【本日の一品】「フランス絵画の精華」展のオリジナルグッズをゲット!

大阪市立美術館で「フランス絵画の精華ー大様式の形成と変容」展を見てきました。その時にオリジナルグッズを購入したので紹介します~!

展示自体は、副題の通り17世紀~19世紀のフランス。古典主義、ロココ、新古典主義、ロマン主義などの、「様式」がいかに作られたのか、どう変容してきたのかが紹介されています。美術史が怪しいワイ、もっと勉強してきたら楽しい展覧会だったに違いないと反省…。

「ベルサイユのばら」コラボグッズを発見!!

今回発見したグッズの中で一番の見どころはこちら。

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ベルサイユのばら クリアファイル 300円

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ベルサイユのばら メモ帳 250円

ベルサイユのばらーーー!!!時はまさに18世紀のストーリーですもんね。コラボグッズとして、クリアファイルとメモ帳が販売されておりました。

【ピクサーからディックブルーナまで 夏休み、お盆休みのおすすめ展覧会情報】2020年8月8日(土)~19日(水) | アルトネ 2020年8月8日(土)~19日(水)の福岡、九州、山口のおすすめ展覧会情報を一挙ご紹介!(展覧会名をクリックすると詳細artne.jp

こちらにも情報ありました↑

事前に全然リサーチをしていなかったので、まさかこんなコラボグッズがあるとは知らず…昨今の「な、なぜこのイラストレーターさんとコラボしたのだろう…?」と疑問になるコラボよりずっと良い。

ベルばらファンは作品世界を展示で楽しめますし、これを機に「ベルサイユのばら、ちゃんと読みなおすかー」って方もいるんじゃないかしら。もっとがっつりコラボしてほしかったー!

その他グッズ

他にもこんなグッズを見つけたので買ってきました。

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色鉛筆 990円

外箱へのプリントだけですが、色鉛筆は珍しいなと思い購入。作品は、エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン《クリュソル・フロランサック男爵夫人、アンヌ=マリ・ジョゼフィーヌ・ガブリエル・ベルナール・ド・ブーランヴィリエ》です。溌溂とした表情を描いた作品だったな。

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ボールペン 305円

こちら、展覧会オリジナルかと思ったら、東京富士美術館の表記があったボールペンでした。

東京富士美術館公認ショップ ミュゼック・ストア / ボールペン 散歩musek-store.com

こちらでも購入できます↑

プリントされている作品はマネの《散歩》ですね。

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マスキングテープ 600円

オリジナルのマスキングテープもありました。展示作品が縦に並んだデザインです。これならもう少し幅が太いテープだとありがたかったな…。

おわりに

過去に何度か、「コラボグッズはせめて!せめて展示と関係あるものにしてくれ!!」と言っているのですが、今回のベルばらコラボ、もっと踏み込んだものにしてほしかったなー。とっても良いコラボなのに

https://note.com/embed/notes/na254ec21bf33

こことかでぎゃんぎゃん言っているのでぜひ↑

もう少し、購入したものツアーは続きます!引き続きお楽しみに◎

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【本日の一品】岡本太郎記念館でアトリエを満喫!

さて、2月初旬の東京でのミュージアムグッズ巡りの旅、これにて終了でございます。この日は岡本太郎記念館へ行ってきました!

ようこそ岡本太郎記念館へ!www.taro-okamoto.or.jp

この記念館は、岡本太郎が1954年から1996年に亡くなるまで、50年近く使用していた住居兼アトリエ。なので館内は、どこか彼の生活と創作のにおいがしてドキドキしちゃいます。

館内は岡本太郎ワールド!

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もうずいぶん前に一度行ったきりで、グッズも持っていなかったのですごく楽しみにしていたのでした。

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一歩敷地内に足を踏み入れた瞬間から、そこはもう岡本太郎ワールド!お庭にも彫刻がたくさん!

