【本日の一品】知床財団のシレトコ野帳が美しい…!

Twitterで話題になっていた、知床財団のオリジナル測量野帳、「シレトコ野帳」をついに購入したのでした!

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見てください~!この精緻なイラストの箔押し!!最高じゃん!

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種類はまずエゾシカ。これは私の一番のお気に入り。勇壮なその姿が描かれています。北海道ではよく見かけますこの子。

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そしてヒグマ!ヒグマの子ですかね。これは出会ったらマジでやばいやつ。近くに親がいるから絶対に近寄ってはいけないやつ。可愛いんですけどね。

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そしてクロテン!まだ生で見たことはないな。ふさふさの尻尾がリアルで素敵。

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イラストレーションは動物画家の田中豊美さん。図鑑の絵も多く描かれており、生き生きとした野生動物のお姿を描かせたらもう、最高なんですわ。

しかもそれが箔押しになっているなんてね。たまらないですよ。よだれものです。

一冊650円で、こちらのサイトから購入が可能です。

シレトコ野帳-知床財団ネットショップ「コムヌプリ」測量野帳に動物画家・田中豊美氏のイラストを箔押しした、知床オリジナルデザインの野帳。 田中豊美氏の細かな線画を箔押しで再現www.shiretoko-komnupuri.shop605円知床財団ネットショップ「コムヌプリ」で購入する

コロナが明けたらこれを持って、山へ川へフィールドワークに行きたいな…。積極的に使いたいので、博物館内でのスケッチにもよさそうです。おすすめ!

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【本日の一品】水引工作所コラボ!円山動物園の記念グッズが可愛すぎる件

すっごいお久しぶりの、「本日の一品」です!今回は、札幌市円山動物園70周年記念グッズを購入しました。

https://twitter.com/kidspromotion/status/1374564863268163588

Twitterで大変な話題になっていたこちら。水引工作所とのコラボ商品で、シンリンオオカミ、レッサーパンダ、ホッキョクグマが水引になっています。水引工作所西荻窪在住。 水引で創作活動をしています。 前職のデザイナー経験で得た色の知識を活かし、手に取っていただいた方の想い出に残www.mizuhikikosakujo.com

水引工作所の詳細はこちらから↑

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どれを買おうか迷い、まあ、必殺全部買い!しましたよね。

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いちばんのお気に入りはこのシンリンオオカミ!舌がちょろっと出ているのがすごくかわいい。

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娘のお気に入りはレッサーパンダ!色数も多いのに、よく編み込まれていますね。すごい技術。

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ホッキョクグマのもちっとした頬っぺたもかわいい。

こちら、水引工作所のウェブサイトや、円山動物園のショップで販売されています。円山動物園への問い合わせはこちらのツイートが詳しいです↓

自分用に購入してニマニマ眺めるのはもちろん、こんなご祝儀袋でお祝いされたら嬉しいに決まっています。

売上の一部は円山動物園に寄付されるとのことですので、楽しみながら貢献できますね。

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【コラム】ミュージアムにまつわるインスタライブを始めて、一年が過ぎました

正確にはもう1年過ぎてしまったと思うのですが…!記念日をまったく気にしない性分がよく表れていますね。

https://www.instagram.com/momonoke.museum/channel/

ミュージアムと関係のない内容のお話をしていた時もありましたが、ここ最近はミュージアムにまつわるテーマを設定して、視聴者の皆さんとコメントをやり取りしながら語り合う、というスタイルを取っています。

インスタ企画|ミュージアムグッズ愛好家◎ 大澤夏美|noteインスタライブから生まれた企画をまとめています。note.com

アーカイブはこちらから閲覧可能です↑

どんなスタイルでやっているのか

例えば最近だと、「図録ナイト☆好きな図録、図録の楽しみ方、見どころ」というテーマを設定して語り合いました。https://note.com/embed/notes/ndfe900329e37

図録はよく買う?グッズと比べて買う?どの展覧会の図録が好き?など、私から質問を投げかけたり、視聴者の方から皆さんに聞いてみたいことをピックアップして、視聴者の方からコメントをいただき、私はそれをnoteに記録しながらやり取りする、というスタイルです。

コメントが上がったらその場で文字にまとめるので、自分のタイピング能力も鍛えられます(笑)1時間があっという間で、2週にまたがってテーマを語り続けることもあります。

グッズ紹介から、視聴者との交流へ

元々は私の戦利品ミュージアムグッズを紹介していました。https://www.instagram.com/p/CD8w3bjlZ_F/embed/

これは去年の夏ごろのライブかな?大阪の博物館で購入したグッズを紹介していますね↑

新型コロナウイルスの影響で博物館のオンラインショップが盛んになってきたので、自宅に届いたグッズをその場で開ける「開封式」が中心でした。今もやります。

ただ、やっていて気づいたのですが、私は自分のものを紹介するよりも、視聴者の皆さんと交流する方が好きなんだな、と思ったんです。
皆さんの博物館への愛を聞くのが楽しい、こんな見方があるんだ!と知るのが楽しい。

