【コラム】何が定番になっていくのだろう

記念すべき100記事目!

最近はドハマリの準備や、リトルプレスの製作に追われている状況です。忙しいのはありがたいことですね。そんな中でぽいっとこのコラムを投げてみます。

私は追いかけるだけの人

毎日ミュージアムグッズのことしか考えていません。SNSで東京都内で企画されている展覧会のグッズを見ては歯ぎしりしている毎日です。

そんなときに思うのは、今の私は既に生み出されているグッズを追いかけて集める、という行為をしているんですね。当たり前です。私は学芸員でもないですし、グッズ製作の業者の方でもない。在野の愛好家だからです。

ただそれが時折ふっとむなしくなるんです。私は何もしていない。ミュージアムグッズのために何もできていない。貢献できていないなと悔しくなるわけです。

それもあって、今回イベントに参加したり、本を作ったりしているわけで。自己顕示欲でもなんでもなく、とにかくミュージアムグッズやショップの魅力を知ってほしい。そんな気持ちしかないわけです。

そんな追いかけているだけの人間ですが、思うに自分のコレクションを生かして、「このコレクションから何が言えるのか」ということを大事にしたいわけです。

量を集めるだけでは東京の企画展だらけ、面白いグッズだらけの現状に敵わないですし、しょっちゅう買いになんていけないわけですから。

ですので、これからはインプットとしてのミュージアムグッズの購入、アウトプットとして、自分のコレクションを生かしての発信・研究を大事にしていきたいなと思っています。

今後何が参入していくのか

そんな中で最近ふと思うのがですね、「次は何が定番になっていくのだろう」ということです。

以前マスキングテープに関する記事を書いたのですが、マスキングテープなどはすっかり文房具界でも定番になった感はありますよね。それはミュージアムグッズにも言えるかなと思います。

[blogcard url=”http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol87″]

 

img_9108

今おそらくキテいるのは、こちらのサコッシュと呼ばれる斜め掛けのポシェットになるのかなと思います。こちらもファッションの世界では既におしゃれアイテムとして定番化したのではないかなと。

写真は「オバケ!ホント?」の10周年記念展で購入したのですが、サコッシュは早々と売り切れておりました。可愛いですもんね。

写真 2018-08-22 17 10 07

「デザインあ」展でも売っていました。サコッシュ。この時はトートバッグも含めて3種類販売しておりましたね。

ネットで軽く調べてみても、サコッシュをオリジナルグッズとして作れる業者さんは存在しました。個人的にはトートバッグより好きです。私だってオリジナルの可愛いの作りたい…。

リサーチ!リサーチ!

マスキングテープやサコッシュがミュージアムグッズ界に参入しているとして、次は何が来るのか、そしてそれをどうリサーチすればいいのか…という情報収集が大事になってきますよね。

ミュージアムグッズのことばかり考えているのではなくて、ファッション雑誌も最近読むようにしています。文房具や雑貨についても。次は何が持ち込まれるのか、敏感になるために。

市場が小さいので、ミュージアムグッズ界からアイテムを生み出すことは難しいのかなと思います。あくまでミュージアムグッズの世界ではアイテムを持ち込まれる側なのだと。

だからこそ、これまで以上にアンテナを張ってミュージアムグッズ収集・研究に邁進したい所存であります。

なーんて、そんな決意のコラムでした。皆さん、ドハマリ2来てね!

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【本日の一品】サッポロビール博物館に突撃!可愛いミュージアムグッズを発見しました!