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そんなお庭が館内から楽しめる…と思ったら、ここも作品でいっぱい!『坐ることを拒否する椅子』もありますね。素敵な邸宅だったんだな…と思っていたら、設計は坂倉準三だったんですね。

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アトリエは使っていた道具や作品群が!もう圧倒されちゃう。岡本太郎ファンもそうじゃない方も、この空間をぜひ楽しんでほしいですね。

グッズも岡本太郎ワールド!

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ポストカードセット記念館 990円

さてさて、そんな岡本太郎記念館のグッズを紹介しましょう!

まずはポストカードセット。カードがぴったり入るサイズのファイルも!カードを使い終わったら収納ケースにしてもいいかもですね。おしゃれ。

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マグネット 太陽の塔セット 1,980円

皆大好きマグネットも購入。これは太陽の塔の顔(?)の部分ですね!これが冷蔵庫に貼ってあるお家になりたい!と思って購入しました。保存しちゃうけどね。

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TARO MONEY 明日への神話 2,000円

ほぼ日刊イトイ新聞のサイト内でも販売されていたTARO MONEY、記念館のショップでまだ販売がありました!

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経緯はこちらのサイトが詳しいですね!ほぼ日刊イトイ新聞 – TARO MONEYwww.1101.com

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ボールペン 太郎 1,320円

フローティングペンもありました。私、フローティングペン好きなんですよね…ちょっとナンセンスなくらいがちょうどいいんですよ。これは、腰に手を当てた岡本太郎がすいーっと上下するもの。

ただこれらのいわゆる「岡本太郎グッズ」だけではなく、記念館全体の良さを表現するグッズがもっと欲しかった!という印象。せっかくの坂倉準三建築ですしね!

フローティングペンも、記念館からすいーっと岡本太郎が出てくるデザインがあったら、あと3本は買って周りに配ったかとおもいます!

おわりに

4月22日(水)現在、岡本太郎記念館は5月6日(水)まで臨時休館中です。再開の日を楽しみに待ちたいですね。

それではまた次回~!

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【本日の一品】椿を堪能せよ!根津美術館で安らぎのひととき。

こんなに東京もコロナウイルスが蔓延してしまうとは…いつもお世話になっている人もそうでない人も、皆さんの安寧を祈り続けています。

今回は、先日、根津美術館に行ったときに購入したものをご紹介しますね!

百椿図をぜひ見てほしい!

百椿図(ひゃくちんず)ってご存じですか?根津美術館東京・南青山に実業家・初代根津嘉一郎の蒐集品を元に1941年に開館した根津美術館。国宝、重要文化財を多く含む日本・東洋古美www.nezu-muse.or.jp

根津美術館にあるコレクションの一つなのですが、狩野山楽の描く美しい椿に、文化人の和歌や漢詩などが添えられています。

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百椿図 1,200円

その展示があまりにも素敵だったので、紹介されている冊子を購入しちゃいました。発色の再現もよくできていて、読み返すたびに感動が蘇ります。

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シール 百椿図 200円

シールも一緒に購入しちゃいました。ほらこんなに、椿の楽しみ方のバリエーションが描かれているんですよ!

「え、これも椿の品種なんだ!」という変わり種もあったりして、ぜひ椿好きは手に取ってほしい逸品です。

燕子花図のグッズはもちろんたくさん!

根津美術館といえば、尾形光琳の《燕子花図》ですねぇ。

根津美術館東京・南青山に実業家・初代根津嘉一郎の蒐集品を元に1941年に開館した根津美術館。国宝、重要文化財を多く含む日本・東洋古美www.nezu-muse.or.jp

もちろんそのグッズもたくさん取り揃えられています。

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香り袋 燕子花図 880円

一番気に入っているのはこちらの香り袋。保存用にしか購入していなかったのを悔やむ…衣類の引き出しに入れて香りを楽しみたい!