それを中心にライブを組み立てた方が面白いのでは?ということで、ここ2、3ヶ月はこのスタイルに落ち着いています。

「本当に豊かな博物館体験」ってなんだろう

最初はただただ、視聴者の方との交流が、とにかく楽しかったんです。

でもここ最近、新型コロナウイルスの影響もあってか、なかなか展覧会に行けないこともあり。実際に現場に行けない今、「本当に豊かな博物館体験」って何だろうと考えるようになりました。

私自身が「ミュージアムグッズパスポート」などで、博物館に関係する方の取り組みをよく聞くことがあります。

百物気 momonoke powered by BASE【プロフィール】日本初!?ミュージアムグッズを専門に取り扱った薄い本を売っているお店です。1987年生まれ。「何世代?」とmuseumgoods.thebase.in

このインスタライブでは、来館者目線で、来館者同士で、「どうやったら博物館という場所をもっと楽しめるのか」というテーマで、「本当に豊かな博物館体験とは何か」を深めていけたらなと考えています。

人が博物館に行く目的は様々ですし、求めるものも人それぞれ。

学びたい人もいれば、癒しを求める人もいる。

そしてその行く目的は、その人の環境や年齢などによって変化していくと思うんですよね。

なので、このインスタライブを通じていろんな来館者の声に触れることで、自分の博物館体験をアップデートするきっかけになればいいなと考えています。

「もっとこうしたら楽しめるかもしれない」

という試行錯誤を、これからも続けていきたいなと思っています。

あらゆる地域の来館者と交流する

あとよく思うのが、アートにまつわるメディアでは首都圏の情報や、おすすめ鑑賞スタイルなどはよく流れてきます。

でも、来館者ってもっと多様じゃないですか!と声に出して言いたいんです。

特に私は北海道に住んでいるので、地方の博物館、地方に生きる人の博物館体験をもっとピックアップしていきたいという思いがあります。

「北海道ではこんな展示をやっているよ」
「広島のここの博物館のカフェおススメだよ」
「熊本のこの地元作家素敵なんだよ」

という紹介大歓迎。

そして、地方に生きる私たちの、今の、生の声を、もっと拾い集めていかなければ、という勝手な使命感を抱いています。

東京に緊急事態宣言が出て展覧会が見れなくても、私の地域の博物館はまだ空いていて、私は感染に気を付けながらこんな風に見たよ、という声。

博物館に気軽に行けない今、自宅でこんな風に博物館体験をしているよ、という声。

いつも私たちは、こんな風に博物館を応援しているよ、という声。

これらは、きちんと集めて記録しておかなければ、時代の風に流されてあっという間に消えてしまうものかもしれません。博物館の中の人にも届かないままかもしれません。

新型コロナウイルスの影響下にある今、未曾有の事態の中で私たちはどんな博物館体験をしているのか。

私のインスタライブで楽しく交流しながら、発信していけたらと考えています。

おわりに

…と、ちょっと熱く語ってしまいましたが、これからも視聴者の皆さんとインスタライブを楽しんでいきたいです。

毎週日曜日の20時から1時間やっています。良ければぜひ遊びに来てくださいね。

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【コラム】「文化財を守る意味」をミュージアムグッズ愛好家が考えてみた

浦幌町立博物館の学芸員である、持田誠さんのこちらのツイート、非常に話題になっておりますね。

すごく興味深い問いだと思っています。多くの方がこの問いに反応し、引用ツイートやリプライでご自身にとっての「自分が文化財を守る理由」を述べています。

私個人としては、北海道の地方で育ち、お金も人員もなくさびれゆく郷土資料館が町にポツンとあり、福祉や観光、もっと突っ込めば、北海道胆振東部地震の復興にお金を使うことが現在急務な町で育ちました。ですので、「文化財を守るって、そんなに大事なことなの?」という人の気持ちはちょっと分かる。

「文化」と「経営」の立場の違い

気になっているのは、コメントされている方々の立場の違い。「文化」と「経営」そのどちらに軸足を置いて活動されているのか、そのスタンスの違いによって対応は変わるよなと思った次第。

この「ミュージアムショップは文化と経営の両輪を回す場である」という私の考えは、学芸リカプロ1年目の文献調査で得たものです。

「文化の人たち」は誰を指すのかというと、「博物館(私の分野に引き寄せればミュージアムショップ)にとって大切なのは、文化的意義である」と考えている人たちです。職務でいえば博物館学の研究者や学芸員や館長が多いのですが、まあそれはいったん置いておいて。

一方で「経営の人たち」は、「博物館(ミュージアムショップ)にとって大切なのは、経営的安定性である」と考えている人たち。職務としてはコンサルをご専門にされている方々や、学芸員やショップのスタッフなど…職務自体はあまり関係ないかもとは思っています。とにかく、そのような意識をお持ちの方、そのような意識を持っていらっしゃる立場の方です。

両者の溝を埋めるのは簡単なことではありません。文化の人たちは「文化財を守ることなんて自明なんだから叱り飛ばせや」ぐらいなこと言っちゃうし、もしくは「ご自身にとってなぜ文化財は大切なのか」という、ある種の思い出話しかできない(これ自体は大切なのですが、具体的な説得材料にはならない)。でもそんなもんなんです。立場的に。