曇りの予報だったのだけど奇跡的に晴れた暑い日。家族でお買い物がてら、こちらの場所へ行ってきました。

そう!サッポロビール園の中にあるサッポロビール博物館。皆さんも観光などでジンギスカンを食べに行く際、立ち寄ったことがあるのではないでしょうか。ここのラム美味しいんですよねー。

実はこの博物館、ミュージアムグッズが結構面白くてですね。立ち寄った際にはぜひお気に入りを探してほしいなと思います。

まずはこちら、クリアファイルもサッポロビール仕様になっています。酒好きの同僚などに贈ってもいいかも…

ここのミュージアムショップは手ぬぐいの品揃えが面白かったです。

畳むとエビスビールの半纏になる小手ぬぐいです。

そしてこちらは何と、すごろくとして遊べる手ぬぐい。すごろくの駒やサイコロも一緒に入っていて、お酒を飲みながら遊べるようになっていますね。

ミュージアムグッズとしてはおなじみのマスキングテープがここにもありました。「デコレーションテープ」という名前で販売されていました。

6種類あってかなり迷ったのですが、私はこの3種類にしました。

まずはこの「グラスマーカー」。ビールを飲むときのコップに切って貼っても可愛い!

続いては「赤星ラベルの歴史」です。ラベルの歴史が年表のようになっています。年表になっているマスキングテープは珍しい!これは買いですね。

ビンのラベルになっているものも。手紙に貼ったり、酒好きの友人へのプレゼントにもいいかも(二度目)。

サッポロビールのグラスも購入しました。2つ揃って1000円程度。夫とそろってお酒を飲むときに使いたいなー。レトロなデザインも可愛い!

いかがでしたか?ビール以外にも揃う札幌土産!ぜひここで探してみてはいかがでしょうか。ではまた次回!

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【本日の一品】伊丹市昆虫館のグッズをたっぷり購入してきました!

さて今回は、伊丹市昆虫館で購入したミュージアムグッズたちをご紹介しますよん。

行った時の模様はこちら↓

http://momonoke.wpblog.jp/exhibition/vol92

 

まず目を奪われたのは…というかショップに集まる子供たちが「これ買ってぇ~!!」と連呼していたのが、こちらの昆虫缶バッチ。

うん、その気持ち痛いほどわかるよ…写真も素晴らしいし、さっきチョウ温室で触れ合ったオオゴマダラだもんね。大人な私はサクッと買い物かごに入れましたけど。

そう、伊丹市昆虫館のグッズで使用されている写真はどれも素晴らしいのです。こちらはなんと学芸員さんが自ら撮影した写真なのだそう。だからこんなに生物の生き生きとした姿を写し取ることができるのですね。

プチ展示「いもむしけむし」のキービジュアルポストカードをも買いました。可愛いかよ。

男の子たちはこれも欲しがっていたな。鉛筆。カブトムシとかクワガタかっこいいもんね。

私のお気に入りはこのシールたち。大人になってもシール大好きなんですよね。美しいイラストよ…

こちらはスズメバチとその巣のペーパークラフトです。出来上がりがなかなかにリアルっぽい。

コラボ商品として可愛いキューピーちゃんもいました。

そしてオオゴマダラのヤマトのりも発見!これは配るようにもっとたくさん買えばよかったな。オリジナリティがあるけど消耗品だし、気軽に配れますね。

そして購入した一般商品。だーいすきな蛾売りおじさんのプラバン蛾ブローチです。私はヨナグニサンを購入しました。

蛾売りおじさんは普段は蛾を刺繍でつくっているのですが、こんなプラバン作品もあるのですね。これなら気軽に購入できます。

それにしてもヨナグニサン買いすぎですね。どんなに好きなんだよと。

前回ヨナグニサンのグッズを購入した時の模様はこちら↓

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol94

 

いかがでしたか?

書籍のセレクトなど、子供向けの商品が多かったですが、大人でも十二分に楽しめます。とにかく昆虫だらけ!オンラインショップからでも購入が可能です↓

[blogcard url=”http://www.itakon.com/shop/shop3new.html”]

 

次回も大阪で購入したグッズをご紹介します!ではまた次回!

 

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【本日の一品】大阪市立自然史博物館でグッズを大量買いしてきました!

これまでも大阪市立自然史博物館のグッズはイベントなどで購入してきたのですが、今回はついに本家本元のミュージアムショップで購入してきました。

探訪した時の様子↓

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol91

今回は特に購入量が多いので長文になっておりますが、どれも素晴らしいグッズばかりですので、ぜひ最後まで読んでいただけますと嬉しいです!