お香は結構いろいろなミュージアムショップで揃えられてきたのですが、香り袋ってなかなかないんですよね。東京都庭園美術館にサシェはあるのだけど。

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燕子花図の文房具も充実しています。これはだいぶ前に購入したふせん。

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燕子花マスキングテープ 600円

マスキングテープも!お手紙などに張ると一気に華やぎますし、何より実物を見に行きたくなりますね。本当に素敵なので、多くの方に見ていただきたいなぁ。

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これもだいぶ前に購入した懐紙。お茶会だけでなく、仕事場でちょいとお菓子をつまむときなど、ティッシュ代わりに使ってみてもいいかも!

双羊尊グッズもチャーミング!

根津美術館を代表する考古の収蔵品といえば、そう!双羊尊!

根津美術館東京・南青山に実業家・初代根津嘉一郎の蒐集品を元に1941年に開館した根津美術館。国宝、重要文化財を多く含む日本・東洋古美www.nezu-muse.or.jp

羊の頭が合体した酒器です。めちゃくちゃ貴重な品で、大英博物館と根津美術館のもの以外には遺っていないそうです。

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お干菓子 双羊尊 880円

お茶をやる方はもちろん、この可愛さはそうでない方にも楽しんでほしいですね。私は東京土産として、根津美術館に行ったときはよく友人に買って帰ります。パッケージも上品なので、年上の友人にいつも喜んでもらえます。

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双羊尊変形ポストカード 金茶 200円

ポストカードは変形のものを購入しました。ミュージアムショップには使用例も紹介されていて、これがクスリと面白い。ぜひ見てみてくださいね。

おわりに

「都内の美術館のミュージアムショップならどこがおすすめ?」と聞かれると、私は結構根津美術館と答えています。素敵なミュージアムグッズがそろっているのはもちろん、コレクションとして名品も多く、独自性のある展示がされているので、ショップだけではなく展示をがっつり見てほしいです。建築も楽しいですしね。

ここ最近全然更新できていないのですが、それでも遊びに来てくださる方が多くて感謝感謝です。引き続きよろしくお願いいたします。

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【本日の一品】東京国立博物館でグッズ買いました&OBIKAKEインタビュー更新!

ぐえーーなかなか定期更新に至っていないのですが、紹介したいグッズはまだまだあるのです!

先日、東京国立博物館に行ってきたので、ミュージアムショップに寄ってきました。いつ行っても新商品があるのが本当にすごい!

東海道五十三次 トランプ

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元マジシャンの夫の存在もあってか、ミュージアムグッズでトランプがあるとつい買ってしまいます。これは木箱に入っています!高級感ありますねー。

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裏面はこんな感じです。藍色がきれい。

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表面はこんな風になっています!印刷もきれいですね。子どもと遊びながら、広重の作品に親しむのにもよさそう!

刀剣マスキングテープ

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刀剣ブームのおかげで、たくさん商品が出ていますね。こちらにはマスキングテープが何種類か出ていました。

刀剣は全然詳しくなくて…そんな私でも名前を知っている、三日月宗近のものを購入してみました。

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テープになっていてもすごい迫力!刃の途中ではちぎって使えないですね…。他の種類も集めたいところ!

マグネット

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普段マグネットってあまり買わないんですが、国芳の金魚づくしが可愛くて、手に取ってしまいました。

こういう、モチーフが抜き出されたものに弱いんですよね…。他にも種類があったので、こちらもちょっとずつ集めていきたいです。

クリップ

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見返り美人図のクリップです。ブックマーカーにもいいかも?と思って購入しました。ま、私のコレクションなので使いはしないのですがね。

品のあるデザインなので、年上の方への贈り物にもよさそうです!

OBIKAKE更新中!

ご縁をいただきまして、美術館情報サイト「OBIKAKE」さんにインタビューを掲載していただいております。

全4回の掲載で、あと2回!週に一回の更新です。

私の謎な活動を取り上げてくださり、嬉しい気持ちでいっぱいです。ミュージアムグッズを通じて楽しむ博物館活動、もっと広めていきたいものです。

おわりに

ちょっと体調のこともあり、バタバタしているので定期更新は難しいかもですが、来週も一回は更新したいところです!引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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【本日の一品】ハマスホイ展でグレーの色合いを堪能してきたの巻

北海道は非常事態宣言で家に引きこもっているミュージアムグッズ愛好家です。こんにちは!