個人的には、ここは経営の人たちが頑張るのが大事かな、と勝手に思っています。具体的な説得をする役割を担った方がいいのかなと。

上記のツイートでは観光・地域の教育・地域の政治・雇用などを例に挙げていますが、文化財を守る大切さを、質問者の文脈と伴走しながら解きほぐしていく作業ができる人たちなのではと思っています。

私の大学院時代のボス、北大文学院博物館学講座の佐々木亨先生と、「博物館に来ない人にとっての博物館とは」というテーマでお話もしました。そちらはミュージアムグッズパスポート4に掲載されていますので、ぜひご参照くださいませ。

ミュージアムグッズパスポート Vol.4 | 百物気 momonoke powered by BASE日本初!?ミュージアムグッズに関する薄い本「ミュージアムグッズパスポート」です。ついに出ました第4号!今回は「新型コロナウmuseumgoods.thebase.in500円百物気 momonokeで購入する

上記から購入可能です↑この機会にぜひ。

文化財が「自分のもの」になる博物館活動とは

では、「文化の人たち」はどうすべきなのか。

私はよく「博物館を自分ごとにする」という言葉を使うんですね。博物館の収蔵品が「自分のものでもある」という意識、収集・研究・保存・活用の一連の活動が、「自分のためでもある」という意識。来館者にこう思ってもらっている博物館は強い。博物館教育と関連したお話しだと思いますし(門外漢なのでもっと勉強します)、ファン作りと近いのかもしれませんが。

先ほど、「自分が文化財を守る理由」を多くの方がコメントしている、と書きましたが、まさにこの方々は「博物館が自分ごと」になっているのだと思いますし、ご自身の生き方の中に腑に落ちるような形で答えが見つかっているのだと思いました。

ですので、今回「文化財を守らなかったら何が困るのか?」というご質問をされた方や、そのような疑問をお持ちの方においては(ツイートでは「納税者」と書きました)、自分の日々の活動の中から答えを見つけられるように促す、手助けすることが、博物館活動としての根幹なのかもしれないと思っています。文化の人たちは日常的な草の根活動を、時代の動きを敏感に捉えながらやっていくしかない。「文化財を守る?当たり前じゃん!その理由は~」と滔々と「語りたがる」人たちを増やす。

何だよそんなことしか言えないのかよ?とお思いかもしれませんが、ミュージアムグッズでお手伝いできる重要なところだと思っています。

おわりに

「じゃあ具体的に、ミュージアムグッズにはどんなことができるの?」という問いへの考えは、次回以降にまとめようかしら。まだまとまっていませんが。

ミュージアムグッズでできること、もしくは「ミュージアムグッズ愛好家」としての自分の活動でできること、を引き続き掘り下げていきたいなと思います。よろしくです。

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【コラム】ミュージアムグッズサミットvol.3を終えての所感(長文です)

11月6日に、ミュージアムグッズサミットvol.3が無事に終了しました!!

ゲストの認定NPO法人大阪自然史センター理事・事務局長の川上和歌子さん、小樽芸術村の佐藤いず帆さん、開会と閉会のご挨拶をしてくださった、佐々木亨先生、山本順司先生、バックで回してくださったスタッフの皆様、そして何より、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

チャットルームも大盛り上がりで、2時間あっという間に過ぎてしまいました。今回も内容と所感をご紹介します。

主な話題提供の内容

ゲストからの話題提供。まずは小樽芸術村の佐藤いず帆さんから、小樽における小樽芸術村の位置づけと、施設のご紹介、コロナ禍での取り組みをプレゼンしていただきました。

小樽芸術村は、ステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店、似鳥美術館の三施設があります。それぞれ特徴のある施設で、ステンドグラス美術館はその美しさからSNSでご存じの方も多いかも?

個人的には「旧三井銀行小樽支店ファンクラブ」の皆さんが作る「なるほど!カード」の取り組みが興味深いです。グッズ開発にもつながりそうな予感。

続いて、認定NPO法人大阪自然史センター(以下はくラボ)の川上和歌子さんより、ショップやグッズのご紹介を通じて、センターの取り組みや歩んできた道のりをご紹介いただきました。

ミュージアムショップを「知的好奇心を満たす普及教育の場」と位置づけ、自然について、自然史博物館についてより深く学び、学びを楽しむ舞台としているとのことでした。

実践例として私も持参したグッズをお見せしたりしていたのですが、いつ行っても物量には圧倒されますし、新鮮な感動をもらえる場所なんですよね…!

多様性の受け皿となるミュージアムショップ

書籍の量が多いのも面白いんですよね。オリジナルグッズは500種類、書籍は1000種類だとか。

博物館との取り決めがある数字とは言え、この量、ボリューム、多様性はすごいです。どんな人が行っても興味のあるグッズが見つかるだろうし、値段に関して言えばポストカードは衝撃の30円!!お子さんがお土産に買えるお値段です。

こういう「多様な来館者を受け止める場としての博物館」の存在は重要ですし、はくラボの運営するショップにもその精神が宿っているというか。博物館とショップが分離しておらず、一体感を感じられます。

コロナ禍で何が起きた?

