【コラム】常に買えるもの、期間限定で買えるもの。

あけましておめでとうございます。本年も「百物気」をよろしくお願いいたします。

年始にSNSとか見ていると、ミュージアムショップで福袋を売っていたり、美術館に初詣する企画があったり…私の住んでいる地域にはなかなか無い企画が目白押しで、首都圏はすごいなーなんて思ってしまいました。そんなお正月です。ぐぬぬ。

紹介するときの心がけ

ここ数か月、ありがたいことにミュージアムグッズについてお話させていただく機会も増えまして、原稿やプレゼンテーションを作ったりしているのですが、その中で一つ心掛けていることがあります。

それは、「その博物館、美術館に行けばちゃんと手に入るミュージアムグッズ(そしてなるべくオリジナルグッズ)」を紹介することです。企画展のオリジナルグッズは、きちんとその旨を明記したうえでご紹介することにしています。

ミュージアムグッズは2種類に大別できます。問屋さんやその他のミュージアムショップから仕入れる「一般商品」。そして、博物館独自の財産を活用して製作する「オリジナルグッズ」。修士論文ではこの「オリジナルグッズ」を研究しておりました。ですので、私がご紹介する内容は基本的にオリジナルグッズです。専門だったので。

そして、このオリジナルグッズの中でも、「ふつ―にミュージアムショップに行けば手に入るグッズ」「企画展の特設ショップなどで購入できる期間限定のグッズ」の2種類に大別できると私は考えています。

企画展のオリジナルグッズ

ミュージアムグッズの愛好家をやっている、という話をすると、「ミュージアムグッズ、盛り上がっていますよね!」「展覧会に行けばついつい買っちゃうんですよね!」というお声をよくいただきます。ありがたいです。

でもその方々の挙げられているほとんどが、「期間限定のグッズ」だったりして「今はもう買えないのが残念だなー」というお言葉が出てきています。

いやいや!ミュージアムグッズって色々あって!常設で置いてあるグッズにも面白いのたくさんありますし!という想いがあふれちゃうのです。そういうお話を聞くと。ミュージアムグッズ=企画展のグッズ、という印象が強くなってきているような気がしています。

企画展のオリジナルグッズ、ほんと面白いですよね。こういう思い切ったことやっちゃうのか―!とか、こんな企業とコラボしちゃうのか!とか、すごく参考になります。なぜそれをやるのかというと、企画展に人を呼び込むための広告ツールであり、貴重な収入源であるからです。

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol165
「縄文」展とか、すごくそういう感じがしました。

展覧会に来てほしい。良いものを、目立つものを作るから、買いにきてほしい。そんなガツガツした思いが、企画展の特設ショップにいくと感じられて。常設で置いてあるグッズとは目的も温度も全然違うなと感じているのです。

面白いものは、近くにあるよ

私がブログ以外の文筆活動やイベントで、常設のオリジナルグッズを紹介したいのはなぜか。答えは単純です。

上記の企画展のオリジナルグッズは展覧会が終われば手に入らない。売り切らなくてはならないので、なかなかその後ミュージアムショップにも並ぶことは少ない。だからです。欲しくても手に入らないものは紹介したくないのです。(なので企画展に合わせて制作されたグッズでも、引き続きショップで販売されているグッズは、割とガンガン紹介しています)

そして、ちょっと言い方が難しいのですが、常設のオリジナルグッズは「大作」が多いなと感じているのです。事例を挙げろと言われたらこれまた難しいのですが。展覧会以外で、博物館の財産を活用して何かオリジナルグッズを作ろうってんだもの…気合が違います。私はそういうものを見つけて、皆さんにどんどん紹介していきたいなと思っているのです。

国立科学博物館の「かはくトランプ」とかね。

まとめ

ブログではね、「こんなん買いましたでー!」って企画展のオリジナルグッズもご紹介していきます。それは事例採集に近い気持ちというか…「こんなこともできるんだ!」というヒントを発見しに行く旅のようなものです。トリッキーなグッズもあって、そこが面白みでもありますので。

なので、そういう使い分けといいますか、常設のオリジナルグッズと企画展のオリジナルグッズ、それぞれから得るものや面白みがあるなと思って、2019年はそこを割と明確にしていきたいなと思っているのです。

常設展のオリジナルグッズはいつでも買えるので、他メディアへご紹介するときの事例として。企画展のオリジナルグッズは…例えば先日開催したワークショップのように、参加者の皆さんから自由なアイデアを出してもらうときの事例として、プレゼンの中でご紹介していこうかなと思っています。

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol168
「自由なアイデアを出す」って、意外と難しいですからね。

自分の中でこの棲み分けがここ数カ月モヤっとしていましたので、この場で吐き出させていただきました。こんなめんどくさいこと考えてる人いるかしら?あんまりわかってもらえないかもしれませんですが、私の中ではとっても大事なことなので書いちゃいました。

こじらせためんどくさいミュージアムグッズ愛好家ですが、本年も何卒よろしくお願いいたします!!

