【おしらせ】「北海道大学 学芸員リカレント教育プログラム 公開成果報告会」にて発表します!

実は昨年の7月より、北海道大学 学芸員リカレント教育プログラムに参加していたのでした。

学芸員の方を中心としたリカレント教育プログラムで、私のような愛好家も参加させていただき感謝です。

そしてついに!1年間の取組みの成果発表をする日がやってきました!私?私はもちろんミュージアムグッズについて…なんですが、今回は「ミュージアムショップにおける『成功』とは何か?」という、ちょっとチャレンジングなテーマで文献調査を行いました。その成果を発表します。


日時:2019年3月9日(土)10時00分〜16時30分

場所:北海道立近代美術館 講堂 (ポスター発表会場は2階映像室)
   札幌市中央区北1条西17丁目
   ※事前申し込み不要、直接会場にお越しください。無料。

ゲストコメンテーター:
   冨田 章 氏(東京ステーションギャラリー)
   佐久間 大輔 氏(大阪市立自然史博物館)
司会:谷古宇 尚(北海道大学 文学研究科 教授)

ポスターのPDFはこちらから。


私は13:00~14:50の間のどこかで登場します。順番はまだ未定です。

今もまだ最後の追い込み中でゲロゲロなのですが、ここまで一緒に走ってくれた先生や講師の皆様、仲間たちのためにも…そして家庭内ゼミで私を鍛え上げてくれた夫のためにも!いい発表ができるように頑張ります!

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol160
こちらの投稿も実はリカプロの研究なのでした。

他の方々の発表も、公開シンポジウムもとても興味深い内容です!展覧会と合わせてぜひご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします!

CISEサイエンスフェスティバル2019に行ってきました!

北海道大学総合博物館で行われていた、「CISEサイエンスフェスティバル2019」に行ってきました!

北海道内外の自然科学に関する団体や博物館などが、ブースやパネル、ワークショップなどで日頃の活動を紹介し、自然に親しんでもらおうというこちらのイベント。大人もがっつり楽しめましたよ!

会場内は大賑わいだったので全部のブースは回れなかったのですが、お写真も撮らせていただいたのでご紹介します!

写真ブレブレでごめんなさい…

いつもお世話になっている、なにわホネホネ団さんも北海道に上陸してたぞー!ミュージアムショップにも商品が置いてあって、鳥のヘアゴムとか女子が「かわいいー!」「シマエナガあるー?」ときゃぴきゃぴしていて、いいぞいいぞ…と私は陰から見守っていました(こわい)。

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol69
このヘアゴムね!

ブースでは「なにわホネガエルのはんこパズル」が体験できるようになっていました!カエルの標本や絵を見ながら、骨格をスタンプで組み立てていくもの。このスタンプ普通に欲しいくらい素敵です。

私?私は小学5年生の団員・たいちゃんさんに教えてもらいながらやっとできました…すげぇしっかりしてて素敵な方でした。生きもの好きは年齢関係なく仲間になれていいね。「どんな生きものが好きなの?」って聞いたら「ネコ科とか…」って答えていたのがきゅんと来ました。

続いては、こちらもお世話になっておりますえぞホネ団Sapporoさんのブースへ~!造形作家のよしだひでおさん作の大きな頭骨、かっちょいいー!

私はこちらのカラスの標本に夢中でした。触らせてもらい、つやつやでフワフワでしっとりとした毛並みに…うっとり。お隣の「家庭でできる剥製の作り方 鳥類仮剥製編」は購入しちゃいました。

続いては、いしかり砂丘の風資料館のブースへ。これが噂の、フライドチキン部分骨格標本…!そう、「くーりすますがこーとしもやーってくるー♪」のあの鶏肉で、骨格標本が作れるのです。

作り方が書かれてある紀要もいただいたので、換気に気をつけながらマジで自宅でやってみようかな。バーレル買って友達とパーティして、その後黙々と作業するやつ…。

続いては別室の北海道博物館のブースへ。「動物になれますよ!やってみませんか!!」とのお誘いを受け…。

数分後にはタンチョウ。

その数分後にはヒグマになっておりました。

タンチョウの羽、広げるとこんなでかいんだ!そしてやっぱ最高に美しいな!ちょっと優美な気分になるな!っていうのと、サケのぬいぐるみは本物のサイズで重さも同じなのでめっちゃ重かったです。このぬいぐるみ欲しい…お願い商品化して…ください…。