このように精力的に活動してきたはくラボですが、新型コロナウイルスの影響で運営に苦戦してきました。その対策として、はくラボ応援グッズの販売開始と、クラウドファンディングへの挑戦がありました。

こちらのはくラボ応援グッズは、石田惣学芸員のツイートから着想を得て、ウミサボテンとアマビエがハイタッチしているステッカーとバッジ。そしておうちミュージアムのステッカーを制作。こちらは4月14日の石田学芸員のツイートから、わずか10日で製作し販売を開始した、驚異的なスピード感の中で生まれたグッズなのでした。日頃のはくラボの皆さんのフットワークの軽さが、遺憾なく発揮されたグッズです。

また、クラウドファンディングも最終的に240万円の目標額を達成。そもそも、開始3日で当初の目標額だった100万円を達成したのもすごい…。やはり、「このはくラボは無くてはならない存在だ!」と多くの方が思っていて、それが結実したんだなぁと。

こんな風に、多くの方にその存在を大切にされているはくラボ。サミットの参加者の皆様にその存在をご紹介できて良かったなぁと思いますし、参考になる事例も多いのではないかと思います。

ミュージアムグッズサミットの今後

さてさて、ミュージアムグッズサミットは一応今年度の全3回で一区切り。学芸リカプロの展示関連企画として、「DISTANCE」をテーマに全3回お送りしてまいりました。

今後はどのような形での開催になるかはまだ未定ですが、来年以降も!やるよ!と私は声を大にして言いたい。今後の動きに要注目です。引き続き皆様には温かく見守っていただけるとありがたいです。

最後に御礼を

ゲストの皆様には貴重なお話をお聞かせくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。長年ミュージアムグッズやショップをジャーナリズムとして追ってきた山下治子様、地域との関係性の中から生まれるショップづくりを実践してきた金入健雄様、そして今回話題提供をしてくださった、川上和歌子様と佐藤いず帆様、本当にありがとうございました。

そして参加者の皆様!チャットルームでコメントや質問をたくさんいただき、意欲的に主体的に参加してくださったことが嬉しいです。皆様のご参考になりますよう、これからもフラットに議論したり学びあえる場を作っていきたいです。

バックで支えてくださった、スタッフの皆様、先生方には本当にもう…皆様がいなければ実現しませんでした…。遅くまで作業を手伝ってくださったり、より良い会になるようアイデアを提案し実現させてくださったり!本当にありがとうございました。

それではまた次回以降は通常更新に戻ります。ではまた~!

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【おしらせ】新グッズ爆誕!「展覧会スケジュールシール」作りました!

「ミュージアムグッズコレクションノート」以来!久しぶりにミュージアムグッズパスポート名義で新グッズ作ってみました。

その名も!「展覧会スケジュールシール」というものです。こちらの販売サイトから購入可能です↓

https://museumgoods.thebase.in/items/35638142

中身はこんな感じ

一枚に14種類のシールがあります。内容はこんな感じです。

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上2段の額縁シールは、中に好きなものを書き込むことが可能です。

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シールの内容の選定にあたっては、インスタライブの視聴者の皆さんにかなりご意見をいただきました!本当に感謝です。結構がっつり反映しちゃいましたよ!

こんな風に使ってみよう!

で、私ならこんな風に使うかな…と、使用例を作ってみました。

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この使用例、ほぼほぼ実際の展覧会の会期に準拠してます!

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時計の文字盤のシールも書き込めるようになっています!ですので、自分が何時の予約を取ったのかがわかりやすく書き込めます。もちろん、美容室の予約なんかに使ってもいいかもしれませんね。

意外と侮れないのが作品入替。「あの作品見たかったのに後期日程からだった…!」なんてこと、私はよくありますもんで。

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遠くにイベントシールも貼っています。こちらは気になるオンラインイベントの時に使うのでもいいかなと。

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「気づいたら気になってた展覧会、終わってるやんけ…」なんてこともあります。会期終了シールでちゃんとメモっときましょ。

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マップやショッピングバッグ、額縁シールを使って、ノートや日記の隅にちらりと展覧会の感想を書いたり。

みんなの使い方が見たい!

ということでですね、もし購入された方で実際に使用された方がいらっしゃいましたら、ぜひSNSで使用例をご紹介くださいませ!

インスタでもTwitterでも、#展覧会スケジュールシール のハッシュタグを付けてくださいましたら、こちらから探しに行きます!

もちろん、ミュージアムグッズパスポートや、コレクションノートと組み合わせて使ってもいいと思います。

それでは引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!!

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【コラム】ミュージアムグッズサミットvol.2を終えての所感(長文です)

10月15日に、ミュージアムグッズサミットvol.2が無事に終了しました!!