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2018年!ミュージアムグッズベスト5

今年最後の更新をしてみるよ!2018年に購入したミュージアムグッズの中で、勝手に5つ選んでみましたよ!

【日本科学未来館】デザインあ展オリジナルグッズ

【日本科学未来館】デザインあ展オリジナルグッズ

まずはこちらをご紹介!今年の夏に見た「デザインあ」展のオリジナルグッズです。この展示の記事もまだ書いてないのにグッズの紹介をしちゃいます…すんません…。

オリジナルグッズの所感としては、「身の回りにある道具にデザインを見出すもの」「番組のロゴを模したもの」「番組の内容を体験できるもの」の3つに大別できるかなーと思いました。お金に余裕がなかったのでこれしか買えませんでしたが、もっと買いたかったです。

よくあるオリジナルグッズでは2つめの「番組のロゴを模したもの」が多い印象なだけに、やはり番組の企画自体の質が高いからか、グッズもかなり考えられているなーという感じがします。

写真ではトートバッグが写っていますが、サコッシュも購入しちゃいました。可愛いんだこれがー!

【東京国立近代美術館】生々流転マスキングテープ

【東京国立近代美術館】生々流転マスキングテープ

この 横山大観 ≪生々流転(せいせいるてん)≫という作品は重要文化財になっていて、全長40メートル超で、日本一長い画巻です。そこに水の一生の物語が描かれています。それをギュギュっと2メートルに圧縮したマスキングテープです。

マスキングテープというメディアの特性として、「縦横に長い資料の表現が可能である」という点が挙げられると思うのですが、これはまさに!それを体現したグッズだなと思いました。

これが欲しくて今年の夏、国立近代美術館行きましたもんね。まだ残っててよかったー。

いつもブログを拝読している明菜さんとかは、このマスキングテープを活用して実際に絵巻を作ってらしてましたし。ほんとに面白い活用法にあふれるグッズだなと思います。
http://theory-of-art.blog.jp/archives/23690505.html

【上野動物園】ほんとの大きさパンダの仔

【上野動物園】ほんとの大きさパンダの仔
(右) 2日目 147g
(中)10日目 284g
(左)20日目 607g

ぬいぐるみ部門からもひとつ挙げておきましょう。私はやはりこちらですね。上野動物園で生まれたシャンシャンのぬいぐるみ。それも超幼いころです。

ホントに赤子って感じで可愛いですねー!飼育員さんしか知らないその重さと大きさを体感できる、愛おしさ爆発なグッズだと思います。

ちなみにこのぬいぐるみ、20日目のものにはメジャーもついています。お分かりですね、シャンシャンの身体測定のシーンで使われていたメジャー…。

あれに実際の体調が記された布メジャーとして登場したのです。いやホント、ネットで「シャンシャンの身体測定をする仕事に就きたい…」と話題沸騰中だっただけに、上野動物園さんわかってるーー!もうぬいぐるみ全種類集めましたよねー。

【からむし堂】まる花札

【からむし堂】まる花札

これはオリジナルグッズではないのですが、大阪市立自然史博物館のミュージアムショップで購入いたしました。現在は在庫わずかなようなので気を付けて!

http://omnh-shop.ocnk.net/product/1705

このまる花札って何なの?ただの花札じゃないの?と思われた方、解説シートのこちらの文章をお読みください。


「まる花札」は、花カードを手札とし、場の札であるマルハナバチカードを取り合うゲームです。
マルハナバチは種類によって好きな花がちがいます。花カードの出し方を工夫して、マルハナバチカードと花カードをたくさん集めましょう。集めた花とマルハナバチの種類を足した合計点がいちばん高い人が勝ちです!
きほんの遊び方に、特殊加点カード、捕食者カード、ペアカード、天候カード、シークレットカードを加えていくと、少しずつゲームが難しくなります。どうすれば勝てるかの作戦が立てられるようになると、ますます面白くなります。
マルハナバチと花の奥深い世界を、どうぞお楽しみください!

解説シート

そう、これは、マルハナバチの習性を利用して考えられた花札なんです。もうね、カードゲーム界隈に持ち込んでみんなで遊びたいくらい、よくできているグッズです。マルハナバチが種類によって好みの花が異なるなんて、知らなかったもんね…。このグッズを通じて、昆虫の生態の奥深さを知ってほしい!と心から思いました。

【国立公文書館】平成クリアファイル

【国立公文書館】平成クリアファイル

最後はやはりこちらのグッズで締めましょうかね。国立公文書館の平成クリアファイルです。ドハマり2にも持って行ったのですが、これを手に小渕さんポーズで写真を撮る方続出。あー持って行ってよかったなーと思ったグッズの一つです。

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol149

公文書館ってちょっと地味…な印象を持たれている方も多いのかもしれませんが、そんなことはないですよ!公文書館は歴史の舞台に登場した「公文書」を見れる場!「はっ!社会で習ったあの条文がある…!」「こういう資料は公文書扱いなのか…知らなかった」などの楽しみに満ちています。

ひとつ300円程度と手ごろな値段ですので、年明けにでも国立公文書館を訪れる際にはぜひ手に取ってみてほしいグッズです。

今年最後の更新です!

