ネクタイの個展「のぼってくだる」が切なくてかわいい

2017年3月7日から3月12日で開催されていた、イラストレーターユニット・ネクタイさんの個展「のぼってくだる」に行ってきました。

[blogcard url=”https://www.nenene-necktie.com/blank-3”]

ひとめぼれ雑貨店「toitoitoi」も運営してらっしゃいます。期間中に記事更新できなくてごめんなさいっ!

会場は大丸藤井セントラルの7階スカイホールです。シンプルな会場がネクタイさんワールドに変身しています。

平面作品だけではなく、お家を模した作品や、3月12日に開催された絵本ライブの舞台も残っていました。右上の一角がワークショップになっています。

絵と絵の間に植物も。絵本の世界に紛れ込んだような世界観を作り上げています。

人気作品が集結!

作品は購入できるようになっていました。この作品が一番欲しかったです。ですが、残念ながら売約済みでした。うーん、またどこかで購入する機会はあるかしら…

欲しい作品はほとんど売約済みだったんですよね…もっと早く足を運べばよかったと思うほど。盛況さが窺えます。
作品の大きさは様々でしたが、落ち着いた色遣いと、どことなく漂う切なさがたまらなく好きなんです。

アンケートコーナーもかわいい

会場の一角にはこのようなコーナーが。

こちらはアンケートコーナー。置いてあったボールペンにもネクタイさんの絵が描かれています。

書いたアンケートはこちらのポストに投かんします。こちら何と、ネクタイののりおさんが小学生の時に製作したものだそう。クオリティ高いなぁ。現在のネクタイさんの世界観ともぴったりです。

絵本感覚で楽しめる作品

そして、会場の真ん中にあったお家。この中にも絵が描かれていて、まるで「ミッケ!」のような感覚で「ネクタイの家」「カラスのいえ」などを探します。

子供連れ歓迎の展示だったとのことで、当日も子供たちが中に入って楽しそうに探していました。

「パンをはこぶしごと」の連作も展示・販売されていました。何作かまとめて欲しくなってしまいますねー。危険。

人気の物販コーナー

こちらには物販コーナー。

先ほどの「パンをはこぶしごと」がハンカチとセットになって販売されていました。

そして、今回の展覧会のタイトル「のぼってくだる」の絵本が、展覧会BGMのCDとセットになって販売されていました。

「パンをはこぶしごと」「のぼってくだる」も手作り感が満載なZINEのようだったのですが、個人的にはしっかり製本された絵本が見たいなーという感想です。絵が素敵だったので、それに負けないクオリティの絵本を今後は期待してしまいます。

オリジナルのマスキングテープとボールペンも販売されていました。私はこの両方を購入。

擬音語をテーマにしたシリーズ。他にもポストカードやレターセットがありました。まだ勿体なくて開けてない!かわいい~!

アンケートコーナーにも置いてあったオリジナルのボールペン。SARASAですね。私は猫柄にしました。書き心地もやはり安定のSARASAです。

1000円以上お買い物をするとこのくじ引きができます。コーヒーやお米などの豪華な商品も用意されていたようです。

私?もちろんくじ運が無いのではずれです。でも、はずれてもかわいいポストカードがもれなくもらえます。

会場出入り口のガラスケースにはこちらも展示しておりました。

ネクタイのお二人が子供だった頃の作品が展示されています。特にこの猫の絵、めちゃくちゃ上手くないですか?この絵すらも買いたいです。

展示への関りが見える「ありがとう」

大丸藤井セントラル1階のガラスにも、ネクタイのお二人の作品が描かれています。

今回の個展に協力した方々とスタッフの方々を描いたものだそう。

セントラルさんはわたしたちに
どこまでも自由にやらせてくださって
コピーも考えてください とのことで
春は「出会い」のことしか思いつきませんでしたし
感謝の気持ちを伝えたかったので
この言葉を選びました

[blogcard url=”https://www.hitomeborezakkaten.com/single-post/2017/02/17/%E5%87%BA%E4%BC%9A%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86”]

思えば、個展では子供たちや来場者の笑顔で溢れていたし、セントラルのスタッフさんもネクタイのお二人のお子さんと遊んでいたりして、とっても和やかな雰囲気でした。この展示を実現させるための作家さんとスタッフさんの頑張り、互いのとても良い関係性と感謝が伝わってきた展示でした。

あとはどうにかして作品を購入したい…という想いが渦巻いています。うーん、また次回!