こちらでは札幌市環境局が「さっぽろ生き物ミニ図鑑」なるものを無料配布しておりました!結構な情報量とクオリティなのに無料でいいんですか…と思いながらありがたくいただきます。

「さっぽろ生き物探しフォトコンテスト」なる投票コーナーもあって、マルハナバチ好きなもので即投票。あー早くマルハナバチが飛び回る季節にならないかなー。

そしてミュージアムショップではこちらも購入。ずっと!ずっと欲しかったの!まさか北海道で買えるなんて嬉しい!…という高揚した気分でした。

いきもにあも行けなかったからホントに欲しかったんです…

他にも「きしわだ自然友の会」の方々が「ちりめんモンスター」のブースを展開するなど、子供たちに大人気でした!またリベンジするぞ!

スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした!

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札幌オオドオリ大学で授業をしてきました!

先日告知したとおりですね、札幌オオドオリ大学にて先生をしてきました。私が今受講している、北海道大学学芸員リカレントプログラムの実践事例でもあり、北海道大学総合博物館のご協力をいただきまして、実施することができました。

リカプロのホームページにもレポートを上げましたので、そちらも是非ご覧くださいませ。

[blogcard url=”https://www.let.hokudai.ac.jp/news/2018/12/15361/”]

年末の土曜日にもかかわらず、多くの方に集まっていただきました!

最初は私のプレゼン。20分ほどで、ワークショップにつながるような導入のお話と事例紹介をさせていただきました。

腹が出ている私。
グッズや関連書籍をいくつか持ってきました。皆さんの参考になりますように。
この日のために頑張って作ったプレゼン

「面白いミュージアムグッズって何だろうね?どうやったら作れるんだろうね?」というのが、私が参加者の皆様に投げかけた疑問です。

そこで今回は、「博物館の魅力を考える」「グッズの特性を生かす」という2点の掛け合わせによって、面白いグッズができるのではないか?と提案させていただきました。

ワークショップの様子

飛び入りで参加してくださった方もいて、12名でワークショップを実施しました。まずは60分間で博物館を見て回り、10分間でアイスブレイク、20分間で博物館の魅力とアイデアをスケッチブックにまとめます。

これは皆さんスケッチブックにまとめていただいている様子。20分間で内容をびっちり埋めてくださいました。

そしていよいよ、一人3分程度で発表です!

北海道大学大学院文学研究科 特任准教授の今村信隆先生もお越しくださって、発表にコメントを入れてくださいました。

参加者の成果物

皆さんはこんな素敵なアイデアを考えてくださっていましたよー!ここで私のコメント追記で一部紹介させていただきます。

「クラーク博士の授業風景メモ」400円~600円

こちらは1階の展示室の壁に描かれていた「クラーク博士の授業風景」に関するイラスト入りのメモを元にしたアイデア。

実は1階のこの展示室、他の参加者の皆さんも目をつけていて、「クラーク博士って実はこんな授業してたんだね」「なんかずっこけ珍道中みたいなことしてたんだね」という声が漏れていました。

クラーク博士といえばすごく立派な方に思えるんですが…いや実際すごい功績の方なんですが、実際はすごく学生思いで、研究のためならちょっと突っ走っちゃうところもあるのかも…?そんな性格の一部分を表現したグッズ、とても面白いと思いました。

「地層のティラミス作成キット」「くまになれるよ手袋」

続いての方はお二つ考えてくださいました!

まずは「地層のティラミス作成キット」。ティラミスを地層に見立てて、どのような圧がかかると、どのようにずれて曲がるのか、それが学べるキットが欲しい!とのことでした。これ、現場で声も上がってましたけど羊羹でもいいですよね!カフェの皆さんにも提案したい内容です。

「くまになれるよ手袋」の方では、「実際のクマの手ってあったかそうだな~」という想いから派生した商品アイデア。密度が高いので水もはじき、爪が出たり入ったりするので雪道も安心!実はクマの手ってすごいんですよね!商品として量産せずとも、レプリカを展示室に置いておくのも面白いかもしれないアイデアでした。肉球はぷにぷになのか?ごつごつなのか?ちょっと気になるところ。