いかがでしたか?この記事書けるかなータイミング的に行けるかなーと迷っていたのですが、ご紹介できて何よりです。

イベントでは何度か紹介しているグッズなのですが、こうしてブログでは紹介していないものも多いので、ちょっと来年こそはね…「買ったらすぐ載せる!」をモットーにやっていきたいと思いました。

今年も一年、ミュージアムグッズを楽しんでくださってありがとうございました。来年も皆さんに楽しんでいただけるよう、私も精進したいと思います。

ではまた来年!よいお年を~!

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札幌オオドオリ大学で授業をしてきました!

先日告知したとおりですね、札幌オオドオリ大学にて先生をしてきました。私が今受講している、北海道大学学芸員リカレントプログラムの実践事例でもあり、北海道大学総合博物館のご協力をいただきまして、実施することができました。

リカプロのホームページにもレポートを上げましたので、そちらも是非ご覧くださいませ。

[blogcard url=”https://www.let.hokudai.ac.jp/news/2018/12/15361/”]

年末の土曜日にもかかわらず、多くの方に集まっていただきました!

最初は私のプレゼン。20分ほどで、ワークショップにつながるような導入のお話と事例紹介をさせていただきました。

腹が出ている私。
グッズや関連書籍をいくつか持ってきました。皆さんの参考になりますように。
この日のために頑張って作ったプレゼン

「面白いミュージアムグッズって何だろうね?どうやったら作れるんだろうね?」というのが、私が参加者の皆様に投げかけた疑問です。

そこで今回は、「博物館の魅力を考える」「グッズの特性を生かす」という2点の掛け合わせによって、面白いグッズができるのではないか?と提案させていただきました。

ワークショップの様子

飛び入りで参加してくださった方もいて、12名でワークショップを実施しました。まずは60分間で博物館を見て回り、10分間でアイスブレイク、20分間で博物館の魅力とアイデアをスケッチブックにまとめます。

これは皆さんスケッチブックにまとめていただいている様子。20分間で内容をびっちり埋めてくださいました。

そしていよいよ、一人3分程度で発表です!

北海道大学大学院文学研究科 特任准教授の今村信隆先生もお越しくださって、発表にコメントを入れてくださいました。

参加者の成果物

皆さんはこんな素敵なアイデアを考えてくださっていましたよー!ここで私のコメント追記で一部紹介させていただきます。

「クラーク博士の授業風景メモ」400円~600円

こちらは1階の展示室の壁に描かれていた「クラーク博士の授業風景」に関するイラスト入りのメモを元にしたアイデア。

実は1階のこの展示室、他の参加者の皆さんも目をつけていて、「クラーク博士って実はこんな授業してたんだね」「なんかずっこけ珍道中みたいなことしてたんだね」という声が漏れていました。

クラーク博士といえばすごく立派な方に思えるんですが…いや実際すごい功績の方なんですが、実際はすごく学生思いで、研究のためならちょっと突っ走っちゃうところもあるのかも…?そんな性格の一部分を表現したグッズ、とても面白いと思いました。

「地層のティラミス作成キット」「くまになれるよ手袋」

続いての方はお二つ考えてくださいました!

まずは「地層のティラミス作成キット」。ティラミスを地層に見立てて、どのような圧がかかると、どのようにずれて曲がるのか、それが学べるキットが欲しい!とのことでした。これ、現場で声も上がってましたけど羊羹でもいいですよね!カフェの皆さんにも提案したい内容です。

「くまになれるよ手袋」の方では、「実際のクマの手ってあったかそうだな~」という想いから派生した商品アイデア。密度が高いので水もはじき、爪が出たり入ったりするので雪道も安心!実はクマの手ってすごいんですよね!商品として量産せずとも、レプリカを展示室に置いておくのも面白いかもしれないアイデアでした。肉球はぷにぷになのか?ごつごつなのか?ちょっと気になるところ。

「100年もたさる 匠の技一挙公開」

こちらはお子さん連れでいつも博物館に来ている方のアイデア。博物館の機能の一つである「保存」に焦点を当てたアイデアです。

子どもが集めてくる石や植物や虫…子供たちは取っておきたがるけれど、どうしたらいいの~という全国のお母さんの悲鳴が聞こえてきそうです。そんな時に使えるグッズとしてのアイデアでした。博物館の研究者の方が、実際にどのように保存し標本を作っているのか、本と必要なグッズをセットにした商品があれば、子供もお母さんも喜びそう!とのことです。

そこから、「じゃあ博物館の標本ってどうして100年たっても研究に使えるようになっているんだろうね?」などの教材にも使えそうな一品。お子さんの自由研究にもいいですね!