テラダモケイでジオラマや名作のワンシーンを持ち帰る

札幌のグランビスタギャラリーサッポロで開催されている、「テラダモケイ+ TERADAMOKEIの現在展」に行ってきました。

2013年の7月にオープンした、市内でも比較的新しいギャラリー。札幌グランドホテルの1階にあるので、ホテルの宿泊客だけでなく、私のような一般客も楽しめるようになっています。

[blogcard url=”http://www.grand1934.com/gallery/”]

テラダモケイ「+(プラス)」ってなんだ?

テラダモケイは一言でいえば建築模型に添えるアクセサリー。よくありますよね。スチロールなどでできた建築模型に、紙でできた人や木が付いていているの。

生活空間をイメージさせるのにぴったりなこの模型、展覧会での出品後に問い合わせが増え、プロダクトとして販売を開始した、という経緯だったそうです。

今回の展示では、テラダモケイ「+(プラス)」というのがミソ。つまり、ほかの企業やブランドとコラボレーションして生まれた作品を中心に展示されているとのことです。
なので、お客様のプレゼンテーション用のアクセサリーというよりは、このアクセサリーだけで空間を構成でき、世界観が確立している作品が多く見られます。

[blogcard url=”http://www.grand1934.com/gallery/art/terada_201701.html”]

展示では、パネルと展示台、映像でテラダモケイの作品を紹介しておりました。

パネルは、上部に写真と説明を配置し、下部に組み立て前と後の作品を配置しています。このレイアウトはおしゃれだと思いました。参考にしよう。

登呂遺跡の模型で博物館のジオラマを手に入れた気分に

私が気に入ったのはこの弥生時代。国指定史跡 登呂遺跡を再現した模型です。

「テラダモケイと考古学…?」と最初は不思議に思ったのですが、そこはさすが建築模型といいますが、住居の再現の美しさに目を見張りました。

住居の周りには登呂人や生活道具、稲や動物も。当時の生活ぶりが丸ごと再現されており、博物館の再現ジオラマを手にしたような気分でした。快感。

ちなみにこの模型は自分で色を塗るようになっています。なんと、タミヤとテラダモケイのコラボレーション、静岡登呂博物館監修の、この模型専用のタミヤカラーです。
遺跡を実地調査し、石器や土器などの色をしっかり再現しています。遺跡が変われば土も変わる。この再現度はぜひ考古学を専攻している友人に模型と一緒に贈りたいです。

[blogcard url=”http://www.teradamokei.jp/product/tenkei/specialedition/toro.html”]

展示台でお気に入りの模型を探そう!

続いては展示台に並べられている作品を見てみます。ぎっしり隙間なく敷き詰められていて、ちょっと目移りしてしまいます。
ここから気に入ったのをいくつかご紹介。

ますはサイクルロードレース編。
この、展示ケースを斜めに走っていく構成がたまらないですね。疾走感や道の高低差も感じさせます。さりげなく「悪魔おじさん」がいるのもご愛敬。

[blogcard url=”http://www.teradamokei.jp/product/tenkei/1100/1100-no63.html”]

空間構成という意味では、このテニス編も好きでした。
テニスコートを構成する道具とプレイヤー。シンプルなだけに、余計に試合の緊張感も際立ちますし、プレイヤーの孤独さも伝わってきます。手に汗握る試合を観戦している気分です。

[blogcard url=”http://www.teradamokei.jp/product/tenkei/1100/1100-no58.html”]