これまでに購入した品々↓

http://momonoke.wpblog.jp/zakka/vol07

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol36

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol69

それではオリジナルグッズを皮切りに、ひとつずつご紹介していきましょう!ヒアウィーゴー!

まずはこちらの種バッグ。以前、卵バッグを紹介したのですが、新商品として種のイラストが描かれたバッグがありました!

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol77

こちらもゲッチョ先生こと盛口満さんによってデザインされた、実物大のイラストです。

そして今回は新しい試みとして、マキシワンピースを製作されたとのこと!!来てみたんですがこれはかなりかわいいぞ!ワンマイルウェアにもちょうどいい。

着画はまだ撮っていないので、いつかちゃんとお見せできたらなぁと思います。

続いてはこちらの下敷き。大阪市内に住んでいるセミを抜け殻で見分けるというもの!学校にも持っていける図鑑みたいでいいですよね。セミの抜け殻とか、大体学校の帰り道にカバンほっぽり出して夢中で集めていたし。そんな時にもとっても役に立つ一枚。

研究者ごとに、こういう子供の役に立つような下敷きをシリーズでつくるのも面白いかもしれません。

ハチが載っているクリアファイルはいくつか見かけますが、このセレクトはなかなか渋いのでは?私自身、ハチにこんなに種類がいるなんて知らなかった…。

上品なデザインなので仕事用にも使えそう。打ち合わせのときとかの話のタネになるかな?

ミニガイドも初めて購入。表紙のイラストに惹かれて「干潟に棲む動物たち」をセレクトしました。なかなか干潟が身の回りにないので、読んでいるだけで新鮮。こういうミニガイドも集めたくなっちゃうんだよなぁ。

そしてここからは一般商品。まずは私がめちゃくちゃ欲しかった「まる花札」のご紹介です。こんなに多くの方がかかわっている花札↓ゲームとしてのクオリティも高いのです。

【企画・制作】大野ゆかり(東北大学)×小林知里(からむし堂)
【協力(生体情報提供)】横山 潤(山形大学)・加藤真(京都大学)
【協力(ゲーム開発】東北大学生命科学研究科 河田雅圭研究室
  小林正典・小林由美子・小林万里絵・水町衣里・香取恵

このゲームでは、「花」カードを自分の手札に、場の札である「マルハナバチ」カードを取り合います。
マルハナバチってその種類によって好む花が異なるそうなんです。そんなマルハナバチの性質を理解し、集めた花とマルハナバチの種類を足した合計点がいちばん高い人が勝ちとなるのだそうです。

ゲームを通じて昆虫の花の好みがわかるなんて最高じゃありません?遊びながら頭に残りますよね。一セットしか買えなかったのですが、もう一セット買って家族で日ごろから遊んでいきたい一品です。

[blogcard url=”http://omnh-shop.ocnk.net/product/1705″]

 

そして最近は、ミュージアムグッズとしてのぬいぐるみを集めようかなあと思っているのです。オリジナルでつくるのは難しいけれど、昆虫をモチーフにした素敵なぬいぐるみを作っているメーカーさんはいる!

そのひとつがそう!小峰玩具さん!足の裏までしっかりと再現されているのにこの可愛さ。虫が苦手な娘ですが、リカちゃんの相手にしようと早速ロックオンされておりました…

[blogcard url=”https://www.kominegangu-mocomoco.com/products/detail.php?product_id=421″]

 

 

そしてこちら、ミュージアムグッズ好きにはおなじみの作家さん、みのむし商店さんのヨナグニサンキーホルダーも購入しちゃいました!

[blogcard url=”http://www.minoji.net/mushi/refrector.html”]

 

ヨナグニサン大好きなんですけど、一度も実物見たことがないんですよね…生きているうちに一度は!ひらひらと舞う本物を見てみたい!