先日、東京でマニアフェスタに出展した際に、少しですが博物館めぐりができたので、購入したグッズを紹介いたします!

来週はコンスタントに更新できればと思うので、家で過ごす際の読み物になればと思います。よろしくです!

今回購入したミュージアムグッズ

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キーリング 窓 1650円

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タオルハンカチ 扉 880円

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お箸 グレー 1870円

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ノート 農場の家屋、レスネス 880円

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大判ポストカード 205円

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ポストカード 153円

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一筆箋 660円

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キャンドル グレー 1100円

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ガチャガチャ 300円

こうやって振り返るとなかなかに爆買いしていますね…。

展示の見どころと感想

ハマスホイとデンマーク絵画/東京都美術館

会期:2020年1月21日(火)~3月26日(木)
会場:企画展示室
休室日:月曜日、2月25日(火)
※ただし、2月24日(月・休)、3月23日(月)は開室
※2月29日(土)~3月16日(月)まで、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、臨時休室
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室:金曜日、2月19日(水)、3月18日(水)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)

前回のハマスホイ展を見られなかったので、今回はリベンジできて嬉しい!

個人的には、デンマーク絵画の成立や、スケーイン派のくだりが印象に残りました。スケーイン派。展覧会サイトから引用すると…。

1840年代のデンマークではナショナリズムが高まりを見せ、美術においても王立美術アカデミーを中心にデンマーク固有の風景や伝統的な慣習を残す人々の暮らしを描くことが推奨されました。そうした時代背景のなか、1840年代以降、「未開の地」ユラン(ユトランド)半島へ足を延ばす画家が現れ、1870年代初頭、半島北端の漁師町スケーインが「発見」されます。

この地を訪れた画家たちが描く、独特の厳しい自然環境や、そこに暮らす漁師たちの姿などを通じてスケーインの評判は広まり、国境を越えてこの小さな漁師町に集う芸術家たちはスケーイン派と呼ばれるようになりました。

どうでしょう、私は何だか地元北海道のことを想起しました。首都圏の画壇に消費される地方のこと。地方への一方的な憧れ。そのように描かれる内容は、果たして地方に生きる人々の何を描き出しているのでしょうか。ここらへん、とても興味深いテーマなのでもっと掘り下げて見てみたかったです。

また、その後デンマーク絵画の人気は室内画へと移っていくのですが、前述のスケーイン派との関りが、どうハマスホイの絵画へなだれていくのかがちょっとわかりにくいキュレーションかもしれません。

ただやはり、生で見るハマスホイの作品は素晴らしく、その静謐さの謎をもっと知りたくなってしまいました。これは関連書籍読んで調べてみようかな(「ヒュッゲ」と関連付けするのはちょっと違うのでは…とも思いつつ)。

展示とミュージアムグッズのつながり

私が行く前からSNSで評判だったグッズ。ハマスホイの室内画の特徴である、グレーの表現の幅広さなどが表現されていたグッズでした。

グッズ製作は株式会社Eastさんです。代表の開さんのインタビューを「ミュージアムグッズパスポート vol.2」で展開しております。ご興味ある方ぜひに!