最後はこの「忠臣蔵 墓前に報告編」です。
「討ち入り編」「松の廊下編」に続く、忠臣蔵三部作の最後を飾る作品とのこと。泉岳寺での墓前に報告する名シーンが再現されています。いかにもクライマックス。
紙なのに、後姿なのに、どうしてこんなに一人一人の気持ちが伝わるような模型が作れるんだろう…

私は忠臣蔵に詳しくないのですが、見る人が見れば、どれが四十七士のうちの誰に当たるのかわかるんだろうなぁ。時代劇ファンに贈りたい模型です。

[blogcard url=”http://www.teradamokei.jp/product/tenkei/1100/1100-no54.html”]

名作のワンシーンを購入!

物販では展示されている作品の一部を購入することが可能です。

どれにしようかかなり迷ったのですが、私はこの「ひまわり」にしました。戦争の悲劇を描いた名作ですね。

このひたすらひまわりだけを組み立てる感じ。葉と花が別パーツなので、太陽の角度によって微妙に角度が違う様子を再現できます。その方がリアリティが出ますね。

展示ではこのように。周りの作品がケースいっぱいいっぱいに配置して構成していたのに対し、この「ひまわり」はケースの中央に固まって花々が群れていました。

ひまわりの中にたたずむ主人公。にぎやかな色使いと花なのに、静寂で満ち溢れています。
戦争の悲惨さ、切ない結末を思い起こさせる素晴らしい模型だと思います。

[blogcard url=”http://www.teradamokei.jp/product/tenkei/1100/1100-no68.html”]

最後に

ミュージアムグッズとしてこのテラダモケイを見かけることも多いのですが、登呂遺跡やひまわりのように、展示で得た経験や作品を見た感動を小さく閉じ込めておけるのが、個人的には面白いと思います。
博物館大好き人間なので、登呂遺跡の模型とタミヤカラーも手に入れてみたい!

皆さんのお気に入りの一品も見つかるかも?おすすめです!

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「テラダモケイ+ TERADAMOKEIの現在展」
期間:1/26~3/7
場所:グランビスタギャラリーサッポロ

物欲に従え!2017年に買いたい雑貨5選

あけましておめでとうございます。野火です。
新年早々体調を崩しておりますが、今年も素敵なミュージアムグッズや雑貨をハントし、展覧会を見漁って楽しく生きていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

と、いうわけでですね、早速この物欲記事に参りましょう。
2017年にこそ手に入れたい品々を一挙ご紹介!

雑貨という名のごとく、何でもありのセレクトになりますが少しでもご参考になりますように。

蛾売りおじさんのブローチ

昨年の個展に行けず、昆虫大学や博物ふぇすてぃばる!での出展が無かったので、会いたくて会いたくて震えている作家さん。
「蛾売りおじさん」という名のごとく、蛾をモチーフにした刺繡ブローチを制作しています。

[blogcard url=”http://blog.goo.ne.jp/higenogauri”]

大好きなカイコのモチーフも素敵なのですが、私が一番欲しいのはこちら…!

そう!ヨナグニサンの巨大ブローチ!!
シンプルなドレスにつけてパーティに行きたい欲がすごい。なんなら自分の結婚式でウェディングドレスにつけたい。
というか、ドレスもブーケも花冠も虫仕様にしたい…!旦那や娘が許してくれそうにないけど、やりたい…と妄想が膨らむ日々です。

ムシメセンの文庫革「日本の昆虫」シリーズ

名刺入れの新調を検討していて、憧れの文庫革がいいなーと思っていたら出会ってしまったこちら。

ああもぅ鼻血もの。文庫革で昆虫。
私は上のツイートの右側のタイプを狙っています。

仕事柄、昆虫をモチーフとしたものでもきっと大丈夫(?)と踏んでいるので、少しお金を貯めてこれを買ってしまおうかと検討中です。
他にも長財布や小銭入れなど素敵な商品がたくさんあるので、気になる方はぜひ覗いてお金むしり取られればいいと思うの。