「DoKit!」レベル1は2000円、レベル3は5000円

こちらは商品名に全員惚れた「DoKit!」。標本の持つ力の強さに感動し、中でも土器の修復作業に興味を持たれたそうです。そこで考えてくださったのが土器の立体ジグソーパズル。木製の標本箱に入れて販売するなど、本物感にもこだわりたい!とのことでした。

レベル1は一種類の土器を組み立てられるようになっていて、レベル3とかになると複数種類の土器が混ざっていて、どれがどのパーツなのか考えながら組み立てなければならず…!頭使いそう…!

でも出来上がった土器って、インテリアにしてもいいですし、プレゼントにもいいし…夢が広がるアイデアだなと思いました。

「世界初!一分の一スケール剥製空気ビニール」500円~1万円

こちらは博物館そのものの広さや、展示してある標本の大きさに感動したというきっかけから生まれたアイデアです。

だからこそ、「北大の博物館にあるマンモス、すっげー大きかったんだぜ!」と友達に伝えようにも、「ふーん…?」で終わってしまうのが寂しい。そこで考えてくださったのが、なんと1分の1スケールの空気ビニール人形!本物の大きさの人形が欲しい!とのことでした。

このアイデア、全身は難しくとも、例えばマンモスの牙の1分の1スケールのビニール人形とか、デスモスチルスの顔の人形とか、どこか一部分なら実現できそうな気がするんですが!どうでしょう!?

日本の近代や北海道の開拓を知る「ガチャガチャ系」「つくる系」

こちらは北海道の開拓などに関するグッズのアイデアでした。私が特に印象的だった言葉は、「子どもははたらくくるまが好きだけど、だったら昔のはたくくるまみたいものが、子どものおもちゃとしてあってもいいんじゃないかなぁ」というもの!目からうろこでした。

私も全然そういう昔の機具とかに見識がないもので、逆を言えば学ぶ機会がそれだけ少なかったのでは?とも思うんですよね。小学校で地域史について多少学んだけども、自分の興味から入る体験をしてみたかったなぁと思うのです。

これ、何か「昔のはたらくくるま」のフィギュアでもいいし、折り紙で作れるようにしてもいいし、ガチャガチャで出てきてもいいし…あらゆる展開ができそうですね!

「お持ち帰り用博物館コンプリートBOX」

こちらの方もいろんなアイデアを出してくださいました!ありがとうございます!基本的には博物館の標本のようなもの(レプリカ?食品?)を標本箱に入れて持ち帰れるというもの。ボックスの四面には、アインシュタインドームのレリーフ付きというこだわりようでした!

私も博物館の標本を見ていて、「わっ!これ欲しいな!」と思うことは多々あります(もちろん、非常に貴重な研究用の資料であることは承知の上で…)。私にとって博物館は、知の蓄積を体感できる場所であり、夢のような宝物が詰まっている場所。集めたい!という気持ちになるのもわかります。

なんかあれですね、こんな感じの標本をモチーフにした生菓子のセットとか、お正月にあってもかわいいですね。

「岩石ネイル」

続いては岩石ネイルのご提案です。岩石や鉱物について興味を持ったとのことで、お気に入りの鉱物を爪の上に再現できる、マニキュアを提案してくださいました。

「アースカラーって今年流行っていますし、石の色はネイルにぴったりだと思います!」というお話を聞いて、その発想はなかった…となりました。確かにこれなら女子も欲しがる!

そして持ち手の部分は実際の鉱物をモチーフにしたデザインにすることで、鉱物に関する知識も得られるとのこと。おしゃれをしながら楽しく学べるアイデア、なかなか無いので貴重なご意見だと思いました!

「チヂミコンブでマフラー」

こちらはなんと、チヂミコンブをモチーフにしたマフラーを作ってはどうか!?というご提案をいただきました。海藻ってなかなかないセレクトですが、実は宮部金吾が採集した標本が北大にあったりと、とても歴史ある研究なんですよね。

今回感じていただいた博物館の魅力として、「偉業を成し遂げた研究者の魅力が詰まってる」「北海道の重要な研究拠点の一つであることを知ってほしい」という想いが生まれたそうです。

個人的には、渦鞭毛藻のピンバッチのセットもご提案してくださって、そっちもすごく魅力的…!と思いました。海の中の世界、まだまだ奥深いですね!

「小林快次先生のむかわ竜バンダナ」 2500円(ペアで5000円)

こちらはその名もずばり!「小林快次先生のむかわ竜バンダナ」です!日本を代表する古生物学者ですよね。ファンもとても多い研究者だと思います。あのむかわ竜の全身骨格の写真、衝撃的でしたよね!

そのむかわ竜のバンダナをぜひ作ってほしい!とのこと。この方は趣味で渓流釣りをやられるので、バンダナは必須とのこと。そして大きさにもこだわりがあって、ぜひ65センチ以上で作ってほしい!との熱い思いをいただきました。

「アイヌ文様の手袋」「雪の結晶がデザインされた傘、ビアジョッキ」

こちらの方もたくさんアイデア出していただきましたー!冬ならではの季節感あふれるアイデアが多く、すぐに売れそうなものばかりですね!