そしてこちらも初めて購入したMUSUMEさんのグッズ。ハロープロジェクト好きとしては少しグッとくるネーミングですな。

[blogcard url=”https://musume2016.exblog.jp/i2/”]

 

オリジナルのグッズがとっても可愛いのですよ。まずはこの鉛筆。名入れとは言え、シンプルに「はくぶつかんだいすき」の一言が泣けるじゃないですか。そうか、私も何か作ればいいのか!と勇気をもらった鉛筆たちです。

そしてこのTシャツですよ。「NO MUSEUM NO LIFE」だなんて、泣かせるじゃないですか。

あーいつかMUSUMEさんたちを取材したいなー。

[blogcard url=”https://musume2016.exblog.jp/25253670/”]

 

いかがでしたか?あまりにもたくさん買いすぎて、久しぶりにクレジットカード発動しました。

カード使いはよく繰り出すのですが、この金額は久しぶりですね!再計算?ここではしないことにします!

次回以降も大阪で購入したグッズたちが数多く登場します!お楽しみにー!

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大阪市立自然史博物館でミュージアムショップ&展示探訪!!

先日の大阪での大きな地震、また今回の大雨で被害にあわれた方への祈りを込めて…

 

先日、家族で大阪旅行に行ってまいりました!といっても私はほとんど博物館めぐりだったのですが…いつものことですかね。

まず最初は大阪自然史博物館へ!

すでに鯨の骨格たちが見えていますが、帰りまで我慢我慢…

まずはミュージアムショップへ!認定特定非営利活動法人大阪自然史センターの川上事務局長、西澤さん、なにわホネホネ団の橘さんにご案内していただきました。

この場を借りて改めまして、本当にありがとうございました!

ショップの中には隙間なく素敵な商品が!オリジナルグッズの種類の豊富さはもちろんのこと、一般商品も欲しくなるような素敵な品揃え。自然科学をモチーフとした作家さんの作品を数多く取り揃えておりました。

Tシャツやハンカチ、手ぬぐいやタオルなどの布物が数多くつくられているのが、こちらの特徴なのかもと思いました。

日常着として使えそうなデザインのものも多く、日々の生活の中でミュージアムグッズに触れる機会が多いのも素敵!

人気の商品はこちら、虫偏、鳥偏の漢字グッズだそう。私は自宅に持ってると思って今回は購入しなかったのですが、帰って調べてみたら持ってなかったー!ひーまた別の機会に購入しなければ!

新商品として左の種柄のバッグがあるそう。まあもちろん買いましたけどね。右の卵バッグも購入済みですので、娘とおそろいで使うのもありかもしれない…付き合ってくれるかな…

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol77

ミュージアムグッズはもちろんごっそり買ってきましたので、そちらは別記事でご紹介いたします。長くなっちゃうんでね。本当にたくさん買えて幸せです。

ウキウキ気分で展示も見に行きました。閉館間際で人があまりいなかったので、バッシバシ写真を撮ってしまいました。

苦手な方いましたらごめんなさい…!でも道産子の私には新鮮なんです。ゴキブリ。こんな風に家庭の中の昆虫を展示で表現しているのも興味深くて…

昆虫好き人間としては、たくさん標本が見れたのがうれしかった!こんな風にトピック別に展示してくれると、本当に自分の学びにつながります。

まだまだ知らないことだらけ…今度は午前中からゆっくり来て、たっぷり展示も見て回りたいです。

新鮮だったのがこちらの友の会の展示。友の会で合宿やってるんですね…!写真を見ると何とも皆さん楽しそう…私も入りたい!みんなで昆虫合宿したい!と思わせてくれる内容でした。

さて閉館時間が近づいてきたので、いよいよ外で展示している鯨たちの骨格を見に行きました。

3体も大きな骨!骨!骨!北海道では雪があるのでなかなか難しいよなぁ。これだけでも見に行く価値がある迫力の光景です。

スズメがちゅんちゅん止まっていて可愛かったよ。

いかがでしたか?私のウキウキっぷりが何となく伝わっていましたら、私としても嬉しいです。

まだまだ旅の話は続きます!お楽しみにー!