[blogcard url=”http://thesekaizuan.ocnk.net/product-list/3”]

Sola cube Mineral

植物の種子をアクリルキューブの中に埋め込んだSola cube。
長年買おうか迷っていたのですが、今回その鉱物バージョンが出たということで、もう完敗です。買いますごめんなさい。

[blogcard url=”http://usaginonedoko.net/products/solacube_mineral/concept/”]

なんと尊い…美しい…!
陽の光が当たる棚に飾って、その透明感を存分に楽しみたい所存です。
最初にどの鉱物を買おうか、悩むのもまた楽しいです。

wakuseiのiPhoneケース

気になるアクセサリーブランド、wakuseiのものが何か欲しいなーと思っておりまして。
琵琶湖で集めたビーチグラスを使って、ポップで幻想的な作品を制作している方なのです。

[blogcard url=”https://www.instagram.com/wakusei_chiho/”]

イヤーアクセサリーを買おうかなと思っていたのですが、このiPhoneケースに一目ぼれしてしまった…!

[blogcard url=”https://twitter.com/chiitan_awatan/status/812562933871886337”]

ぐあーーーーー(悶える声)
もうだめですやられました。紅白歌合戦の照れながら恋ダンスしたガッキーと同じくらい悶えた。
私のスマートフォンがそろそろご臨終なので、新調するタイミングでオーダーしてみようかなと思います。

warang wayanのamiami

warang wayanのカゴバックはどれもかわいいのですが、その中でもamiamiシリーズが好きです。
持ち手の色もいくつかあって、私は白をずっと狙っています。

[blogcard url=”http://www.kurasukoto.com/store/products/warang-wayan/bali-goods/012251.html”]

絶妙な透け感と、爽やかな持ち手の色でとっても軽やかな印象。
薄着になる夏にガンガン使いたい!

でもこちらはどのお店でもなかなか入荷せず、違う色が入荷して涙をのむこともしばしば…!
こればかりは運です。おみくじ引いてないですが、自分の今年の運をここで使えると信じて探し求めます。

最後に

いかがでしたか?
この5選に加えて、今年もさらに素敵な雑貨に出会うことがあるでしょう。
アンテナを張り続けるのって幸せ。悩むのも幸せ。

世のミニマリスト、断捨離ブームからの揺り戻しがそろそろ来るんじゃないかと思っているので、今年はみんなで雑貨に溺れようぜ!と、世界の片隅から雑貨愛を叫び続けたいと思います。

昆虫大学☆戦利品

先日書いた昆虫大学の入学レポート、多くの方に読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。

[blogcard url=”http://momonoke.wpblog.jp/zakka/vol06”]

今回はその続き、ゲットした物たちを一挙にご紹介します!
振り返っても嬉しくなっちゃう素敵な品揃えです。今年中に更新できてよかったーー…

みのむし商店

北海道大学博物館のミュージアムショップでもお取り扱いがある、みのむし商店の商品。
今回はずっと狙っていた物たちをハンティングしてきました。

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東京の虫ハンドミラー(600円)/オオミズアオのキーホルダー(750円)

カバンが小さいときにそっと忍ばせられるハンドミラーがほしくて購入したのですが、どうしようもったいなくて使えない…
オオミズアオのキーホルダーも好きで買ったのだけど、これももったいなくて以下略

ハンドミラーはこちらから。
[blogcard url=”http://www.minoji.net/mushi/iroiro.html”]

オオミズアオのキーホルダーはこちらからも購入できます。
[blogcard url=”http://www.minoji.net/mushi/refrector.html”]

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日本の昆虫ロックグラス ピュアホワイト(1400円)

こちらもずっと狙っていた物。オンラインショップにあるプラチナやゴールドもすごくほしい…当日はこちらで日本酒をいただいたのですが、味は格別でした^^

[blogcard url=”http://www.minoji.net/mushi/mug.html”]