個人的には雪の結晶がデザインされたビアジョッキがいいなーと思いました。雪の結晶は水蒸気量と気温によるので、それが勉強できるビアジョッキ(温度で色や模様が変わるとか…)があったら面白そう!

北大には中谷宇吉郎先生もいらっしゃいましたしね。こういう雪のモチーフをうまく組み合わせて考えるのも面白いですね。

他にも、 「CAMUI型ハイブリッドロケットをモチーフにした三脚や自撮り棒が欲しい」 というご意見もいただきました!確かに、カメラの機材ってどれも黒で面白くなくて…CAMUI型ロケットにしちゃうという発想って斬新!「3,2,1!」って発射風に写真が撮れたら超面白いです。これも実現してほしいな…。

いかがだったでしょうか?今回のアイデア創出の着地点は、「『ミュージアムグッズを作る』という観点で博物館を回ってみると、主体的に所蔵品にアプローチすることができるよね」というところです。

「博物館ってどうやってみたらわからない」そんな来館者のお困りごとのお役に立てればいいなと思い、新たな視点を提供させていただきました。

今回、私の度肝を抜くアイデアがたくさん生まれ、「これはぜひ…ほかの方のアイデアも聞いてみたいし、他の博物館でもやってみたい!!」という気持ちになりました。

今後、ちょっとしっかりこのワークショップをパッケージ化して、全国どこでもキャラバンできるように準備を進めていきます!ご興味がおありの方、ぜひご連絡くださいませ。

ではまた次回~!

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【本日の一品】昆虫展のミュージアムグッズを少しだけご紹介!

さて本日は、以前紹介しきれなかった「特別展 昆虫」のグッズを紹介します!

[blogcard url=”http://momonoke.wpblog.jp/exhibition/vol156″]

 

これは前売り券とセットになっていた、「組み立て式昆虫クラフト」私が行った時には特にショップに売っている様子でもなかったので、これは買い!でした。もったいなくて開けてないんですけどね…。

そしてこれ、素敵なんですよねー。タマムシ柄の扇子ですよ。なかなかお気に入りの扇子って出会えないので、これを見つけたときはすぐカゴにぶち込みました。

もう一つ買って、保存用と使う用に分けたいなー。そうすればよかったなー。

最後はピンバッジ!これはガチャガチャのコーナーで見かけました。

私はチョウトンボとモンスズメバチをゲット。元々モンスズメバチが欲しかったので、2回目で引いた時にはガッツポーズしちゃいましたよね。

そしたら隣の男の子が「何?何引いたの?」と聞いてきてくれたので、しばし少年との虫トークに花を咲かせたのでした。(彼はギラファノコギリクワガタが欲しかったみたい)

 

いかがでしたか?

「あれ?いつもに比べたら買ってる量少なくない?」なーんて言われちゃいそうですが、その通りなんです。

夏休み前の混雑を避けたいなーと思って、展覧会がオープンしてすぐに行ったのです。そしたらまだ入荷していないグッズもあったそうで、その後Twitterで続々と入荷情報が…!ガーン!

前もどこかで書きましたけど、「展覧会、前半に行くか?後半に行くか?」問題が勃発ですね。特に私のような遠方からの来場者は、混雑だけでも命取りになりますし。難しいところです。見極め頑張ります。

それではまた次回―!

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【本日の一品】縄文展でグッズと展示のイメージ統一について考えてみた!

この夏行ってきた展覧会レポートの続き!今回は「1万年の美の鼓動 縄文」です!

縄文時代のオールスターが勢ぞろい!みたいな展示でしたね。展覧会の感想は実は別なところで述べているので、今回はグッズの紹介に重点を置きたいなーと考えております。

こちらを見ていただければハッピー↓

[blogcard url=”http://momonoke.wpblog.jp/movie/vol161″]

今回はたくさん不定形のグッズを購入したので、札幌まで持って帰るのが大変でした…。

まずはbandeの縄文コラボ。一枚ずつめくれて、土偶たちがマスキングシールになっています。

個人的に気に入っている、火炎土器の紙コップ。これはちょっとした自宅でのパーティの時に使ったら話題になりそう!

こちらもネットで少し話題だった、土偶になれるアイマスク。飛行機の中で使ったらギョッとされそうですが、アイデアが秀逸!