ゲストの金入健雄さん、開会と閉会のご挨拶をしてくださった、佐々木亨先生、山本順司先生、バックで回してくださったスタッフの皆様、そして何より、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

とにかくもう事例が豊富なのと、気になるキーワードだらけで、今回も「2時間用意したけど時間足りないな…」という気持ちでいっぱいでした。

主な話題提供の内容

主な内容として、地域に根差したミュージアムショップの事例として、八戸ポータルミュージアム「はっち」や、せんだいメディアテークのご紹介をしていただきました。

また、ミュージアムショップの枠を超えて、東北という地域全体の取り組みとして、「東北STANDARD」の事例を。

そして、これからのショップの役割として、山形ビエンナーレや八戸ブックセンターの取り組み。

そして、新型コロナウイルスの影響がまだ根強い中での取り組みとして、「#tohokuru」の事例をご紹介いただきました。

今回、ご参加いただいた方々の中には「地域性」をキーワードに活動してらっしゃる博物館関係者の方や、モノづくりに取り組む関係者の方が多くいらっしゃいました。ですので、コメント欄や質問がたっくさん!本当にありがたいです。

「均質化」の波に抗う

もうね!うわーっ!痺れたぜ!というキーワードだらけだったんです。今回。そのうちの一つがこの『「均質化」の波に抗う』という、金入さんのお言葉でした。

実は打ち合わせ段階から、今回のミュージアムグッズサミットvol.2には、裏・参考文献がありました。

すべての雑貨-恵文社一乗寺店 オンラインショップ版元の夏葉社で品切れており、再入荷のお問い合わせが多かった『すべての雑貨』が重版されました。 西荻窪にある「FALLwww.keibunsha-books.com2,200円恵文社一乗寺店 オンラインショップで購入する

三品輝起さんの『すべての雑貨』。そして…。

雑貨の終わり-恵文社一乗寺店 オンラインショップ西荻窪の雑貨店「FALL」店主。夏葉社刊『すべての雑貨』の著者・三品輝起さんによる待望の第二作が刊行されました。 店www.keibunsha-books.com1,980円恵文社一乗寺店 オンラインショップで購入する

同じく三品さんの著書で、『雑貨の終わり』です。

三品輝起さんは上記2冊の著書の中で、「さまざまな物が雑貨の名のもとに流通し、消費されていくこと」を「雑貨化」と呼んでいるんですね。

金入さんの今回の「均質化」というキーワードも、これにすごく近いお話しだと思うんです。世の中が雑貨化していく中で、工芸や本を事業にしている金入さんは、まさにこの雑貨化に抗っているのではないかと。

どう抗っているのか?というお話しはこの後に割くとして、その「抗い」そのものが、地域とショップとのディスタンスを縮める行為だと思うんですよね。

東北って何?どんな地域?どんな人が住んでいて、皆何を作っているの?という問いがあるとして、そこには確かに生きている「作り手」と「消費者」との関係性があります。そこを丁寧にひも解く店づくりがしたいんだな、というのが金入さんのお話しで伝わってきました。

セレクトをしているつもりはない

もうひとつ!痺れたお言葉がこの、『セレクトをしているつもりはない』というところ。これは、商品を選ぶにあたってどんな基準があるのか?という質問への回答で出てきたんですよね。

セレクトショップって、主従関係があるじゃないですか。選ぶ者と、選ばれる者。常にハイパフォーマンスを求める者と、求められる者。金入さんのお店って、作り手との関係性はそうじゃないんですよね。良い時も悪い時も、常に作り手を支え続けるお店でありたい、そういうスタンスなんだなと。

金入さんのお店作りで心掛けている点として、下記の3つが挙げられました。

(1)職人さんとのチームとしての一体感をつくること。
(2)小売で、消費で地域を支えること。
(3)どんなものを後世に残し伝えるのか?という当事者意識を持つこと。

これはミュージアムショップ作りにおいても、ミュージアムグッズを博物館と共同して作っていく上でも、非常に重要なキーワードだなと思いました。

知即愛のリスペクト

『知即愛』は、哲学者の西田幾太郎の言葉です。地域を深く知ることが即ち、地域への愛につながる。そしてそれはリスペクトになる。とのことでした。

この考え方って、「買い手を育てる」ことにもつながるよなぁ、と私なんかは聞いていて思いました。先ほどの「雑貨化」というキーワードじゃないですけど、「自分たちの地域のことは自分たちが当事者意識を持って考える」ことにもつながると思うんです。金入さんは「小売」という立場からそこにアプローチしているのだなと。地域文化の発展に、自分の立場からどう応答するのか、というところですよね。

これは余談なんですけど、ちょっと前にTwitterで、「美術館や博物館の逆進性」という話題があったんです。

これに対して、このような応答がありました。

金入さんは、「東京が自分たちの地域をセレクトするって、どうなのかな?」という疑問を持ってらっしゃいました。これは私も、すごく思うんですよね。その主従関係というか、残酷さに気づいていないイベントやお店が多くて、すごく辛かったりするんですが。

ここにどうやって抗うか。そういう観点から金入さんの取り組みや、さらに範囲を広げて、ミュージアムショップ、ミュージアムグッズ、博物館の取り組みを見てみると、各地域でそれぞれの立場で頑張る人たちの姿が立ち現われて来るのではないかと思います。

