【本日の一品】初訪問!太田記念美術館で話題のマステを購入したの巻

東京でのミュージアムグッズの旅。続きましては太田記念美術館へ。

何気に初訪問だったんですよね。ほとんど渋谷行かないもんですから。今回の企画展は「青のある暮らし ―着物・器・雑貨」でした。

[blogcard url=” http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/lifewithblue “]

戸栗美術館との連携企画で、浮世絵と陶磁器を中心に暮らしの中の「青」をピックアップした企画。すごく好きな色なだけに、展示を見ているだけでメロメロになる良企画。熱い東京ですが非常に涼しげな展示でした。

さてグッズ。私はこちらのマスキングテープがお目当てなのでした。

歌川幾英「しん坂かげゑづくし」のマスキングテープ。雑誌などでミュージアムグッズの特集が組まれたときに、結構掲載されているグッズだと思います。元の浮世絵が素晴らしいだけに、こうやってグッズ化されると本当にどこにもないオリジナリティが生まれますね。

歌川国芳、歌川広重、の描いた猫のシールも購入。国吉はシャープでリアル。広重は丸みを帯びて可愛い感じがよく出ています。

次回も続きます!ミュージアムグッズの旅!どうぞよろしくです~!

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【本日の一品】鈴木康広「雪の消息 / 残像の庭」を娘と堪能しまくったの巻

東京でのミュージアムグッズの旅、小休止で今日観に行った展示の感想を書こうと思います!

そう!鈴木康広さんの「 雪の消息|残像の庭 」を見てきたのでした!今日が最終日だったので、間に合ってよかった~!

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol182

鈴木康広さんについては、以前原美術館とのコラボグッズを購入した際に記事を書きました。けれどこんなにまとめて作品を観るのは初めて。せっかくなので娘を誘っていそいそと出かけてみました。

娘の好きな作品ベスト3

さてここからは、私たちが好きだった作品をそれぞれ紹介しますよ!

≪白の消息(理想の色鉛筆)≫2017

娘がまず気に入ったのはこちら、白い鉛筆が光のグラデーションで様々な色の鉛筆に見えます。

≪自然を測るメトロノーム≫2017

そしてこちらは、なんと1000年まで測ることができるメトロノーム。「誰が最後を見届けるんだろうね?」と娘とワクワクしながら話していました。

≪軽さを測る天秤≫2017

これも娘がずっと見ていた作品。「だんだん同じ軽さになってる!」といつまでも見ていそうな勢いでした。

私の好きな作品

≪氷の人≫2019

私はやはり新作の≪氷の人≫がかなり好きでした。展覧会の初めの方に行けばよかったな?と思うほど、溶けるスピードが結構速くて、頭の部分がシュッと溶けた瞬間も娘と目撃できました。

これ、溶けた水が展示台の下部に溜まっていくんですが、その作りこみも絶妙で丁寧だなーと思いました。宇宙とか人生とか、そういう次元の話をしている作りになっています。

薄いカーテン越しに移る氷の影もまた美しく…(ため息)

あと、鈴木さんのキャプションや作品リストは、手書きでめちゃくちゃ上手いんですよね。すごい感動しちゃう。

購入したグッズ

ポストカード≪空気の人≫モエレ沼公園 2019 190円

今回購入したのはこちら。まずはポストカード。新作のモエレ沼公園での作品ですね。

【マバタキノート】 ノートに落ちたりんご  820円

そしてノートも。マバタキノートといいます。下記からも購入できるそう↓

[blogcard url=” https://www.kamigu.jp/category/select/cid/374/pid/9695 “]

こんな風に、無地のノートに時々鈴木さんのエッセンスが。まるでアイデアの欠片がこぼれているようで、使っていて楽しい。

おわりに

鈴木さんはプロダクトデザインの御経験をかなり積まれていらっしゃるので、作品も「道具」に対するまなざしのようなものを感じて、モノ作りが好きな娘にとっても、非常に楽しめた展示になっていたと思います。今年のベスト5には入ります!

鈴木さんを札幌に呼んできてくださったスタッフの皆様に感謝!お疲れさまでした!また芸術祭などで会いたい作家さんです~!

