお元気ですか?今回は、日本科学未来館で開催されていた「マンモス展」に行ってきたので、グッズと展示の紹介をしたいと思います!

今回購入したミュージアムグッズ

今回は特設ショップも広く、オリジナルグッズもたくさんありました。自然とね、気づいたら爆買いしておりました。私のクレジットカードが対応してなくてレジでめっちゃ焦ったのもいい思い出。

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チェブラーシカ×マンモス展 A4クリアファイル 385円
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ポストカード(マンモス復活?) 165円
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ペーパークリップ12個入 660円
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マンモスチャーム小 660円
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マンモシュシュ 1,100円
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かまわぬコラボ手ぬぐい(茶色) 1,320円
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ケナガマンモスぬいぐるみキーチェーン 1,320円
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エンボステープ(ブルー) 1,100円

展示の見どころと感想

現在、福岡市科学館に巡回中ですよね。

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「マンモス展」‐その「生命」は蘇るのか‐企画展「マンモス展」 2019年11月23日(土・祝)~2020年2月23日(日・祝)福岡市科学館(福岡県)で開催。本展はwww.mammothten.jp

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マンモス展 その「生命」は蘇るのか

会期:2019年11月23日(土)~2020年2月23日(日)
開館時間:9:30~18:00(入場は閉場の30分前まで)
会場:福岡市科学館(福岡市中央区六本松4-2-1)
休館日:
毎週火曜日および年末年始(12月28日〜1月1日)、ただし12月24日と2月11日は開館、2月12日は休館

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北海道博物館にマンモスとナウマンゾウの全身骨格があるので、今回は「マンモスをどう見せるのか」「何を伝えたいのか」をすごく楽しみにしていました。

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まずは見せ方なんですけど、あえて展示用のパネルを低い位置に設置しているのかも?と感じました。おかげでほら、照明にもかなり気を使っているのか、壁にマンモスの骨格の影がきれいに映るんですよね。

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デザインもすごく素敵。ちょっと全体的に発掘地の地域性というか、その土地の雰囲気を感じさせるデザインになっている気がして。欧文フォントの使い方とか。アメリカやヨーロッパのそれとはなーんか違うような、そんな印象を受けます。ここら辺素人考えですみません。ホント印象です。

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ケナガマンモスの皮膚の冷凍標本と、仔ウマの「フジ」の冷凍標本。

いとうせいこうさんが全体の話をリードしつつ、近畿大学生物理工学部のそれぞれの研究者の皆さんが、自身のフィールドの様子や発掘や研究の紹介をしています。

冷凍標本自体はそんなに多く展示できないものだと思うので(氷点下での保存状態を維持しつつ何体も展示するのは超大変だろうな…)、展示全体の話の持っていき方で上手くカバーしていたと思います。

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ケナガマンモスの鼻の冷凍標本。

そもそもマンモス研究って何?という話ですもんね。私も何にも知りませんでした。フィールドでの死闘(と言ってもいいくらいハード)の映像資料とか、皆見入ってました。「研究者すごいなー」って娘も言っていたし、そういう意味でも子供たちに憧れを抱かせてくれる展示でした。

その一方で、マンモスを復活させることへの賛否も展示後半で説明していて、確か「ひとりぼっちで復活し、仲間もいないマンモスは幸せと言えるのだろうか?」といった問いがあって、もう心にグサッときました。動物福祉ですよね。頭の中に一瞬そんなマンモスの姿が浮かんで、ぶわっと涙が出てきたくらい。

もっとここら辺の問いにスペースを割いてもいいくらい、研究倫理や動物福祉は議論されるべき大事なテーマだと思いますし、重要な問いかけだと思います。

何かこう、上手く言えてるかわからないのですが、研究の発展の反対意見として研究倫理や動物福祉を挙げるだけの使われ方って、ちょっともったいないし、本意じゃなくない?と思うんです。逆にそのテーマでメインの展示を見たいくらい、研究者の皆さんってめっちゃ気を使ってると思うんですよ。そこら辺の実態も、もっといろいろな人に知ってほしいです。素人考えで恐縮ですが、どうなのかなー?どこかで実現しないかな~。

展示とミュージアムグッズのつながり

さてさて、そんな感じで色々考えさせられながら特設ショップに向かいました。今回はフィールドワーカーの取組みがメインの展示でしたが、まあそれをテーマにしたグッズはないよね…と見てみましたが、やっぱりあんまり無かったです。

マンモスをキャラクターとして扱うグッズがあるのはいいんですが、最後が来館者への問いかけで考えさせられたあとだっただけに、落差がすごくてクラクラ…。

せっかく研究者の方々を打ち出した展示なのだから、なんかこうフィールドノートをオリジナルで作るとか!そういうのも、一部でいいからあったらいいなーと思いながら見ていました。

いとうせいこうさんが日本のサブカルチャーを牽引されてきた方なので、ミュージアムグッズもキッチュなものが多かったのかな?と邪推しました。でも個人的には、「展示の延長としてのミュージアムショップ、ミュージアムグッズ」が見たいのです切に。

日本科学未来館のオリジナルグッズは面白いものもあるだけに、またそこの落差でクラクラしながら、ゆりかもめに乗って帰りました。このオリジナルグッズはまた別でご紹介しますね。

おわりに

福岡に巡回中なので、そちらを見に行く方の参考になりましたかね?そうだといいな。それではまた次回~!

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