「100年もたさる 匠の技一挙公開」

こちらはお子さん連れでいつも博物館に来ている方のアイデア。博物館の機能の一つである「保存」に焦点を当てたアイデアです。

子どもが集めてくる石や植物や虫…子供たちは取っておきたがるけれど、どうしたらいいの~という全国のお母さんの悲鳴が聞こえてきそうです。そんな時に使えるグッズとしてのアイデアでした。博物館の研究者の方が、実際にどのように保存し標本を作っているのか、本と必要なグッズをセットにした商品があれば、子供もお母さんも喜びそう!とのことです。

そこから、「じゃあ博物館の標本ってどうして100年たっても研究に使えるようになっているんだろうね?」などの教材にも使えそうな一品。お子さんの自由研究にもいいですね!

「DoKit!」レベル1は2000円、レベル3は5000円

こちらは商品名に全員惚れた「DoKit!」。標本の持つ力の強さに感動し、中でも土器の修復作業に興味を持たれたそうです。そこで考えてくださったのが土器の立体ジグソーパズル。木製の標本箱に入れて販売するなど、本物感にもこだわりたい!とのことでした。

レベル1は一種類の土器を組み立てられるようになっていて、レベル3とかになると複数種類の土器が混ざっていて、どれがどのパーツなのか考えながら組み立てなければならず…!頭使いそう…!

でも出来上がった土器って、インテリアにしてもいいですし、プレゼントにもいいし…夢が広がるアイデアだなと思いました。

「世界初!一分の一スケール剥製空気ビニール」500円~1万円

こちらは博物館そのものの広さや、展示してある標本の大きさに感動したというきっかけから生まれたアイデアです。

だからこそ、「北大の博物館にあるマンモス、すっげー大きかったんだぜ!」と友達に伝えようにも、「ふーん…?」で終わってしまうのが寂しい。そこで考えてくださったのが、なんと1分の1スケールの空気ビニール人形!本物の大きさの人形が欲しい!とのことでした。

このアイデア、全身は難しくとも、例えばマンモスの牙の1分の1スケールのビニール人形とか、デスモスチルスの顔の人形とか、どこか一部分なら実現できそうな気がするんですが!どうでしょう!?

日本の近代や北海道の開拓を知る「ガチャガチャ系」「つくる系」

こちらは北海道の開拓などに関するグッズのアイデアでした。私が特に印象的だった言葉は、「子どもははたらくくるまが好きだけど、だったら昔のはたくくるまみたいものが、子どものおもちゃとしてあってもいいんじゃないかなぁ」というもの!目からうろこでした。

私も全然そういう昔の機具とかに見識がないもので、逆を言えば学ぶ機会がそれだけ少なかったのでは?とも思うんですよね。小学校で地域史について多少学んだけども、自分の興味から入る体験をしてみたかったなぁと思うのです。

これ、何か「昔のはたらくくるま」のフィギュアでもいいし、折り紙で作れるようにしてもいいし、ガチャガチャで出てきてもいいし…あらゆる展開ができそうですね!

「お持ち帰り用博物館コンプリートBOX」

こちらの方もいろんなアイデアを出してくださいました!ありがとうございます!基本的には博物館の標本のようなもの(レプリカ?食品?)を標本箱に入れて持ち帰れるというもの。ボックスの四面には、アインシュタインドームのレリーフ付きというこだわりようでした!

私も博物館の標本を見ていて、「わっ!これ欲しいな!」と思うことは多々あります(もちろん、非常に貴重な研究用の資料であることは承知の上で…)。私にとって博物館は、知の蓄積を体感できる場所であり、夢のような宝物が詰まっている場所。集めたい!という気持ちになるのもわかります。

なんかあれですね、こんな感じの標本をモチーフにした生菓子のセットとか、お正月にあってもかわいいですね。

「岩石ネイル」

続いては岩石ネイルのご提案です。岩石や鉱物について興味を持ったとのことで、お気に入りの鉱物を爪の上に再現できる、マニキュアを提案してくださいました。

「アースカラーって今年流行っていますし、石の色はネイルにぴったりだと思います!」というお話を聞いて、その発想はなかった…となりました。確かにこれなら女子も欲しがる!