ではまた次回!

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【本日の一品】國學院大學博物館で考古学グッズを購入したの巻

さて通常更新。東京でのミュージアムグッズの旅の続きです。

じゃじゃんっと土器が沢山!國學院大學博物館に行ってきたのでした。

実は大学博物館って全然回れていなくて、ミュージアムグッズの中でも大学博物館のものってまだまだ手持ちが少ないんです。

こちらの國學院大學博物館も初めて訪れたのでした。

はー文句なく素晴らしいコレクション。北海道ではなかなか見られない出土品が沢山でした。特に美しい装身具の数々は娘も興味を持ちそう!

「埴輪」キャンバスポーチ 400円

さてさてグッズです。國學院博物館の中心となるグッズはデザインが統一されていて、セットで持ってもおしゃれだなーと思います。

「矢じり」キャンバストート 700円
ハンドタオル「装身具」 300円

特にこの装身具のタオル!安いし、沢山そろえて自宅の洗面所に置いておきたいな…。

火焔型土器クリップ 900円

こちらのクリップは、火焔型土器好きな義母にもプレゼントしました。すごく喜ばれましたよ。プレゼントにも良い丁寧な作りですね。

次回も続くよミュージアムグッズを求めてふらふらと。それでは~!

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【おしらせ】「ミュージアムグッズコレクションノート」がウェブショップでも購入可能になりました!

今日はお知らせ記事です!先日、NEVER MIND THE BOOKS 2019で販売開始となりました「ミュージアムグッズコレクションノート」ですが、ウェブショップでの準備を整えましたので、購入可能になりました!

[blogcard url=” https://museumgoods.thebase.in/items/23112166 “]

「ミュージアムグッズコレクションノート」の詳細はこちらをご覧くださいませ。

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol227

今後、様々なイベント出展でも持って行く予定ですが、ネットでも購入が可能ということで、皆様ぜひ手に取ってみてくださいませ!

引き続きどうぞよろしくお願いします!!

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【本日の一品】サントリー美術館のグッズで「本物志向」を体感したの巻

はい、通常更新の本日のミュージアムグッズ紹介です。今回はサントリー美術館のミュージアムショップに行ってきました!時間がなくて展示を見ることができなかったのが悔やまれるぜ…。

購入したグッズ

土地柄だからか、収蔵品を活かすとこうなるのか、サントリー美術館のオリジナルグッズ、非常に質が良くて上品、その分単価が高い気がしました。それでもお客さんは熱心に見入っていましたよ。

オリジナルノート 1,080円

このオリジナルノート、《重要文化財 清水・住吉図蒔絵螺鈿西洋双六盤(部分)》がモチーフなのだそうです。ノートにこのお値段…?と引くんじゃなかれ、このプリント、製本の抜かりの無さ、元の双六盤への敬意をひしひしと感じる一品です。

[blogcard url=” https://www.suntory.co.jp/sma/collection/gallery/display?id=184 “]

手ぬぐい  白泥染付金彩芒文蓋物  918円

この手ぬぐいも素敵ですよね!尾形乾山の《 白泥染付金彩芒文蓋物 》がモチーフになっています。蓋裏、身の内側なのかな。染めも実物にかなり肉薄している!

手ぬぐいって、いくら名品がモチーフでも、出来上がりが安っぽかったりすると持っていて恥ずかしかったりすることもあるので…これはさすがのクオリティ!

[blogcard url=”https://www.suntory.co.jp/sma/collection/gallery/detail?id=242 “]

鼠草子絵巻オリジナルTシャツ 3,200円
絵巻のような箱に入って売られているのも珍しい!

新商品としてTシャツも出てました!鼠草子絵巻がモチーフです。

人間の姫君に逃げられた後、残された嫁入り道具を見てネズミの権頭が涙する名シーン。このシーンを選んだのも面白いし、残された嫁入り道具の描写一つ一つも際立っていますし、何より本物の鼠草子絵巻が見たくなる!