うみねこ博物堂

博物雑貨大好き人間としては見逃せないお店、うみねこ博物堂のブースでもお買い物しました。
実店舗にも行けたので、こちらも後程記事にします。

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昆虫のバッチ(350円)

チープなプラスチックの素材感が楽しいバッチを購入。

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こちらのボタンは一目ぼれで購入。
キラキラっぷりに娘が「えーかわいいこれ欲しいー♡」とねだるものの、中の昆虫の絵柄に気づいて一歩引いていました。

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ひよこまめ雑貨店のミニ紙バッグも購入。
何度も言いますが、うちにはカイコのぬいぐるみがあり娘が可愛がっているので、「おままごとのお買い物バッグにしたい!」とねだられました。
今度買いだめしておこう…

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ハエトリグモのポストカードもゲット。
ポストカードは種類がたくさんあって迷ったのですが、ここはやっぱり今年の校章にもなっているハエトリグモにしました。

日本野虫の会

前回の博物ふぇすてぃばるで購入して以来、日本野虫の会のアクリルキーホルダーのファンなんですよね…

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めちゃかわ…これこそ近くの博物館で売ってほしい…絶対子どもたちがコンプリートしたがる…
今回は2つ購入しますた。

昆虫文献 六本脚

そ!し!て!ポスターを買ったよーーーー!
実はこの瞬間が一番テンション上がりました。

dsc00230 dsc00231はー美しい。額装して部屋に飾りたいのだけど、まだ家族の許可を得られていません…

はくらぼ[大阪自然史センター]

いつも楽しくお金をむしり取られるはくらぼのブースでは、こちらを購入しました。

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「マンガ版マキコ団長の実録!自然史はくぶつかん」はずーっと読みたかったのでうれしい!
クリアファイルはムナカタハキリバチです。ふわふわ!

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研究室のマグカップ事情ww
学芸員の皆さんのコメントがまたシュールで秀逸です。

 

昆虫大学

昆虫大学のブースではフィールドノートをまず購入しました。

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表紙が箔押し…/// 
一時期、京大のフィールドノートを仕事用に使っていたので、ちょっともったいないけど積極的に使っていこうかなと思います。

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早速、過去の昆虫大学のスタンプを押してみました。

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これは箔押し体験でチャレンジした成果…れ、練習します…

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そして!学長メレ山メレ子さんの「メメントモリ・ジャーニー」のポストカードを2種類ともゲット!
西村ツチカさんのイラストが好きだったので嬉しい!これも額装して飾ろうかな。

マメコ商会

そして、マメコ商会では念願のスカートをオーダーしました!

私はこの黄色いカタゾウムシのスカートをオーダーしました。
ロングのタイトスカートになるように採寸したので、完成まで体形をキープしていなければ…

おわりに

先ほど夫に「この記事を見れば、どれだけ現地で散財したかがわかるね…」と言われてしまい、戦々恐々です。
ま、この他にもお土産や書籍を購入したので、実際はもう少しお金を使っているんですけどね…
いいんです。そういうイベントだもん!!
また次回、楽しいイベントとなりますよう、楽しみにしております^^

昆虫大学☆入学レポート

12/17-18に横浜で行われた、昆虫大学2016に入学してきました。すごく幸せな空間でした。

[blogcard url=”http://konchuuniv2016.strikingly.com/”]

簡単ですがレポートと感想です!

カオス渦巻く幸せ空間

そもそも昆虫大学とは何かというと…

昆虫大学は、昆虫その他の「蟲」のもつ多様な魅力をプロから学ぶ不定期開催イベントです。作家・芸術家・研究者・昆虫を生業とする人々を講師としてお招きし、虫と虫好きの異様な熱気に満ちた世界をチラ見せすることを目的とします。2012年にアートフェス「TRANS ARTS TOKYO」にとつぜん出展、以後は決まった学舎を持たず、さすらいの昆活(昆虫活動)をつづけています。

要するに、虫好きが自己の好きパワーをフルスロットルで開放する場所なんですよね。
私自身は虫好き…はもちろんなのですが、虫をモチーフとした雑貨が好きだし、自然科学系のミュージアムグッズも好き。どちらかとお買い物目当てで参戦しました。

しかしこのイベント、体験ものがとっても楽しかった…ので、本記事ではその様子をご紹介します。戦利品は週末に整理して写真撮ってから、またご紹介しますねー!