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【本日の一品】北海道博物館で昆虫まみれ&オリジナルグッズを購入しました!

或る晴れた日。せっかくなのでどこかへ出かけようといそいそ検索していたら、会期終了間近の展覧会があった!と思って、いそいそと札幌市近郊の野幌まで足を運んでみました。

ででーん。到着したのは北海道博物館。

お馴染みのマンモスやナウマンゾウに挨拶をし、常設展示を見た後、いざ会場へ。

じゃじゃん!こちらの「企画テーマ展 野幌森林公園いきもの図鑑」を見にきたのでした。

野幌森林公園は広大です。私はちゃんと探検したことがないので、私の想像以上にたくさんの生き物が息衝いていることでしょう。

今回は、そんな野幌森林公園にどんな生き物がいるのか、ずらりと標本で見せてくれます。

まずは昆虫。昆虫好きな私にはたまりません。

どっひゃーーーこの量ですよ!量!Facebookなどで知人が「この量を一度に札幌圏内で見れるなんて!」と言っていたのですが、ちょっと想像以上でした。

私の好きな昆虫たちもいました。ガムシかわいいよガムシ。

こんな小さな虫たちも、分類されてきちんと名前がついているのだなぁ…と思うと素晴らしくてため息が出ます。名も無き虫ではなく、私たちが知らないだけの、名も知らぬ虫なのですよね。

植物のコーナーもありましたよ、これまた圧巻の物量でした。

野幌森林公園の豊かさ、それをきちんと調査してくださっている方の尊さ、わかりやすく発表されていた研究成果。あーー娘を連れてくればよかった!と若干後悔しました。

ところで今回の展示ではパンフレットにスタンプを押しながら展示を見ることができる、スタンプラリーが開催されていました。

私も挑戦中!このスタンプのイラストがすごく精巧にできていて、会期限りだとしたらもったいない!ぜひ商品化を…!

ただ標本を展示しているだけではなく、お題の昆虫を探してみよう!という企画にも好感が持てました。これならじっくり見て探すきっかけになりますよね。

にしてもお題が結構難しくて、初見の昆虫もちらほら。探しましたよ頑張って!見つかった時の愛おしさといったら感無量でしたわ。

さてさて、今回購入したグッズです!まずはトートバッグ。ナウマンゾウの骨格のイラストがドーンと描かれていますね、シンプルなデザインで普段使いにできそうです。

手ぬぐいは二種類あったのですが、私はこちらのサメの歯化石バージョンを選びました。

最後にオリジナルの定規を。マンモスとナウマンゾウの写真が載っています。こちらもシンプルなデザイン、北海道博物館のグッズはちょっと大人向けですね。

いかがでしたか?会期は6月3日までともうあと少しです!皆さんもぜひ大量の標本たちに出会ってきてみてください!

http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/post/exhibition/special/detail8471/

ではまた次回!

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【本日の一品】リアル感が段違い!アンモナイトキャンドルを買ってみた!

先日、北海道大学総合博物館内ミュージアムショップぽとろのFacebookで、こんなお知らせがありました。

アンモナイトのキャンドルだそうです。博物館のオリジナルグッズでキャンドルが出てくるのはかなり珍しい!! 

気になって、いそいそと買い物に出かけました。

店頭にありました!!

この本物感、まるで本物のアンモナイトのようです。蜜蝋の独特の色合いもいいですよね。とても可愛い!早速つれて帰りました。

このキャンドルは北広島デイセンターとのコラボレーション商品だそうです。店内には他にも北広島デイセンターの「しあわせキャンドル」という商品が並んでいました。

実際のアンモナイトから型を取っているので、よくある「アンモナイト風」のデザインではありません。

博物館の資料を生かした素晴らしい事例になると考えました。ぜひもっと大々的に商品を並べて、目玉商品にすればいいのに!と私なんかは思っちゃいました。

いかがでしたか?

博物ふぇすてぃばるや、いきもにあなどに持っていっても売れそう…お値段も良心的ですし、もっと人気が出て欲しい商品です。

それではまた次回!