ミュージアムグッズパスポート Vol.2 | 百物気 momonoke powered by BASE日本初!?ミュージアムグッズに関する薄い本「ミュージアムグッズパスポート」です。お待たせしました第2号!巻頭特集は株式会社museumgoods.thebase.in500円百物気 momonokeで購入する

それでは購入したグッズを振り返ってみましょう。

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このポストカードの裏面も…。

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こんな風に。ひとつひとつどのようなグレーが使われているのかが表現されているんです。これはすごい労力だ…。

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文房具沼の皆さんからも評価の高いノート。製本に力入れています。こういうね、既製品に印刷しただけではなく、「この展覧会にはどのようなノートが最適なのか」と、一から商品づくりをしているのが素晴らしいですよね。日本製へのこだわりも強く、ぜひ本国デンマークでもがっつり販売してほしいです。

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箸やキャンドルなど、「室内」で使えるグッズが多いのも特徴的です。これもデンマーク絵画の室内画への移行を意識しての展開なのでしょう。

グッズで展覧会をどう解釈するか、作品の素晴らしさをどう持ち帰ってもらうか、暮らしの中で展覧会や作品のことを思い返してもらうにはどうすればよいのか。考えられて作られているグッズでした。

おわりに

本当にもう散財してしまって、会場にいた人もほとんど散財している模様でした。だよね。買っちゃうよね。こういう品のあるグレーを中心にしたグッズそもそもが少ないので、貴重なチャンスとばかりに皆さん購入したのかもしれません。

休室明けに、また来場者の皆さんが楽しんでくれることを信じて…!

ではまた次回!

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2019年!ミュージアムグッズベスト5

今年も選んでみました!2019年に購入したミュージアムグッズの中から、お気に入りのモノたちを5つ選んでみましたよ。

昨年のベスト5はこちらをぜひ↓

順番はゲットした順になります。それでは張り切って行ってみよー!

【三菱一号館】「フィリップス・コレクション展」オリジナルグッズ

株式会社Eastさんが手がける企画展のオリジナルグッズはどれも素晴らしいのですが、個人的に思い出に残ったのは「フィリップス・コレクション展」のグッズでした。

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これですよこれ。展示されていた作品をポストカードにして、全部セットにして販売!ってやつ。思いつくアイデアだとしても、実行するまでがめちゃくちゃ大変なはず…よくぞやりとげてくれました!という感じです。

朝市の開館で並び、一日限定5セットを買い求めました。でもショップに行ったらもうすでに3セットしか残っていなくて、皆さんお目が高いぜ…と唸りました。

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娘とホテルに帰ってから、好きな絵を模写して楽しみました。図録とはまた違った面白みがあるので、この企画はまた是非やってほしい!いや、実現するのが大変だとは思いますが。

【北海道大学総合博物館】「K:39考古学から見た北大キャンパスの5000年」オリジナルグッズ

今年話題になったミュージアムグッズといえばこれでしょう。それが地元札幌から出たというのも面白い。

北大式の土器でタピオカが飲めるこちらです。現在、カフェでの販売は終了しましたが、土器はショップでまだ買えますよ!奥さん!

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この存在感たるや。考古学という分野に注目が集まったのも嬉しいし、地方からグッズで攻めるぜ!という話題が生まれたのもまた嬉しい。地方の博物館のグッズはベーシックなものが揃いがちですが、こんな風に攻めの姿勢で来年もぜひ頑張っていただきたい…!応援します…!

【東京ステーションギャラリー】「辰野金吾と美術のはなし」オリジナルグッズ

新しいグッズの在り方、ワークショップとの連携、という、博物館経営論的に「これは!」と思ったのが、こちらの「辰野金吾と美術のはなし」のオリジナルグッズです。

Maker’s Baseと連携して、オリジナルグッズを来館者自らの手で作ってもらおうという試み。

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ワークショップを通じてグッズを作るという試みはこれまでもあったと思うんですが、専門の会社にお願いし、高品質なものを作れるのが新しいですね。短い展示期間に合わせてグッズを作るのは大変なので、学芸の皆様の負担も少し軽減したのでは…?と、その辺のお話も是非伺ってみたい!

【日本科学未来館】オリジナルグッズ

そして最近悲しいニュースが出てしまった日本科学未来館なのですが、私は今年購入したこちらの鉛筆と付箋が好きです!