[blogcard url=” https://www.suntory.co.jp/sma/collection/gallery/display?id=550 “]

おわりに

いかがでしたか?

常設のオリジナルグッズで、こんなに品質の高いグッズは久しぶりに見たぜ…!ってくらい、ミュージアムショップで一人興奮していました。

これらのグッズから、作り手による自分の館のコレクションへの敬意と誇りが伝わってきますね…。この価値を分かってくれる来館者が集うサントリー美術館ならではのグッズでした。

それではまた次回!東京でのグッズハンティングは続きますよ~!

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NEVER MIND THE BOOKS 2019 ありがとうございました!&戦利品紹介

昨日無事にNEVER MIND THE BOOKS 2019の出展が終了しました!

ブース数も最大規模だったのですが、とにかくお客様が多くて!札幌のいろんな方に本を手に取ってもらえて感謝です!ありがとうございます!

当日のブースの様子

ブースはこんな感じ!販売物が増えたので、だんだんブースが狭くなってきました…もっと立体的にブース内を使ってみたり、あとはミュージアムグッズについて紹介しているブースだということが、一目でわかればいいなーという気付きもありました。

夜なべして友人と娘が作ったバッジ(私は泥酔して何もしてない)
新商品のコレクションノート!

新商品は上記2点。手に取ってくださった皆様ありがとうございました。近々ウェブショップにもアップしますねー!

博物ふぇすてぃばる!のガクタメ用に作ったパネルも持って行きました。興味深く読んでくださった方も多く感謝です!

昨年好評の娘作レジも持参!

当日はデザイナー坂田氏作の新パネルも登場しました!マステ足軽です。ホント可愛いわ…。

今年の戦利品!

昨年よりはブースを周れたので、戦利品もありました!

前田麦さんの「STAMP BY ME」:東京の個展も行ったので今回の作品集が買えてうれしかった…。

Su-CueのZINE:私のインタビューも載ってます!推しページは作者の娘さん登場ページ。かわいいー!

映画と握手さんのZINE:熱量たっぷり!私も映画に関するZINEを作りたくなりました。夫とのどうしようもない映画トークを集めた本…。

サロンタレ目さんの名言カレンダー:帰宅して打ち上げの席で読み上げたのですが、結局何とも言えない雰囲気になってよかった…。

赤沼俊幸さんの「ドジっ子図鑑」:ついに登場!64ページの大作感半端ないねん…。

Ipe-Lab.さんの「北海道のおいしいものをならべた本」:道産子の私も知らない食べ物が沢山!

大学の後輩・コロ作の⌘Zバッジ:人生で⌘Zしたくなる瞬間ってあるよね…。

を購入したった!

おわりに

次はどんなイベントに出ようかな?また皆さんとお会いできるのが楽しみです!

ではまた次回から通常更新に戻ります!どうぞよろしくです!

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【本日の一品】噂の土器はタピオカだけじゃなく展示をだね!&コレクションノートの使い方紹介の巻

メディアやSNSで「北大の土器でタピオカが飲める!?」と話題ですね。

そのもとになった企画展、「 K39:考古学からみた北大キャンパスの5,000年」を見てきました

[blogcard url=” https://www.museum.hokudai.ac.jp/display/special/14865/ “]

北大の歴史ってどこから?

北大札幌キャンパスは、そのすべてが埋蔵文化財包蔵地、つまり遺跡に登録されています。そのため、新たに建物や道路を建築・敷設する際には、事前に埋蔵文化財に関する検討・調査が求められます。これまでの発掘調査で、北大札幌キャンパスの足元には、縄文時代中期(約5,000年前)以降の遺跡が眠っており、人々に利用されてきたことが明らかになってきました。1906年に札幌農学校が当地に移転して以来、キャンパスは教育研究の場となっています。しかし、かつては漁労の場やキャンプサイト、集落、そして墓地でもあったことが分かってきています。本企画展では、北大キャンパスの遺跡から出土した土器や石器などの遺物、そして発掘調査時に確認された地層の剥ぎ取りや、炉や住居の煙道の復元モデルを展示して、私たちの足元の世界で営まれた人々の生活の歴史について紹介します。

夏季企画展示「K39:考古学からみた北大キャンパスの5,000年」

ねー。そう、北大ってその敷地そのものが遺跡なんですよね。知識としてわかってはいるんですけど、なかなかそれを意識する場面が生活の中になく。こういう企画展の存在は貴重です。観光客はもちろん、日頃北大を利用する人や地元民にもぜひ見てほしい。

お!土器発見!