【コラム】館の魅力を生かすには?ミュージアムグッズにおけるマスキングテープを考える!

昨日の記事でブリヂストン美術館展のモネ「睡蓮」のマスキングテープについて書きました。

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol85

三分割されている睡蓮の絵と、ミニサイズの睡蓮の絵が連続で繋がっていて、三分割の部分を繋げると一枚の睡蓮の絵になるらしいのですが、そもそも切れ目が分かりにくいし、こんな繋げ方をしてはマスキングテープという「メディア」の良さを生かせないだろう…というものです。

実は同じことを、札幌芸術の森美術館で開催されていた藤戸竹喜展のグッズでも思いました。藤戸さんの木彫りの熊があしらわれたマスキングテープです。

ちょっとこの写真では分かりにくいのですが、角度の異なる同じ木彫りの熊が交互に載っています。しかしこれは…模様と言えるのでしょうか。

マスキングテープにしなくても、ステッカーの方が安く、木彫りの熊の良さを生かすことができるのではないかと思います。

これらのグッズを見て思うのは、「マスキングテープを作る」という手段が、「来館者が鑑賞経験を持ち帰る」という目的とごちゃごちゃになっているのではないかということです。

定規、クリアファイル、鉛筆、ポストカード…それぞれの文房具などには特性があり、今回のマスキングテープで言えば、載せた資料の良さだけではなく、マスキングテープというメディア自体の良さもいかせていないと思いました。

ではその、マスキングテープの良さとは何か。私は個人的に、下記の2点があるかと思います。

①連続した柄を生かせる

②縦や横に長ーい資料を生かせる

言われてみれば当たり前?ではそれぞれを詳しく見てみましょう。

連続した柄を生かせる

まずはこちらのマスキングテープ。

東京都庭園美術館のマスキングテープです。こちらは、館内の装飾をモチーフとしマスキングテープの題材としています。

博物館の建築も大事な資料であり、博物館の財産です。私は館内の第一階段付近でこの装飾を見つけました。

このように、何か連続した柄であることで、どこから切ってもどんな長さでも使える特性が光ります。

https://twitter.com/naocafe/status/994206766572257280

https://www.rokkatei-eshop.com/store/ProductDetail.aspx?sku=68248

企業のグッズであればこちら、六花亭のマスキングテープがいい例だと思います。そう、あの紙袋がマスキングテープになったのです。

一からマスキングテープのデザインを考えるのは大変!そんなときは、初めからある連続した模様、モチーフを使用することで、無理なくマスキングテープの良さを生かせるのではないでしょうか。

縦や横に長ーい資料を生かせる

続いては最近話題のこちら。

そう、東京国立近代美術館のミュージアムグッズ、横山大観「生々流転」のマスキングテープ。

日本一長い画巻として有名ですが、この横や縦に「長い」ものをグッズにできるという意味で、マスキングテープはかなり有用だと思うんです。縦に描かれることが多い日本画とか、絵巻物とかね。

一番目の画像の右下にちらりと見えるのが、ダイオウイカのマスキングテープ。国立科学博物館のオリジナルグッズです。

こちらは言わずと知れた長ーい生物。まさにマスキングテープにぴったりな題材だと思います。

シールやステッカーにするのもあり!

もしも、マスキングテープの図柄をオリジナルで作るのが大変で、上手く載せられそうな資料がなかったとしたら…?

私はストレートに、シールやステッカーにしたらいいと思うんですよ。

ステッカーオールスターズ ¥1000

こちらは札幌芸術の森で開催された「リサ・ラーソン展」のときに購入したもの。

オリジナルグッズではないですが、こんな風に展示されていた品がシールになってずらっと一枚に並んでいるのなら、私なら速攻で買います。

シール好きなオトナ女子から子どもまで、幅広く購入が見込める商品になるのではと考えます。

おわりに

いかがでしたか?