フィールドノートもありました。私は是川縄文館で実際に見てきた「合掌土偶」にしてみました。

[blogcard url=”http://momonoke.wpblog.jp/exhibition/vol61″]

そして、以前出演したイベント「ドハマリ2」で人気だったのが、この縄文ペンライト。ショップで販売されていたのはこのハート形土偶でした。

[blogcard url=”http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol149″]

前売り券を購入した時のセットでついてきたのはこちらのバージョン。土偶のペンライトを2種類も持っている自分…。

今回は展示室内がかなり静謐な印象でしたが、特設のショップやグッズは非常にポップな印象でした。縄文ブームを起こしに行こうぜ!っていうテンションの高さを感じました。

ただ、ちょっと展示室のテンションや来館者層とかけ離れている印象があったので、実際の売れ行きはどうだったのかしら…と邪推してしまいます。私が見に行ったとき、展示はわりと高齢者層が見に来ていた感じがしたので。

そうそう、せっかく東京国立博物館に来たのだからこちらのショップもいかなくちゃねーと、ミュージアムショップにも行ってきました。

今回は神戸風月堂とのコラボ商品を買ってみました。

[blogcard url=”http://www.kobe-fugetsudo.co.jp/”]

所蔵品をあしらったこの缶だけでも欲しくなっちゃうわよね…中身は三種類の味があるゴーフルです。しかしまだ食べてない!年末の来客にお出ししようかな。お土産にもピッタリな品のある一品です。

いかがでしたか?東京に行った時の思い出はまだまだありますので、しばらくこんな感じで更新していこうと思います!ではまた次回~!

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【本日の一品】明治大学博物館で「何がグッズになりうるのか」を考えた!

11月に入ってからお初のブログ更新とか、マジで震えるわ…サボっていてごめんなさい><。

今回は7月に東京に行ったときにゲットしたグッズをもってして、またいろいろと考えてみましたよ。

今回の舞台はこちら!明治大学博物館!一度行ってみたかったんですよねー!神保町からも近いので、古本アサリの途中にもよれるスポットだと思います。

こちらの博物館の主要な構成は「商品」「刑事」「考古」です。

明治大学博物館といえば「刑事」!なイメージが強いのですが、それ以外の資料もとても興味深いのですよ。

ほらー!今川仮名目録があるしーー!

生類憐み令が置いてあるし―――!授業で習ったやつばっかりだよ!

「刑事」のコーナーの中でもやはりこりゃすげぇな…となるのが、「刑罰の執行」に関わる資料。

手鎖とかね。当時のものはこんな風な仕組みになっていたのね。鍵まで置いてあっておぅふ…!ってなる。

そして、いちばん皆がお目当てにしているのはこちらの鉄の処女ではないでしょうか…。

生で見るとやっぱすごいっす。
個人的な思い出として、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズの中で、この器具が使われたトリックがあり、それを小学生の頃に読んでいたので、20年越しに再会できた気持ちでちょっと嬉しかったです。

さて、明治大学といえば考古学も有名。旧石器時代の研究の発祥の地、岩宿遺跡についての言及もありました。いつか行ってみたいものです。

レプリカではありますが、打製石斧とか見るとめっちゃテンション上がります。

さらっと重要文化財。こちらも日本の歴史的な歴史漫画で勉強した記憶があるので、小学生の私に「博物館めぐり最高やで…!」と伝えたいです。

さてミュージアムグッズについて。

明治大学博物館は明確なショップがあるわけではなく、商品が展示されていて、欲しいものを事務室にお伝えして購入するスタイルです。

今回は文房具を中心に買ってみました。

まずはこのショッパーが可愛くてな…商品・刑事・考古がしっかり表現されています。

刑事のミュージアムグッズとして…ありましたよ!このレターセットが!

鉄の処女が描かれたレターセットです。これは欲しい人には涎ダラダラの一品かなと思います。

十手の一筆箋もありました!

刑事罰に使われる道具って、どうも倫理的にグッズにしにくいんじゃないかという懸念が自分の中ではありました。

ですが、明治大学博物館では御用の提灯、十手、そして鉄の処女など、学術的に貴重な資料でありながら、かつ重くなりすぎない商品作りを心嗅げているのではないかなーという印象でした。

ボールペンは考古学の資料をモチーフにしたもの。

個人的には先ほど述べたショッパーのアイコンがとてもかわいかったので、博物館の特徴である商品・刑事・考古の3つの特徴を一度に表現したグッズも欲しいですし、すでにあったら購入したいなと思っています。

いかがでしたか?大学博物館って私にはまだ未知の分野なところも多くて、これからどんどん巡ってグッズも見ていきたいなと思っています!

ではまた次回~!

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【コラム】我が家はまるでゼミな近況です。

訳あって研究計画書をもそもそと書いておりまして(博士課程に進学するとか、そういうわけじゃないですよ)。
ま、理由は来年の頭頃に追々ここにも告知できるかなーと思います。

それがまー大変なのなんのって。何より自分の頭がしっちゃかめっちゃかな状態で、それを人に(特にボスに)見せられる状態にまで練り上げるのは、やはり並大抵のことではないですね。

https://www.instagram.com/p/Bo2SzPHgNTl/?taken-by=momonoke.museum

上記インスタでも書いたんですが。

社会学をがっちりやっていた夫に相談しながら作り上げていったのですが、これが厳しいのなんの。いや、いかに自分がゆるゆるとやっていたのかを思い知らされる日々でございます。