最近、今和次郎の考現学を個人的に見直しているのですが、人の営みを記録し観察するのって、面白いけど途方もない作業だな…とひとり汗だくになっています。

そういう意味で、考古学って改めて面白い分野だなーと思うんです。人々がかつてどう生きてきたか、その痕跡を分析する。そういう研究に従事している皆さんって何者なのよ!という興味も改めて沸いた展示でした。作業中の映像もあったのでより一層面白かったです。

展示はひとりで観に行ったのですが、黒曜石好きの娘もつれていけばよかった…と思う瞬間も。これは黒曜石の異なる原産地由来に関する展示。そうか、その黒曜石がどこから出てきたものかって、調べればわかるものなんだね…と、ご専門の方には当たり前かもしれないことなのですが、私はとてもびっくりしたのでした。

大学病院で使われていた食器も発見されたり。こういう近現代のモノが出土して展示されていること自体も面白い。

窓には光が空けるように出土品の写真が。この展示のアイデアいいですね…!

土器はショップで買う?カフェで買う?

北大式土器 1400円

さてさて、話題の土器カップですが私はミュージアムショップで購入しました。カフェでタピオカミルクティーを頼むともらえるのですが、ショップで買うとこちらのネットがついてくるのです。

こんな風にぶら下げて、プランター代わりにしたり。でもタピオカ好きの娘はカフェで飲みたがるだろうな。もう一個増えそうな予感。

北大式土器飴 300円

続縄文時代の土器をモチーフにした紙カップに入った、黒飴もありました。

K39遺跡しおり 100円

そして、展覧会のビジュアルにもなっている地層は栞になっています。

コレクションノートに書きこんでみよう!

今回の展示とミュージアムグッズで得たことを記録するとこんな感じ!

「このノートに書く」ことを前提にすることで、展示やミュージアムショップを周る際の指針になると…おこがましいですが鑑賞の参考にもなるかなーと思っています。

右ページのフリースペース、今回はポストカード(150円)を貼ってみました!撮影可の展示室なら、写真をプリントして貼ってもいいかも。個人利用の範囲で自由にアレンジしていただけると幸いです。

日曜日のNEVER MIND THE BOOKS 2019までに、もう少し活用例を書き込む予定です!皆さんの参考になりますように!

ではまた次回~!

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【おしらせ】新商品!「ミュージアムグッズコレクションノート」を販売します!!

「百物気さんは本以外は作らないんですか?」

先日の博物ふぇすてぃばる!6でお客様から結構こういうお声をいただきまして。そういえばそうだな、と思ったんです。

エバンジェリスト、または観察者としてミュージアムグッズの界隈をずっとうろうろしてきたのですが、自分で物を作るということ、本作り以外は思い浮かびませんでした。デザイン学部出身なのにね。

仕様と中身のご紹介!

サイズはA5、表紙入れて24ページです!これで価格は500円です!

表紙はこんな感じです!老若男女使えるようにシンプルなデザインになりました。

左ページはデータや思い出を書き留める欄にしました。おすすめは「ときめきポイントベスト3」と「展覧会の思い出ベスト3」ですね。

この「ときめきポイントベスト3」は、購入したグッズのどこにときめいたのか?購入のきっかけになったポイントを書き込みます。

「展覧会の思い出ベスト3」は、その展覧会で何が思い出に残ったのかを書き留めます。展覧会との関連性がここから見えてくると面白いですね。

右ページはフリースペース。自由に思い出やグッズについて書いたり、チケットやポストカードを貼ることも可能です!

最後のページには行きたい展覧会リストも作りました!