そして持ち手の部分は実際の鉱物をモチーフにしたデザインにすることで、鉱物に関する知識も得られるとのこと。おしゃれをしながら楽しく学べるアイデア、なかなか無いので貴重なご意見だと思いました!

「チヂミコンブでマフラー」

こちらはなんと、チヂミコンブをモチーフにしたマフラーを作ってはどうか!?というご提案をいただきました。海藻ってなかなかないセレクトですが、実は宮部金吾が採集した標本が北大にあったりと、とても歴史ある研究なんですよね。

今回感じていただいた博物館の魅力として、「偉業を成し遂げた研究者の魅力が詰まってる」「北海道の重要な研究拠点の一つであることを知ってほしい」という想いが生まれたそうです。

個人的には、渦鞭毛藻のピンバッチのセットもご提案してくださって、そっちもすごく魅力的…!と思いました。海の中の世界、まだまだ奥深いですね!

「小林快次先生のむかわ竜バンダナ」 2500円(ペアで5000円)

こちらはその名もずばり!「小林快次先生のむかわ竜バンダナ」です!日本を代表する古生物学者ですよね。ファンもとても多い研究者だと思います。あのむかわ竜の全身骨格の写真、衝撃的でしたよね!

そのむかわ竜のバンダナをぜひ作ってほしい!とのこと。この方は趣味で渓流釣りをやられるので、バンダナは必須とのこと。そして大きさにもこだわりがあって、ぜひ65センチ以上で作ってほしい!との熱い思いをいただきました。

「アイヌ文様の手袋」「雪の結晶がデザインされた傘、ビアジョッキ」

こちらの方もたくさんアイデア出していただきましたー!冬ならではの季節感あふれるアイデアが多く、すぐに売れそうなものばかりですね!

個人的には雪の結晶がデザインされたビアジョッキがいいなーと思いました。雪の結晶は水蒸気量と気温によるので、それが勉強できるビアジョッキ(温度で色や模様が変わるとか…)があったら面白そう!

北大には中谷宇吉郎先生もいらっしゃいましたしね。こういう雪のモチーフをうまく組み合わせて考えるのも面白いですね。

他にも、 「CAMUI型ハイブリッドロケットをモチーフにした三脚や自撮り棒が欲しい」 というご意見もいただきました!確かに、カメラの機材ってどれも黒で面白くなくて…CAMUI型ロケットにしちゃうという発想って斬新!「3,2,1!」って発射風に写真が撮れたら超面白いです。これも実現してほしいな…。

いかがだったでしょうか?今回のアイデア創出の着地点は、「『ミュージアムグッズを作る』という観点で博物館を回ってみると、主体的に所蔵品にアプローチすることができるよね」というところです。

「博物館ってどうやってみたらわからない」そんな来館者のお困りごとのお役に立てればいいなと思い、新たな視点を提供させていただきました。

今回、私の度肝を抜くアイデアがたくさん生まれ、「これはぜひ…ほかの方のアイデアも聞いてみたいし、他の博物館でもやってみたい!!」という気持ちになりました。

今後、ちょっとしっかりこのワークショップをパッケージ化して、全国どこでもキャラバンできるように準備を進めていきます!ご興味がおありの方、ぜひご連絡くださいませ。

ではまた次回~!

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【おしらせ】札幌オオドオリ大学で授業をします!

(たぶん)今年最後のイベント出演情報です!!

なんと、札幌オオドオリ大学の授業にて先生をさせていただくことになりました!何について話すかって?もちろんミュージアムグッズについてに決まっているじゃないですか!!

授業の内容

現在内容をブラッシュアップ中なのですが、授業の前半は「講義」ということで、ミュージアムグッズとは何か?どういうグッズが「オモシロイ」のか?主観も交えますが、皆さんにご紹介していこうと思っています。授業の後半への導入になる内容ですが、こちらを単独で聞いていただいても面白い内容です(そうします頑張ります)。

授業の後半はワークショップです。博物館内を回って「これ!ミュージアムグッズにしたら面白いかも!」というものを探し、それを元に「こんなミュージアムグッズがあったらほしい!」というアイデアを考えます。で、それをみんなでシェアすると。そういった感じです。

授業の楽しみ方

正直めちゃくちゃ緊張しているのですが、私が何かを「教える」というよりも、みんなで博物館やミュージアムグッズに「親しむ」という機会になったらいいなーと思っているんです。

なので、博物館好きはもちろん、「博物館ってそもそもあんまり行かない」「ミュージアムグッズ?聞いたことはあるけどあまり深く考えたことないなぁ」という方も大歓迎!みんなで楽しみましょう!