私は目標に向かってきっちり準備して、それを上回る結果を出すことをすごく大事にしているんです。

でも何というか、調査や研究って「自分の思ってたんとちゃう」ことになるから面白いんですよね。それをね、夫に何度も何度も指摘されまして。

「お前は研究の結果をも自分の思い通りになるようにコントロールしている。そうじゃなくて、客観的に調査して結果を考察することを丁寧に、這いつくばってやれ。思い通りにならなかったからって、それを捻じ曲げちゃいけないんだ」

もー。その通りでござって。「思い通りにならないなら、なるようにする」という今までのスタイル、仕事をする上では間違っちゃいないのかもしれないけど、今回はちょっとその癖から抜け出さないといけないのですね。

こうして苦労して何とかまとめあげたので、これから必死で調査します頑張ります。それと同時並行でミュージアムグッズパスポートの2巻の内容も考えなくてはならぬですね。

あと最近!ミュージアムグッズ全然紹介してないですよね!買ってないわけじゃないんですよ。ちゃんと散財してます。紹介する前に展覧会が終わっちゃって紹介するか迷っているうちに月日が経ってしまっただけで(言い訳)

ちょっと諸々、生活を整えねばならぬですね。と言いつつ、今日は友人とこの映画見てきます。

[blogcard url=”http://www.jomon-hamaru.com/”]

「縄文にハマる人々」楽しみー!行ってきまーす!

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たくさんの出会いに感謝!NEVER MIND THE BOOKS 2018に出展してきました!

ずっとずっと楽しみにしていたイベント、NEVER MIND THE BOOKS 2018に出展してきましたよー!

もう楽しみすぎて朝3時に起きて準備とかしてました。こういうイベント物は余裕をもって入るのが信条なので、この数か月はこのイベントと本を作ることに懸けていたと思ってもいいくらい。

当日販売したのはこちらの本。「ミュージアムグッズパスポート」です。

「ミュージアムグッズの専門誌で、私はミュージアムグッズの研究者なんですよー」と言うと、多くの方に「どぅえー!?」という反応をしていただけましてw

でも購入してくださった多くの方が、「私も博物館や美術館が好きなので、こういう本があると嬉しいです」「次号も楽しみにしてます!」「こういう本待ってました!」と言ってくださって、本当にも涙ちょちょぎれます…。

このブログやSNSを見て来てくださった方もいて、本当にもう感謝の土下座ですよ…。皆さんありがとうございました!

それでは写真を載せながら準備や当日の様子をつらつらと~。

これは前日の模様。夫による完璧な梱包。

我が家の守り神として君臨するオオスズメバチさん(虫が苦手な夫と娘は全力否定しますが)。このオオスズメバチに惹かれてブースに来てくださった方もいらっしゃいました。

当日はウィリアムモリスのジャケットを着ていました。おかげで汗だくです。

設営したブースはこんな感じ!本のイメージとも合ってて可愛くないですかー!!

これらの飾りつけやパネルは、またまた坂田亜沙美デザイナーの力作でございます^^

そして何気に好評だったのが、この娘作のPOSレジ。夏休みの工作で作りました。

ネバマイに持っていくんだ!と張り切って作っていたので、叶えてあげられてよかったです。いろんな方の目を引いて、娘も嬉しそうでした。

そして私の戦利品!数は少ないですが厳選して気になるものを買えたと思います!

ドハマリでもお世話になった赤沼さんのブースがやばかった…この「おじわらい」本当に秀逸ですよね。おじさんのパーツを組み合わせて、好きなおじさんを作ろう!というもの。

私の作ったおじさん。いやー迫力満点。次回のワークショップスペースも楽しみにしております!

いかがでしたか?出展者としては初参戦のネバマイ、めちゃくちゃ楽しかったです。またこういうものを売るイベントに参戦したいなー!第2号も作らなくっちゃ!

ではまた次回!

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破産しかけたー!「mt 10th Anniversary in Sapporo」に行ってきました!

8月30日(木)まで、札幌地下歩行空間で開催されていた、「mt 10th Anniversary in Sapporo」に滑り込んできました。

[blogcard url=”http://www.masking-tape.jp/event/2018/08/10th-anniverasary-in-sapporo.html”]

 

写真 2018-08-30 13 18 25

私、最近仕事仕事で引きこもりで、このイベントをやっているのを知らなかったんですね。ある日発見して大騒ぎ。

写真 2018-08-30 13 18 40

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一通り商品をチェックした後、最終日に改めて駆け込んで商品を購入したのでした。

写真 2018-08-30 13 18 59

ネットで話題になっていた、鮭の切り身のマスキングテープ。素晴らしいアイデアですね。これを単品で買おうかと思ったのですが…

写真 2018-08-30 13 19 28

…はっ!10周年記念セットがあるー!というわけでこちらを購入することに。ああ予算オーバー。でも幸せなのでいいのです。

写真 2018-08-30 13 19 21

しかもお買い上げ時の値段ごとに非売品のテープが付いてくるじゃありませんか。これは買わないわけにはいかないでしょう!