次回以降のご案内

あーーーもっとね!!素晴らしいお話たくさんあったので、皆に見てほしいです!ということでですね、次回のミュージアムグッズサミットvol.3もぜひ見てほしいんです。見てくれた方には、良いことあります。

Vol.3詳細
ミュージアムグッズサミットVol.3
「ミュージアムショップ × 来館者のディスタンス コロナ禍で見えてきた?」

・日時
2020年11月6日(金) 19:00〜21:00

・ゲスト
川上 和歌子 氏(認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター 理事・事務局長)
団体のマネジメントから予算管理までの事務局業務を一手に担う。現在は、社会と自然と博物館をつなぐファンドレイジング戦略や次世代を担う後進の育成を推進。

佐藤 いず帆(小樽芸術村 ミュージアムグッズ担当、学芸リカプロ受講生)
主な仕事はミュージアムグッズ販売における数値管理、商品の管理で、企画展に合わせた関連グッズ導入の企画も行う。目標は、小樽芸術村でこれまでに扱いのなかったミュージアムグッズを導入し、これまで以上にお客様に感動をお届けすること。

・ファシリテーター
大澤 夏美(ミュージアムグッズ愛好家、学芸リカプロ受講生)
博物館経営論の見地からおすすめできるミュージアムグッズを紹介。ミュージアムグッズを通じて博物館の魅力を広める活動に邁進している。

・申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdIueqzrsYdOek8L1gCFn4x_O39vcS3RE59lQniJonAro5JHw/viewform?embedded=true&usp=embed_googleplus

お問い合わせ先
ミュージアムグッズサミット運営事務局
Email: mgs.hokudai☆gmail.com(@→☆)

それでは引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!!

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【コラム】ミュージアムグッズサミットvol.1を終えての所感(長文です)

9月28日のミュージアムグッズサミットvol.1無事に終了しました!!

ゲストの山下治子さん、開会と閉会のご挨拶をしてくださった、佐々木亨先生、山本順司先生、バックで回してくださったスタッフの皆様、そして何より、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

オンスケでかっちり終えた感もあるので、チャットルームで議論や意見交換をしてくださった皆さんは、まだ話足りない部分もあったのではないかと…。

主な話題提供の内容

テーマはミュージアムグッズやショップと、博物館とのディスタンスについて。ざっくりではありますが、私も学べたことを含めて山下治子さんの話題提供をご紹介します。

博物館におけるミュージアムショップという考え方がいちばん最初に紹介されたのは、1977年の国立民族学博物館(以下みんぱく)。これは山下さんの先行研究でも紹介されているのですが、面白いのが千里文化財団を作ってショップの運営を始めたという点。梅棹忠夫さんの組織の作り方に、先見の明アリだよね…。調査などで海外の事例を多く見てきた点や、商才も感じさせる。チャットルームでも唸る声が聞こえました。

その後の1980年代のバブル期における、ミュージアムグッズと博物館の距離の話も興味深かった。この当時の「何かうまく言えないけど、海外の博物館でも売っているようなオシャレなものが欲しいのよ」感は、いわゆる雑貨を指すのかもしれませんし、百貨店の展覧会やグッズの紹介もあって、すごく「時代性」を感じることができました。

ここらへん、私はこの頃に生まれたので肌感覚ではわからないのですが、下記の本を読んでいたので、勉強しておいてよかった感…。

筑摩書房 百貨店の展覧会 ─昭和のみせもの1945−1988 / 志賀 健二郎 著筑摩書房のウェブサイト。新刊案内、書籍検索、各種の連載エッセイ、主催イベントや文学賞の案内。www.chikumashobo.co.jp

また、1990年の東京国立博物館のミュージアムショップオープンをさきがけに、各地でリニューアルや新設館の契機にミュージアムショップを作るところが増え、2000年代以降にかなり増えていったとのこと。博物館の付帯施設的な存在から、博物館の教育施設として、役割が移り変わっていった面もあります。山下治子さんが雑誌『ミュゼ』を創刊されたのは1994年ですので、国内の博物館に「ミュージアムショップ」という概念を根付かせようと尽力されてきたのがよく分かります…。

今回の「ディスタンス」というテーマに絡めて言えば、今回の新型コロナウイルスの影響下で「博物館に行けない」人も多いです。その中でミュージアムショップやグッズというものが、博物館と来館者のディスタンスを縮める存在になっているのではないか、というお話しでまとめてくださいました。

博物館における「文化」と「経営」

ゲストの山下治子さんは、博物館経営論の分野で多く執筆活動をされてきたこともあり、「ミュージアムショップにおける経営とは?」という話題でチャットルームが盛り上がっていた印象です。

ミュージアムショップやグッズには、学芸との協力は不可欠である。でも継続的に博物館の姿勢を表現し続けるためには、「経営」の概念は非常に大事。ここで、私が1年目の学芸リカプロの成果発表会でお話しした、「ミュージアムショップやグッズは、当たり前ですが『文化』と『経営』の両輪が大事ですよね」「その両輪はどちらかが突出していてもダメで、バランスが取れているのが理想ですよね」「でも現在って『ミュージアム and ショップ』じゃなくて、『ミュージアム or ショップ』になってません??」って話と繋がると思うんですよね。