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ロゴはハエトリグモ。かわいすぎか…
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入場直前、女子で混雑…!
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大盛況でした!

ふれあい昆虫館で虫愛ずる姫君になる

まずは、オオゴマダラの幼虫をおさわりしてきました。

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お隣の方が手に乗せて愛でているのを撮影させてもらいました
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ムニムニ動いてて可愛いよーー

やっぱり私は道民なもので、オオゴマダラと言えば喜界島、喜界島と言えば水曜どうでしょう「リアカーで喜界島を一周」ですよね。
番組の中では成虫しか紹介されていなかったので、幼虫が見れて嬉しい! 
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そして蛹はこんなに黄金色!!きれい!!宝石かよ!!と大興奮。
ちなみにこちらの蛹、昆虫夜学(夜の部のイベント)の際に無事羽化したそうです。ええのぅ…

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つづきまして、アクテオンゾウカブトの幼虫。で、でかっ!

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はぁーでもこちらもムニムニしてた…他にもいろいろなお触りOK虫がたくさんおりました。
幼虫に謎の母性がさく裂し、全然知らない方と一緒に「可愛いですねー…」と、一緒に目を細めておりました。幸せ。

AntRoomでアリに見惚れる

そして、Ant Roomさんのブース!
勤め先にアリを研究していた後輩がおり、彼女からこちらのAnt Roomさんの存在を教えていただきました。
それ以来、もうアリが気になって気になって…とっても楽しみにしていたブースでした。

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クロオオアリの立派な巣…!キャプションありがたすぎ…!

アリビギナーにはとってもわかりやすいキャプション付のアリの巣。昆虫好きな子供たちが食い入るように見ていたのが印象的です。
こちらでも、幼虫めっちゃスベスベしてた…良さ…

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そして!Twitterで予告されていたパラポネラ!

想像以上に大きくてむせ返ってしまった…
でも大きい分、一挙一動をじっくり観察できるし、他のアリとのコミュニケーションも、肉眼でばっちり見れた!大きいアリは…いいぞ…

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同じ高さから撮った隣のアリ。デカさ際立つ。

いわたまいこさんの細密切り絵に驚愕する

昆虫大学には展示コーナーも!切り絵作家のいわたまいこさんの作品が展示されていました。

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え…これ…切り絵…?

マジかよこれ絵じゃないのかよ…と呆然。
近くで一緒に見ていた人たちも、同じように口をあんぐりしていました。
私の祖母も昔切り絵をやっていたので、この作業の細かさ、大変さはわかっているつもりです。なので余計にすごかった…

丸山宗利先生の標本にくぎ付けになる

展示コーナーには、丸山宗利先生の標本も展示されておりました!

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女子の目を釘付けにしたプラチナコガネ。
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あれ、宝石箱かな…?

圧倒的な美しさに感動しました。自然界にはこんなに美しい生き物がいるのね…

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丸山先生は著作も購入し、サインもがっちりいただいてしまいました。
帰りの飛行機の中でむふふふと読み漁りました。

昆虫料理研究会で虫食に勤しむ

個人的にいちばん衝撃的だったこちらのブース。
私、ついに虫を食べます!!