写真 2018-08-31 8 01 32

というわけで戦利品。

写真 2018-08-31 8 01 47

セットは全部で10本入り。すべて北海道をモチーフ、テーマにしたものです。

こういうの、オリジナルグッズづくりの参考になるんじゃないですかね?色々こういう雑貨のイベントには顔を出して、身銭を切った方がいいんじゃないかと思うのです(破産の言い訳)。

写真 2018-08-31 8 01 56

ちょっと見ずらいかもしれませんが、年表らしきデザインもありますね。そう、年表とか巻物ってマスキングテープにピッタリだと思うんです。

写真 2018-08-31 8 02 23

非売品のテープもこれまでのmtというブランドの歴史と、イベントの歩みを年表として紹介したもの。これは貴重ですね。意外と社史とかマスキングテープにしても面白いのかも。

マスキングテープって本当に沼。恐ろしく美しい世界です。

私はあくまでミュージアムグッズが本命なのであまりmtというブランドの限定版などは手に入れないようにしているのですが(ハマっちゃうので)…これはなかなか面白かったです。

素敵なものをゲットできてニンマリです。ではまた次回!

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奇人変人大集合?ドハマリ2に登壇してきました!

先日お知らせしましたドハマリ2、無事終了しましたのでご報告ですよっと。本当にたくさんの方に来ていただきまして、とにかく嬉しい限りです!

会場はこちら。Ten to Ten SAPPORO STATIONさんです。

[blogcard url=”http://tentotentoten.com/hostel/sapporostation/index.html”]

 

準備中の様子。ここが人人人でもっさりになるわけです。とってもおしゃれですよね。観覧に来ていたうちの母も気に入っていました。

当日はTwitterで実況中継もされていましたよ。

まず一発目が「素数大富豪」にハマっちゃった方々の発表。もうこの時点でなんやねんって感じで大好きなんです。

素数で、大富豪ですよ。これにハマってしまってしょうがない人たちがいるわけですよ。世界は本当に広くて面白いです。

写真はお話している二世さん。二世さんの、いらすとやさんを活用した爆笑プレゼン最高でした。

そして、素数大富豪の(実質)世界チャンピオンのもりしーさん。

もりしーさんは最初のドハマリでもお話させていただいたのですが、ほんとに優しくて穏やかで謙虚な人。しかしガッツリ大胆な勝負師。これが最高なわけですよ。

Twitterでも萌えっぷりを書いてしまった。

主催者の赤沼さんは毎度変態な発表をしてくださってこれまた最高なのですが、今回は「奇祭」について。

日本中の行きたくなる奇祭から、主に二つをピックアップして紹介してくださいました。これまた素晴らしいセレクション。「かなまら祭」と「キリスト祭」でした。

プレゼンテーションが本当に上手で参考になるんですが、やっぱり変態なんですよね。爽やかな感じなのに。何かずるいです。一緒に来ていた娘も爆笑していました。

そして私の発表の様子もチラリと。

私の経歴から、ミュージアムグッズの定義についてや役割まで、ちょっとお堅い話も入れつつ、自分の狂気も少し出せたんじゃないかと思います。たぶん。加減がわからないんで難しいですね。

当日はこんな感じでミュージアムグッズを持参して発表しました。いやげもの感があるやつから、ちょっとおしゃれなグッズまで割と幅広めに持っていきました。好評をいただきまして何よりです。

個人的には国立公文書館の「平成クリアファイル」を激押ししていたので、皆さんに喜んでいただいてよかったです。小渕元総理のように写真を撮っている方も多かったので、ホントこんな風に活用してほしいです。

平成最後の夏なのに、どうしてこのグッズが流行らないんだ?いや私がムーブメントを起こすべきだったのか??まだ間に合うのか???と今でも悶々としています。

国立公文書館さん!!これ激プッシュしませんか!!しませんか!!??

そして何と投票で一位も頂いてしまいました!!これはびっくりで感謝しかないです。乾杯のご挨拶までさせていただいて、何から何までもう…(涙)

当日の様子はこちらを見るとより分かりやすいと思います↓

[blogcard url=”https://togetter.com/li/1260513″]

 

懇親会でもいろいろな方と交流させていただき、ホントに世の中にはいろんな人がいるんだなと(二回目)。めちゃめちゃ楽しくて笑いっぱなしでした。

Twitterでも書きましたが、皆さんにミュージアムグッズの存在を認識していただいたこと、興味を持っていただいたことが何より嬉しいです。

何分ニッチな分野ですので、これからもミュージアムグッズの面白さをガンガン伝えてまいります!本当にありがとうございました。運営の皆さま、お疲れ様でした。

次回のドハマリ3も絶対濃くて面白いと思うので、皆さん要チェックするように!!

[blogcard url=”https://www.facebook.com/dohamari.do/?fb_dtsg_ag=AdxtonbgdItMjfPOFB0IAI9z_222tLCjB3VZfPkRcyyRAA%3AAdytJxSpl__LtF2U1i5zN54t7Cjgd_8pZK0RgZU1ZfLoPw”]

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