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未来館の最大の切り口でもある「未来への問い」を前面に押し出したグッズ。デザインもおしゃれで、TABI LABOさんにも掲載していただきました。ミュージアムグッズ愛好家・大澤夏美さんの「絶対的お気に入りのペン」5選もちろん「かわいいだけ」で買ったっていい。でもこの記事を読み終わる頃、きっと「かわいい」のひとつ向こうへ視点がいくはず!tabi-labo.com

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こちらの付箋もおすすめです!

ちなみに今回の件の私の見解はこちらです↑

【札幌市民交流プラザ SCARTS】ARAMAKI オリジナルグッズ

最後はこちら!こちらも札幌発信です。鮭箱を使った作品作りをしているARAMAKIさんのオリジナルグッズです。

素晴らしい作家さんで、もっと多くの皆さんに活動やコンセプトや作品を知ってほしい!ARAMAKIさんを通じて、北海道の鮭がどのように人と関わって来たのかに、興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです!

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展覧会のグッズコーナー。こんなにたくさんあるんですよー!

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今回はカレンダーを購入したのですが、もっと折り紙や他のグッズも欲しかった…!来年はもっと集めるんや…!

おわりに

今年のグッズセレクション、いかがでしたでしょうか。今年はあんまり日本全国を周れなかったので、どうも札幌と東京中心のセレクトになってしまいましたね。来年はがっつり日本全国を回りたい!

皆さんの今年のベストミュージアムグッズも見たいよー!ぜひSNSなどでつぶやいてください!ハッシュタグ「#ベストミュージアムグッズ2019」でぜひ!!

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【本日の一品】「東京ビエンナーレ2020計画展」を雨の中見てきたの巻

東京での博物館旅もいよいよ佳境に入ってきました!今回は土砂降りの雨の中、「東京ビエンナーレ2020計画展」を見て、アーツ千代田3331のオリジナルグッズも購入してきたのでご紹介します!

購入したミュージアムグッズ

今回はアーツ千代田3331のオリジナルグッズを2つほど購入してきました!

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3331Tシャツ 3,331円

まずはTシャツ!このロゴ可愛いですよね。普段使いできちゃう。黒地の印刷もとってもかわいい。

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クリアファイル 200円

こちらはロゴ入りのクリアファイルを記念に買ってまいりました。

展示の感想と見どころ

この日は取材の間で伺い、しかも雨だったので、かなり駆け足になりましたが見れてよかった~!

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アーツ千代田3331、とてもきれいな会場です。来年の「マニアフェスタvol.4」でもあるので、参加者として行けるのがとっても嬉しいな。

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この日の目的はこちら。東京ビエンナーレ2020計画展です。

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会期 2019年10月12日(土)〜11月4日(月・祝)会期中無休
開場 11:00-19:00 入場は30分前まで
会場 アーツ千代田 3331 1階 メインギャラリー (千代田区外神田6-11-14)
主催 一般社団法人東京ビエンナーレ
入場料
一般500円、高校生以下無料(入場料収入は東京ビエンナーレ2020の支援金として活用いたします)
HOW TOKYO BIENNALE?東京ビエンナーレ2020 計画展 | 東京ビエンナーレ2020 プレイベント東京ビエンナーレ2020 プレイベント東京ビエンナーレ2020は、文化芸術にとどまらない多方面のジャンルの専門家や地域住民・企業人たちと共に、2020年とその先tokyobiennale.jp

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もう展示は終わっちゃいました…。私もぎりぎりに駆け込んだので見られてラッキーです。

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ふむふむと思いながら見ていて、一番楽しみなのはこの「Praying for Tokyo 東京に祈る」。東京の過去への鎮魂、という視点はとても大事。もっとこういう視点でキレキレな作家が来るのかな、と思っていただけに、ちょっと全体的にポップだなという印象でした。

色々、展示による作品のプレゼンテーションは見れたものの…うーん、ちょっとまだ芸術祭全体をぶち抜く芯が見えなくて、散漫な印象です。「東京」をテーマに各作家が好きなことやってるイメージ。

なのでこの展示を見た来館者が、意見を書いたりできるスペースが展示として設けられているとよかったなと思います。双方向でのコミュニケーションがしたい!という気持ちになりました。

展示とミュージアムグッズのつながり

私はもっとアーツ千代田3331のオリジナルグッズが欲しかったのですが、ショップを何周もして見つけられたのが、Tシャツとクリアファイルだけでした。昔はもっとあった気がするんだけどな…。

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この施設はロゴもこんな風にシンプルで素敵なので、もう少し展開してくれたら嬉しいな、なんて…!