[blogcard url=”http://insectcuisine.jp/”]

昆虫料理研究家の内山さんがカウンターに立っていらっしゃったので、いろいろお話を聞きながら楽しく虫食してきました。

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まずはこちらのセット。

私: 「ん、このサイダーは梨っぽい味!丸いケーキはブルーベリーっぽいなぁ…どっちも美味しい!」
内山さん: 「あ、それね。サイダーはタガメ、ケーキはクロスズメバチ入りね」
私: 「ふぉぉぉぉ…」

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内山さん: 「ちなみに中身はこれね。乾燥させただけだけど、食べてみる?」
と、ご厚意でケーキに入れる前の状態も食べさせていただきました。
これが意外と、花のような香りと甘酸っぱさで…なかなか美味。

dsc09743続いてこちら。スズメバチと、ミールワームと、コオロギの素揚げ三点セット。
これも美味しかった!コオロギはエビを感じるし、ミールワームもじゃがいものようなデンプンっぽいまろやかさ。

私: 「横のお塩みたいなのは何ですか?」
内山さん: 「あ、これね、カイコパウダー」
私: 「oh…(娘聞いたら泣くやつや)」

樹液酒場で泥酔する

虫を食べたらお酒も飲みたくなった!!ということで、樹液酒場さんで虫のラベルがついた日本酒をいただくことに。

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こんなに種類があるのねー!
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ムカデのお酒をいただきました。

みのむし商会で購入したロックグラスに注いでいただきました。
盛り上がる会場を眺めながら、チビチビ呑むお酒…美味しすぎる…
最近めっきりお酒に弱いので、もうベロベロ…すっかりハイテンションになったので、次はこちらに挑戦です!

日本野虫の会で勇ましい気持ちになる

そう!これも人生初の特攻服です!!

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人生初の特攻服

お酒を飲む前は「どうしよう…着てみたいけど恥ずかしいし、混んでるし…」などと言い訳を振りまいていたのですが、酔っぱらいは怖いですね。
ノリノリでスタッフの方にお声がけし、写真も撮っていただきました!!

ではどうぞご覧ください。

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ででーーん
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ででででーん!

ナニコレ特攻服めっちゃ楽しいやんけ…地味に似合うし…
日本酒の影響で目が据わっているので、ある意味写真写りがいいです。また着たい!ヤンキー楽しい!

好きなものを好きと言うこと

イベントが終わって、この心地よさは何だったんだろうと帰りの飛行機の中でぼんやりと考えていました。

うみねこ博物堂さんのこのお言葉通り。昆虫大学の感想も出展者や参加者のブログやSNSで拝見しましたが、上記の感想をあちこちで見かけました。そのたびに、本当にいいイベントだったんだなぁと思います。

自分や他人の純粋な「好き」という気持ちを大切にすることが、どうしてこんなに難しくなってしまったのでしょう。
にわかのくせに、何にも知らないくせに、私の方がこんなに知ってるのに…等々、「自分の方がすごい」と言いたいがために、相手の対象に対する気持ちをけなすことが、どうしてできるのでしょう。
でも私だってそうなのです。自分が一番になれなくて、悔しくて、他人が妬ましくて。人を羨んで比べて、見下して安心して。でもそんなことをしていたら、自分の「好き」という気持ちが色褪せてしまうのも当たり前です。

何かを好きというために、別の何かを貶めない。そんな当たり前だけどなかなか実行できないことを、中川翔子は軽やかにやってのけている。そんなしょこたんをお手本に生きていきたい。
―しょこたんを尊敬してる

そのときにふと思い出したのが上記の言葉です。そうだよね、ホントその通りだよね、と昆虫大学を経て心から納得できました。
自分の存在やプライドをかけて好きなものは、好きな気持ちを大事にし続けたい。
好きなものが違っても比べない。私の方がすごい、俺の方が知っている、と言わない。
たったそれだけのことで、人が集まる空間は幸福で満たされる。
昆虫ビギナーも、年季の入った玄人も、研究者もアーティストも、その経験や知識量に関係なく楽しんでいる姿が印象的でした。

生き物が好き。昆虫が好き。
その気持ちに素直になるだけで自由になれる、仲間ができる。

私もミュージアムグッズの仲間がほしい。
無いなら作ればいいんだよね。

そんなことに気づかされた、貴重な経験でした。
スタッフ、関係者の皆様、お疲れ様でございました!!