その両輪をどう回すかで皆模索していると思うのですが、やはり自分たちの館に合ったやり方というのがあるわけで、チャットルームでの話題はそこの模索だったな、という印象です。

サミット参加者の「多様性」

博物館経営論におけるミュージアムショップやグッズ、というのは、山下治子さんがここ30年でかなり切り開いてくださっております。そのことへの感謝が深すぎたわ…今回は経営論的なお話しが多かったのですが、先ほどの「両輪」を成熟させていく必要があるなと考えました。文化側の方や、教育論ベースの方のお話しももっと聞きたいですね。

あとはやはり、参加者の皆様のバックグラウンドが多様だったのも、もう感謝に尽きるというか…。なかなかね、業界内での経営的なお付き合いとかもあるので大っぴらに意見交換するのが難しい分野かもしれないですが、こうやってある程度匿名性を担保しつつ、分野を超えて、立場を超えて、多様な参加者が双方向にガンガン語り合える場所って大事だなと。そのためのサミットでありたいなと強く思いました。

新型コロナウイルスの影響下で

今回の反省点、わりと山下さんの話題提供における「過去から学ぶ」点と、チャットルームの「今を生きるミュージアムショップ」点、この2点にフォーカスされたような気がします。なのでもっと未来の話もしたかったですし、新型コロナウイルスの影響とかも聞きたかったのですが、これは次回以降に持ち越しですね。

今回はミュージアムショップ概論、ミュージアムショップ史を学べたのが大きかったですし、チャットルームでの皆さんのやり取りの活発さに、感謝感謝でございます。

山下さんのように、博物館におけるミュージアムショップの存在意義をずっと訴え続けてくださった方のおかげで、こうやって新型コロナウイルスの影響下にある現在も、私たちはグッズやショップを「博物館との懸け橋」として捉え続けることができるんだな…と思いました。

私が今の時代を振り返って、まとめて、ちゃんと捉え続けて、次の世代に託せるように形にし続けなければならないなと強く感じています。気合入った!ぞ!

次回以降のご案内

というわけでですね、あと2回、ミュージアムグッズサミットはございます!多様なゲストにご登場いただきますので、まだまだ皆でがっつりやりましょう!詳細はこちらです↓

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Vol.2詳細
ミュージアムグッズサミットVol.2
「ミュージアムショップ × 地域のディスタンス リスペクトってどんな形?」

・日時
2020年10月15日(木) 19:00〜21:00

・ゲスト
金入 健雄 氏(株式会社金入代表取締役社長、東北スタンダード株式会社代表)
せんだいメディアテーク、八戸ポータルミュージアム「はっち」にてカネイリミュージアムショップを運営。東北の工芸品や文房具、書籍などのセレクトを通じて東北の魅力を発信し続けている。

・ファシリテーター
大澤 夏美(ミュージアムグッズ愛好家、学芸リカプロ受講生)
博物館経営論の見地からおすすめできるミュージアムグッズを紹介。ミュージアムグッズを通じて博物館の魅力を広める活動に邁進している。

・申し込みフォーム

Vol.3詳細
ミュージアムグッズサミットVol.3
「ミュージアムショップ × 来館者のディスタンス コロナ禍で見えてきた?」

・日時
2020年11月6日(金) 19:00〜21:00

・ゲスト
川上 和歌子 氏(認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター 理事・事務局長)
団体のマネジメントから予算管理までの事務局業務を一手に担う。現在は、社会と自然と博物館をつなぐファンドレイジング戦略や次世代を担う後進の育成を推進。

佐藤 いず帆(小樽芸術村 ミュージアムグッズ担当、学芸リカプロ受講生)
主な仕事はミュージアムグッズ販売における数値管理、商品の管理で、企画展に合わせた関連グッズ導入の企画も行う。目標は、小樽芸術村でこれまでに扱いのなかったミュージアムグッズを導入し、これまで以上にお客様に感動をお届けすること。

・ファシリテーター
大澤 夏美(ミュージアムグッズ愛好家、学芸リカプロ受講生)
博物館経営論の見地からおすすめできるミュージアムグッズを紹介。ミュージアムグッズを通じて博物館の魅力を広める活動に邁進している。

・申し込みフォーム

お問い合わせ先
ミュージアムグッズサミット運営事務局
Email: mgs.hokudai☆gmail.com(@→☆)

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それでは引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!!

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【本日の一品】「フランス絵画の精華」展のオリジナルグッズをゲット!

大阪市立美術館で「フランス絵画の精華ー大様式の形成と変容」展を見てきました。その時にオリジナルグッズを購入したので紹介します~!

展示自体は、副題の通り17世紀~19世紀のフランス。古典主義、ロココ、新古典主義、ロマン主義などの、「様式」がいかに作られたのか、どう変容してきたのかが紹介されています。美術史が怪しいワイ、もっと勉強してきたら楽しい展覧会だったに違いないと反省…。

「ベルサイユのばら」コラボグッズを発見!!