制作の背景

先日、いつも「ミュージアムグッズパスポート」のデザインをお願いしているデザイナー坂田氏と飲んでいて、「ノート作るか」という話になったんです。

ミュージアムグッズの面白さを広める活動の中でいろんな人からお声をいただくのですが、「やっぱり、ミュージアムグッズって思い出を留めたくて買っちゃうんだよね」というお話。

そういう意味で、展覧会の鑑賞ノートって結構あるのですが、ミュージアムグッズの購入記録ノートってないよね、という話題になりました。まぁそりゃないよね。購入記録ノートとかって確かにあるけど、ミュージアムグッズに特化したものはちょっとマニアックすぎるよね、なんて。

でも、ミュージアムグッズが他の雑貨と違う点は、やはり博物館を見て歩いた記憶を留めておくメディアであるということ。であれば、その購入記録をつけてみることで、展覧会の思い出も同時に留めておけるのではないかと。

首都圏の展覧会に行けばミュージアムショップはにぎわっているし、もしかしたら欲しい人、私たち以外にいるかもしれないね、と。

NEVER MIND THE BOOKS 2019にて販売開始!

まずは今週末、日曜日に開催のNEVER MIND THE BOOKS 2019にて販売開始です!

[blogcard url=” http://nevermindthebooks.com/ “]

その後ですね、オンラインショップでの販売の手はずを整えて開始します!その際はこちらのブログでもお声がけしますね~!

おわりに

ということで、誰かが作る前に先に作りました!!

購入してくださった皆さんからのご意見、がんがん頂けたらハッピーです。「もっとこうしてほしい」「こういう欄があったら使いやすい」などなど。

今回はバージョン1.0という位置づけなので、これからもガンガン改良して、良いノートを作っていけるように頑張ります。そういう意味では文房具畑の皆さんにもご興味示していただけたら嬉しいな…。

というわけで今週末!皆さんのお越しをお待ちしております!!

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【本日の一品】虫展で、自然をデザインの力で解剖することの意味を考えるの巻

重ための展示を見たあとは、デザインについて考えたの巻。21_21に行ってきました!

虫好きの私にはたまらんわい!でも元デザイン学徒として、「昆虫をデザインをお手本にする」という話はまあよく聞きましたし、どういう展開になっているのかなーと思っていました。

[blogcard url=” http://www.2121designsight.jp/program/insects/ “]

展示について

大量の昆虫標本。手前のバイオリンムシがかっちょいいよねー。

近くを歩いていた人が「標本?ってことはこれ本物?えー!初めて見た!」と衝撃のセリフを言っており、ここの会場でやるということだけでも意味はあるんだなと思いました…。

「昆虫をデザインのお手本にする」ということは、「昆虫をデザインという視点で分解して再編集する」ということなのだと思います。そういう意味では、普段昆虫展などに行かないような人たちには、「こんな見方もあるんだ!」と思ってくれるんでしょうし、デザインを「おしゃれに彩ること」だと思っている人には、そもそもデザインとは?ということを問いかける意味でも重要な展示だったと思います。

冒頭の私のセリフじゃないですけど、「昆虫ってかっちょいいよねー」というその形態美にしか興味がなかった人にも、様々な観点から昆虫の研究は可能なんだということを示しておりましたし、非常に興味深かったです。

ただ個人的には、「デザインあ」の昆虫版のような印象を受けてしまって、まあそれがこの館のカラーや手法なのだと言われればそれはそうなんでしょうけど、正直ちょっと食傷気味でした。

また、水江未来さんの作品、詳細は語りませんが、あくまでもアート作品であるものを、「研究を経て分かったことを表現している」ように見えてしまって、それは大きな誤解を与えるのでは?と懸念しています。Twitterのやり取りでそんなくだりを見つけてしまいました。ここには載せませんが。どこまで本当なのかわからないのも、鑑賞者を不安にさせるという意味では御法度では。

「MAO MOTH LAOS」岡篤郎、小林真大

個人的に一番好きなのはこちらの作品。ラオスのブークンという村でフィールド研究者とブレイクダンサーとして活動している、小林マオ氏の蛾とブレイクダンスしている映像作品です。

ラオスでは一部の蛾を食用にしており、虫を嫌がる人は少ないそう。

互いが互いの存在に見向きもしていないようで、でももっと深いところでは互いに影響を与え合っている存在。そんな「人と虫の関係性」を見ることができて、非常に面白かったです。

ウサギノネドコについて

京都を中心に活躍されているウサギノネドコさんのポップアップショップもありましたので、寄ってみましたよっと!