東京ビエンナーレのグッズもこれからですよね。個人的には、芸術祭のオリジナルグッズで一つプロジェクト作ってほしいくらい。東京じゃなくてもいいし札幌でもいいんだけど。それが成立する時代になってきてると思うんですよね。むしろやりたいんだが…!

おわりに

東京旅はこれでいったんおしまいです!長々とお付き合いいただきありがとうございます。今週残りの更新は年末ということもあるので、今年の展覧会やミュージアムグッズのベスト5などの企画をあげようかな?

それではまた次回~!

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【本日の一品】世田谷美術館で「展覧会の後方支援」としてのグッズ展開を考えるの巻

東京旅も終わりに近づいてきたこの日、卯野たまごさんと一緒に世田谷美術館「チェコ・デザイン100年の旅」に行ってきました!

そのあと、CatsMeowBooksさんにも連れていっていただき、充実した一日でした…!

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娘は猫さんを愛で、大好きな重松清作品を購入しホクホク。私はビールをいただき卯野さんと楽しくお話して、幸せな一日でした…!

購入したミュージアムグッズ

さて、今回購入したグッズ。展覧会グッズと美術館のオリジナルグッズを購入してきました!

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クリアファイルA4(ティーセット) 440円

このラジスラフ・ストナルの耐熱ガラスのティーセット、とっても素敵でした。ストナルの作品をちゃんと見るのは初めてだったので、もうメロメロです。

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クリアファイルA5(ネコのアコーディオン) 374円

こちらはリブジェ・ニクロヴァーの≪猫のアコーディオン≫。実家でもネコを飼っているのですが、びっくりした時の猫って、確かにこんな風にアコーディオンみたいになることがある!ピンとした尻尾も驚いた表情も、この表現でとってもリアルに感じます。

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ポストカード 122円

椅子好きの娘が絶賛、ヤン・チェトゥヴルニークの≪コクシー≫です。「こんなカッコいい椅子見たことない!」と大絶賛。確かに実物で見るとね、椅子なのにすごい迫力と存在感なのです。

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ルソーキャンディ 300円
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ルソーキャンディ、だいぶ前に購入していたのですが、食べきってしまったので再度購入。ロングセラー商品ですよね!

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ルソースケッチブック 631円

ルソーグッズはスケッチブックも。この箔押しで600円台で買えるのも嬉しい。

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ルソートートバッグ 1,406円

トートバッグにもルソー作品が。普段使いできそうなデザインですね。

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右上から時計回りに、

魯山人マスキングテープ 459円

稲垣知雄 猫ふせん 400円

花森安治ピンバッジ(ぶどう) 825円

世田谷美術館といえばルソーと魯山人…と思っていたのですが、稲垣知雄作品もあるのか!とグッズで知るの巻。こうやって収蔵作品が少しずつグッズになっていったら楽しいな…。

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魯山人マスキングテープの柄はこんな感じ!ワイの爪がアップになっててお恥ずかしや…。

展示の感想と見どころ

岡崎、富山と巡回して、世田谷にやってきたこの展覧会。私はそこまでミュシャ好きではないので、どうかなーと思っていたのですが、「デザイン」という観点から見るキュビズムなど、とっても面白い作品ばかりで満喫できました!

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食器とか、もう腰砕けですよ、素敵すぎて…。前述の通り娘は椅子が好きなので、「この溶接どうなってるの…?」と下からのぞき込んだり、「素材同士の組み合わせが面白い!」と大変満喫していた模様。

私もキュビズムに近年興味があるので、チェコでどのように発展していったのかをデザインから見ることができてとっても面白かった!