申込方法

お申し込みはこちら↓

[blogcard url=”http://odori-univ.net/?p=111&fbclid=IwAR31tqhjEcFbA889iHXZK3x9wkIYL6r0YA2McxPvXaq78swA8GfwXeqs5-M”]

一応ワークショップの定員は先着15名としているのでお早めに。講義は申込なしで聞けますよ~!

参加費はすべて無料です。ぜひぜひ、皆さんのお越しをお待ちしております。

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たくさんの出会いに感謝!NEVER MIND THE BOOKS 2018に出展してきました!

ずっとずっと楽しみにしていたイベント、NEVER MIND THE BOOKS 2018に出展してきましたよー!

もう楽しみすぎて朝3時に起きて準備とかしてました。こういうイベント物は余裕をもって入るのが信条なので、この数か月はこのイベントと本を作ることに懸けていたと思ってもいいくらい。

当日販売したのはこちらの本。「ミュージアムグッズパスポート」です。

「ミュージアムグッズの専門誌で、私はミュージアムグッズの研究者なんですよー」と言うと、多くの方に「どぅえー!?」という反応をしていただけましてw

でも購入してくださった多くの方が、「私も博物館や美術館が好きなので、こういう本があると嬉しいです」「次号も楽しみにしてます!」「こういう本待ってました!」と言ってくださって、本当にも涙ちょちょぎれます…。

このブログやSNSを見て来てくださった方もいて、本当にもう感謝の土下座ですよ…。皆さんありがとうございました!

それでは写真を載せながら準備や当日の様子をつらつらと~。

これは前日の模様。夫による完璧な梱包。

我が家の守り神として君臨するオオスズメバチさん(虫が苦手な夫と娘は全力否定しますが)。このオオスズメバチに惹かれてブースに来てくださった方もいらっしゃいました。

当日はウィリアムモリスのジャケットを着ていました。おかげで汗だくです。

設営したブースはこんな感じ!本のイメージとも合ってて可愛くないですかー!!

これらの飾りつけやパネルは、またまた坂田亜沙美デザイナーの力作でございます^^

そして何気に好評だったのが、この娘作のPOSレジ。夏休みの工作で作りました。

ネバマイに持っていくんだ!と張り切って作っていたので、叶えてあげられてよかったです。いろんな方の目を引いて、娘も嬉しそうでした。

そして私の戦利品!数は少ないですが厳選して気になるものを買えたと思います!

ドハマリでもお世話になった赤沼さんのブースがやばかった…この「おじわらい」本当に秀逸ですよね。おじさんのパーツを組み合わせて、好きなおじさんを作ろう!というもの。

私の作ったおじさん。いやー迫力満点。次回のワークショップスペースも楽しみにしております!

いかがでしたか?出展者としては初参戦のネバマイ、めちゃくちゃ楽しかったです。またこういうものを売るイベントに参戦したいなー!第2号も作らなくっちゃ!

ではまた次回!

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紅櫻芸術祭 BENIZAKURA PARK ART ANNUAL2018に行ってきました!

平日は雨続きだったのですが、珍しく晴れた休日。

これは出かけるしかないだろう!ということで、紅櫻芸術祭 BENIZAKURA PARK ART ANNUAL2018に行ってきました!

真駒内駅から行きも帰りも徒歩だったので、インドア派の娘と太りゆく私にはいい運動になりました。本当に初めて来ます。この公園。

余談ですが、自宅でカメラの整理をしていた時、大叔父の形見だったジャンクなフィルムカメラが出てきました。

デジカメしか知らない娘には新鮮なようで、今回のアート散策に持たせてみることにしました。

ま、縦横無尽に生えまくってるキノコとか撮ってましたが、それもまたお楽しみ。仕上がりはどうなるんでしょうね。

それでは私と娘が気になった作品をいくつか写真でご紹介。

まずは中島洋さんの作品。池に浮かぶカラフルなボールは、世界を揺蕩う人間たちの多様性を思わせ、風に流されあちらこちらへ流されるものもあれば、しっかりと草に絡まって動かないものも。その人の意思や思想の強度やなんやを考えさせられました。