展示品の松ぼっくりを閉じ込めた作品ですかね。こんなに大きくても仕上がりが非常にきれい。これが欲しい。何度でも言います。これが欲しい…!

前から欲しいなーと思っているものの一つとして、Sola cubeのサイドテーブルがありました。今の私ではとても手が出ない値段なので、死ぬ前に…死ぬ前に買えれば…と重たい愛情を注いでいる商品です。

購入したもの

オリジナルではないのですが、グッズも購入したのでご紹介しますー!

「BUTTERFLIGHT」BAKU MAEDA

こちらを買いたくてショップに行ったくらい素敵な作品。前田麦さんに以前直接こちらの画像を見せてもらったことがあり、今回ポストカードとして販売されると聞いて、心の中が阿鼻叫喚。スパッと購入しました。

オリジナルグッズではないのですが、昆虫に関する商品がセレクトされていていい感じのショップ展開になっていたと思います。

おわりに

さてさて、ここまでの3館でかなりの時間を使ってしまったので、次回行く先はショップだけの訪問になってしまいました。残念…。でも素敵なグッズを買ってきたので紹介させてください!

ではまた次回~!

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【本日の一品】塩田千春展「魂がふるえる」にて塩田作品のアーカイブに触れた話

さて昨日の続き。ボルタンスキー展の後にさらにボリュームのある展示が続きます。そう、塩田千春展を見に行ったのでした!

[blogcard url=” https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/ “]

展示について

塩田千春 《小さな記憶をつなげて》 2019年
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

私はかなり天邪鬼な性格なので、皆が作品の前で写真を撮っているとかなり萎えてしまうタイプで…記念写真の背景のように撮影している人もいたので、写真は控えていました。なので今回掲載する展示の写真もこれだけです。

この《小さな記憶をつなげて》はパッと見たときからかなり好きな作品でした。これまで塩田作品でモチーフとなっていた物たちのミニチュアが、赤い糸でつながれています。まるでこれまでの塩田作品の連続性を物語っているよう。

そう、今回は塩田作品のアーカイブや、舞台美術についても触れられていた点が非常に興味深かったです。不勉強なもので、マリーナ・アブラモヴィッチやレベッカ・ホルンに師事していたことなどをここで知りました。彼女の当時から今の作風の連続性について頷ける点も多々あり、そういう意味でとても楽しめました。

ただ、展示タイトルの「魂がふるえる」や、キャッチコピーの「たましいってどこ?」というテーマを、キュレーションから感じることは難しかったです。それこそ大回顧展と銘打った方が楽しめたような。

グッズについて

さて、ここでもグッズを。こちらも展覧会の規模の割にはグッズの種類は多くなかったです。

トートバッグ(白) 2592円

これだけはせめて買うぞ!と思っていたのが、こちらのバッグ。展覧会のキャッチコピーが印刷されています。写真は娘にモデルになってもらいました。

こういうサコッシュ風なバッグに弱いんですよね。サコッシュがはやったタイミングでもっとミュージアムグッズ界にサコッシュの嵐が吹き荒れるかと思ったら、意外とそうでもなく。トートバッグ勢強いなぁ。

ポストカード《不確かな旅》 162円

あとはポストカードをひとつと…。

森美術館レターセット 486円

森美術館のオリジナルレターセットを購入しました。森美術館のオリジナルグッズって実はあんまり持っていないので、ちょこちょこと買い集めたいと思っています。マフラータオルとかね、ちょっと値が張るけど可愛いんだよね。

ということで、今回は塩田千春展のご紹介でしたー。しばらく東京での展覧会ウォッチとミュージアムグッズハンティングの模様が続きますので、引き続きよろしくお願いいたします。

ではまた次回~!

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