こちらもまたずいぶん前の話で大変恐縮です…「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を6月の終わりに見てきました。
終わった展覧会のことは書かないようにしたいと思っているんだけど、こちらは大阪にも巡回するのでいいよ…ね…?
1700年代後半から世紀末にかけてのウィーンの芸術を網羅的に見ることができ、特に私はウィーン工房大好き人間なので、まとめて作品が見れたことが何よりの喜び…。
オットー・ワーグナーの手がけた椅子とか、椅子好きな娘にはたまらなかっただろうな。見せてあげたかったな。装飾の細やかさと美しさ。工業製品としてのプロダクトの美しさに圧倒されました。
細部まで手を抜かないグッズたち
で、ですよ。そんな素晴らしい絵画やプロダクトなどのデザインを見たあとに訪れるショップですよね。これはもう、お客様の求めるレベルは高いと思います。ポストカードひとつ、バッグひとつとっても、質の高さが求められると思いますし、「ウィーン・モダン」という展覧会の本質を表現し、魅力を最大限に拡張するグッズでなくてはなりません。
ちなみに今回のグッズを製作されたのは、株式会社Eastさん。「ミュージアムグッズパスポート2」にロングインタビューが掲載されておりますので、ぜひに!
一番最初に手に取ったのがこちら。百物気 momonokeのMのマグカップ。実はこのM、どこから来たフォントなのかというと…。
やった!オットーワーグナーの椅子からもじったものだ!!と一人で大喜び。このように、アルファベットの各文字が展示作品のあらゆるところから使用されていて、「私の頭文字はどの作品だろう」と楽しむこともでき、「こんなに文字が使われていたんだ…」という発見にもつながります。
マスキングテープもそんな感じです。どのアルファベットも素敵で迷っちゃう!
続いてはこちらの付箋。中を開けてみると…。
こんな風に、シルバーになっているんですね!質感が最高なのですよ…
実はこの付箋、クリムト展との連続性もありまして…
じゃん、クリムト展の付箋はこちら。こちらはゴールドなんです。お守りのように絵に守られた付箋。どちらも大事に大事に持ち歩きたい。
こちらのTシャツはクリムトの着ていたスモックをイメージしたもの。ここに印刷するのすごいな。普通胸や背中なのにね。しかもこちらは実物が展示室内にあったので、ミュージアムショップに行ってこれを見つけると、かなりびっくりしますよ!
こちらは グスタフ・クリムトとエミーリエ・フレーゲ の刺繍キーホルダー。身長差も同じなんですって!
最後はこちら。展覧会と同時期に作曲された音楽たちを聴くことができるプレイヤーです。
マーラー好きの友達が「マーラーだマーラー!」と興奮しており、そのラインナップにいたく感動しておりました。
中はこんな感じ。あらゆる芸術が互いに影響を受けあっていた時代、同時代に作曲された曲を聴きながら絵を眺めるのもオツなものですね。
おわりに
いかがでしたか?優れたプロダクトも並ぶ展覧会だっただけに、どういうグッズが並ぶのかな?と思っていましたが、とっても素敵なグッズばかりでした。散財を抑えるので必死でしたよ…。
ではまた次回~!
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