そもそもマスキングテープ自体が文房具として愛されるようになってから、まだ日が浅いのでこのようなことが起きているのかと思います。

どんなグッズも、「来館者の経験や記憶を持ち帰るものであること」「資料や展示の魅力を広く知ってもらうためのものであること」が基本です。

マスキングテープもそのようなグッズになっていくことを、切に願っています。

それではまた次回!

 

【本日の一品】購入レポ!ブリヂストン美術館展のオリジナルグッズをゲットしました!

雨の予報だったのですが、奇跡的に晴れた春のある日、道立近代美術館にブリヂストン美術館展を見に行きました。


工事中のため休館中のブリヂストン美術館。その間を縫って、貴重な作品たちが北海道に集まっていました。

図録はもちろん購入。

それでは購入したグッズたちを紹介しましょう。まずはブックマーカー。額縁風のデザインになっていて、中の絵が異なる3種類ほどありました。

そしてこちらが目玉商品のチョコクッキー。モネの「睡蓮」があしらわれたオリジナルパッケージです。

今回ちょっと気になったのが、同じく睡蓮のマスキングテープ。

こちらがですね、私の説明ではちょっとわかりにくいかもしれないのですが…三分割されている睡蓮の絵と、ミニサイズの睡蓮の絵が連続で繋がっていて、三分割の部分を繋げると一枚の睡蓮の絵になるらしいのですが…

いやもう、どこがどこだかわからんわ!!何でマスキングテープにしたのだろう…無理せずシールにすれば良かったのに…。もしくは1枚ずつシールのように剥がれるマスキングテープにするとか…。

と、ちょっと疑問が湧き出るグッズになりました。

個人的にはこの青木繁の「海の幸」を太めのマスキングテープにして欲しかったところ。横長の作品だし、いいと思うんだけどなぁ。

いかがでしたか?マスキングテープについては思うところが多々あるので、近々自分の考えをまとめてみたいと思います。

それではまた次回!

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マリオオデッセイの月の石を見つけた!?「地図と鉱石の山の手博物館」に行ってきました!

ここ数日は札幌も晴天が続き、雪もすっかり溶けてきました。雪が溶けると言う事は、娘は石を拾って帰ってくる日がまた始まったと言うことです。そう、娘は石が好きで、鉱物に目がない女子なのです。

ということで、この休日にサイクリングがてら「地図と鉱石の山の手博物館」に家族で行ってきました。今回は鉱物多めでお送りいたします。


鉱物の本の巻末によく名前が載っているこの館。扉を開けるとといきなり大量の鉱物が私たちを迎えてくれます。

「札幌の周りでこんなに素敵なのが採れるんだー!」と娘の目はらんらん。

写真 2018-04-19 23 29 05写真 2018-04-19 23 22 28

もちろん大人の私も楽しめます。とにかく大量の鉱物!岩石!寄贈されたものも多いようです。

蛍光鉱物にウキウキの娘。ブラックライトに当てると鉱物の色が変わって見えるのです。

誕生石のコーナーで宝石の美しさにも触れつつ…

やはり楽しいのは、鉱物を直接触れるコーナーのようです。

キラキラの見た目とは裏腹に、ズッシリと重たかった黄鉄鉱。

マインクラフトでお馴染みの黒曜石。ゲームを通じて鉱物を知るのもまた面白いですね。実際の黒曜石を見せることができて面白かったです。

触るときは鋭いのでお気をつけて。

そして娘のお気に入りがこの方鉛鉱。「これ!マリオオデッセイに出てきた月の石じゃない!?絶対この石をモデルにしたんだよ!」と娘大興奮。本当にそうなのかな?教えて任天堂さん!

受付に小さなショップがあったので、鉱物の写真を購入。三葉虫とアクアマリン、黄鉄鉱です。

そしてやっぱり娘はこういうのを購入していました。かなりお気に入りのようです。

説明書を読みながら、枕元に置いて眺めて眠りにつきました。よっぽど気に行ったようで何よりです。

いかがでしたか?鉱物好きは見逃せないこちらの館。こんどは道外の鉱物を扱う博物館にも親子で行きたいな。

ではまた次回!

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