展示とミュージアムグッズのつながり

…なので個人的にはもっとグッズを展開してほしかったです!!展覧会規模的に難しかったのかもしれませんが、ミュージアムグッズからも「後方支援!」という形で、展覧会をガンガン後押ししてほしかったです…!

特に立体作品が多かった展示だけにグッズ展開は難しかったかもしれませんが、椅子の関連グッズがもっと多かったら娘はがっつりお金を落としていたと思います(主に私の財布を通じて)。

美術館のオリジナルグッズも、「世田谷にゆかりのある作家を知る」ことにもっとフォーカスしたものが見たい!と個人的には思います。せっかく公園の中にあるので、フィールドワークを意識したグッズとか。

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でも世田谷美術館さん、こういう小さなショッパーにもちゃんと工夫を凝らしていて好き!こういうところ!こういうところなんですよ!と常々思います。

おわりに

展覧会を満喫したあと、卯野さんと娘とレストランでお昼食べました。世田谷美術館はレストランがおいしいのでお勧めです…!

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私はキッシュのセット!ふふふ!お散歩中のワンちゃんたちも外にたくさんいて、モフモフさせてもらって娘は幸せそうでした。

それではまた次回の更新をお楽しみに~!

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【本日の一品】大倉集古館で建築に酔いオリジナルグッズを購入したの巻

さ、ミュージアムグッズ購入旅の話に戻ります。続いては大倉集古館!リニューアルしてから行っていなかったんです。

大倉集古館について

ただ、この日はすぐにこの後予定があって、展示をあまりじっくり見ることはできず…大好きな建物を堪能しました!

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大倉集古館は博物館建築としてもとても楽しい。関東大震災後、残った資料や収蔵品を元に、伊東忠太の設計の元に復活したのがこの大倉集古館です。

東洋の様々なエッセンスがちりばめられた建物の設計や内部の意匠、これらを見て歩くだけでもかなり満喫できます。

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大倉集古館と言えば2階のこのテラス!リニューアルでも残っていてくれてよかった!大倉集古館の建築は、ただのホワイトキューブじゃないから面白い。伊東忠太設計の思想を受け継いでるなぁ…と感じるところが沢山。エレベーターひとつ、階段ひとつとっても、凝られていない意匠がないんじゃないかと思うほど、豪華絢爛。

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娘も「何かお姫様になった気分…」と楽しんでおりました。

グッズについて

さて、今回もいくつかグッズを購入してきたので紹介します!

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お香(夜桜) 1100円

ミュージアムグッズに御香!?と思う方も多いかもしれませんが、こういう香り物、実は結構あるんですよ。これは横山大観の夜桜をイメージして作られたものですね。恐らく松栄堂さんのお香なのでしょう。

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一筆箋 550円

こちらの一筆箋は小林古径の≪木菟図≫。私の写真が下手なのであれなのですが、暗闇の中に浮かぶミミズクと、艶やかな梅とのコントラストが美しいんです!

一筆箋の中には丁寧な解説付きで、一筆箋の図案も2種類!使い切るまで楽しめますよー!

画像3
プレミアムクリアファイル 1000円
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「クリアファイルに1,000円!?」と思うことなかれ。なんせプレミアムですからね。

これは作者不詳の≪籬に葡萄図≫をモチーフにしたもの。一回だけ実物を見たことがあると思うんですが、これがまあ素晴らしい。金箔に胡粉でキラキラしているのだけど、すごく落ち着いた印象。その時の思い出がぐっと蘇る一品です。

こういうね、金の色をどう出すかに印刷技術の全力を見ることができるのも楽しい。ミュージアムグッズの制作会社さん、頑張ったんだろうな…。

おわりに

今回は短い記事で大変恐縮です…。でも美術ファンならずとも、大倉集古館は名品ぞろいだし建物も面白いので、ぜひ行ってみてほしい!

それではまた次回~!

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