今回発見したグッズの中で一番の見どころはこちら。

画像1

ベルサイユのばら クリアファイル 300円

画像2

ベルサイユのばら メモ帳 250円

ベルサイユのばらーーー!!!時はまさに18世紀のストーリーですもんね。コラボグッズとして、クリアファイルとメモ帳が販売されておりました。

【ピクサーからディックブルーナまで 夏休み、お盆休みのおすすめ展覧会情報】2020年8月8日(土)~19日(水) | アルトネ 2020年8月8日(土)~19日(水)の福岡、九州、山口のおすすめ展覧会情報を一挙ご紹介!(展覧会名をクリックすると詳細artne.jp

こちらにも情報ありました↑

事前に全然リサーチをしていなかったので、まさかこんなコラボグッズがあるとは知らず…昨今の「な、なぜこのイラストレーターさんとコラボしたのだろう…?」と疑問になるコラボよりずっと良い。

ベルばらファンは作品世界を展示で楽しめますし、これを機に「ベルサイユのばら、ちゃんと読みなおすかー」って方もいるんじゃないかしら。もっとがっつりコラボしてほしかったー!

その他グッズ

他にもこんなグッズを見つけたので買ってきました。

画像3

色鉛筆 990円

外箱へのプリントだけですが、色鉛筆は珍しいなと思い購入。作品は、エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン《クリュソル・フロランサック男爵夫人、アンヌ=マリ・ジョゼフィーヌ・ガブリエル・ベルナール・ド・ブーランヴィリエ》です。溌溂とした表情を描いた作品だったな。

画像4

ボールペン 305円

こちら、展覧会オリジナルかと思ったら、東京富士美術館の表記があったボールペンでした。

東京富士美術館公認ショップ ミュゼック・ストア / ボールペン 散歩musek-store.com

こちらでも購入できます↑

プリントされている作品はマネの《散歩》ですね。

画像5
画像6

マスキングテープ 600円

オリジナルのマスキングテープもありました。展示作品が縦に並んだデザインです。これならもう少し幅が太いテープだとありがたかったな…。

おわりに

過去に何度か、「コラボグッズはせめて!せめて展示と関係あるものにしてくれ!!」と言っているのですが、今回のベルばらコラボ、もっと踏み込んだものにしてほしかったなー。とっても良いコラボなのに

https://note.com/embed/notes/na254ec21bf33

こことかでぎゃんぎゃん言っているのでぜひ↑

もう少し、購入したものツアーは続きます!引き続きお楽しみに◎

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【本日の一品】ウポポイ開業セットを購入しました!

ウポポイ(民族共生象徴空間)、7月12日(日)にオープンしましたね!

ウポポイ(民族共生象徴空間) NATIONAL AINU MUSEUM and PARKアイヌ文化を白老から世界へ。ainu-upopoy.jp

私が出張に出かける日にオープンしたので、まだ行けていないんですよ…家族で行きたいので土日だな…と思いつつ、まだ出張でやり残した仕事を前に逡巡しています。

ということで、まずはグッズを購入して、気分だけでも味わおう!ということで、ウポポイの開業セットをオンラインショップで購入しました。

ウポポイオリジナルグッズセット-ウポポイ 国立アイヌ民族博物館オンラインショップウポポイ開業を記念したオリジナルグッズのセットです。 特別価格でご提供いたします。 セット内容 ■<オリジナル>アイヌのainu-upopoy-museum.shop2,800円ウポポイ 国立アイヌ民族博物館オンラインショップで購入する

私が買ったのは売り切れだったので、今はこのオリジナルグッズセットが購入できます↑

ウポポイPRキャラクター トゥレッポん ボールチェーンマスコット マタンプシ付き

画像1

ちっちゃいぬいぐるみが来た!こちらは、ウポポイの公式PRキャラクターであるトゥレッポんです。トゥレッポん – 概要アイヌ文化を白老から世界へ。トゥレッポんのページです。ainu-upopoy.jp

トゥレプ(オオウバユリ)の女の子で、手には茎と円盤状の保存食を持っています。頭にはマタンプシという鉢巻きを巻いていますね。

アイヌの伝統楽器 ムックリ

画像7

伝統楽器をオリジナルグッズで買えるのは嬉しい!令和元年度文化庁長官表彰を受賞された、鈴木紀美代さんの製作です。

何度か演奏を体験したことはあるのですが、どうしても唇が痛くなってしまって…!全然演奏に至りません。練習しなくては!

刺繍マスク

画像8

マスクの制作は登別アシリの会。一点一点手作りで、刺繍の色も物によって異なります。私はこんなカラフルな刺繍のマスクが届きました!

ウポポイPRキャラクター トゥレッポん パタパタメモ

画像2
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四角く折りたたんで持ち運べるのですが、折るのがもったいなくてこのまま保存しています。トゥレッポんの豆知識付き。

その他の文房具

画像4

他にもポストカードが付いてきました!3種類!

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A5クリアファイル アイヌ文様

画像6

A4クリアファイル 木綿衣

クリアファイルは2種類!サイズ違いの物がついてきました。

おわりに

もっとですね、アイヌ文化について学べるグッズがあるといいなとは思っています。開業したばかりですので、これからどんどんショップも発展していくことを願って…!

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