娘もとても気に入って、いろんな角度から写真を撮りまくっていました。シンプルな作風ながらどう撮っても美しいですね。

続いて祭太郎さんの作品。独特のお神輿に、娘は「かわいい!これで練り歩きたい!」を連発。

身の回りのものを使ったチープさや、独特のキッチュさに目が行きますが、祭りの原初たるものはなんだったのか思い馳せることができます。

山田良先生(すみません、母校の先生だったもので)の作品は繊細かつダイナミック!空間を構成する木組みの数々に圧倒される娘。

アートの自由さ…というと語弊がありそうでいつも使うのを躊躇するのですが、こういうのもありなんだぜ?娘よ。心が自由な大人になってくれ、と母は願うばかりです。

高石晃さんの作品もお気に入りでした。地下への階段なのに、なぜか天国へ続いていきそうな荘厳さとたおやかさが共存していました。

でも娘のこの写真を撮る様子、考古学者みたいでちょっと面白いですね。断層とか真剣に見てましたし、発掘とか行ったら人生変わるタイプの人間かもしれません。

母は東方悠平さんの作品も好きでした。雑然とした社務所の中、ひとつひとつの物が輝いて見えました。なぜなんでしょう、空間作りの巧みさが垣間見えた気がします。

そしてやっぱり人気なのがこちらですよね。高橋喜代史さんの作品。

本館の中の映像作品も娘はいたくお気に入りで、「ずっと見てられるー!面白かった!」と言って出てきました。意外とね、実験映像とか面白がるかもしれない。ちょっとした発見でした。

この後は夫と落ち合って「パフェ、珈琲、酒、佐藤」へ。土曜日なのに家族3人で行ける日が来るなんて!微妙に空いた隙間に滑り込めました。

私は季節のフルーツパフェにしちゃいました。ここにくるといつもこれにしちゃう。フルーツパフェ好きなんですよ。

最近胃腸が弱くて、こってり系のパフェが食べられないんです。喫茶店に行っても、ついヨーグルトのパフェとかにしちゃう。

白いソルベは日向夏、赤いのはドラゴンフルーツのソルベでした。文句なし!爽やかで最高!

記念に缶バッジも購入。お店のデザインがずっと気になっていたので、可愛くって。色々種類がある中から選ばせていただきました。

今日はこんな感じで歩き回った日。午前中は仕事したけど、久しぶりのいい休日でした!

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奇人変人大集合?ドハマリ2に登壇してきました!

先日お知らせしましたドハマリ2、無事終了しましたのでご報告ですよっと。本当にたくさんの方に来ていただきまして、とにかく嬉しい限りです!

会場はこちら。Ten to Ten SAPPORO STATIONさんです。

[blogcard url=”http://tentotentoten.com/hostel/sapporostation/index.html”]

 

準備中の様子。ここが人人人でもっさりになるわけです。とってもおしゃれですよね。観覧に来ていたうちの母も気に入っていました。

当日はTwitterで実況中継もされていましたよ。

まず一発目が「素数大富豪」にハマっちゃった方々の発表。もうこの時点でなんやねんって感じで大好きなんです。

素数で、大富豪ですよ。これにハマってしまってしょうがない人たちがいるわけですよ。世界は本当に広くて面白いです。

写真はお話している二世さん。二世さんの、いらすとやさんを活用した爆笑プレゼン最高でした。

そして、素数大富豪の(実質)世界チャンピオンのもりしーさん。

もりしーさんは最初のドハマリでもお話させていただいたのですが、ほんとに優しくて穏やかで謙虚な人。しかしガッツリ大胆な勝負師。これが最高なわけですよ。

Twitterでも萌えっぷりを書いてしまった。

主催者の赤沼さんは毎度変態な発表をしてくださってこれまた最高なのですが、今回は「奇祭」について。

日本中の行きたくなる奇祭から、主に二つをピックアップして紹介してくださいました。これまた素晴らしいセレクション。「かなまら祭」と「キリスト祭」でした。

プレゼンテーションが本当に上手で参考になるんですが、やっぱり変態なんですよね。爽やかな感じなのに。何かずるいです。一緒に来ていた娘も爆笑していました。

そして私の発表の様子もチラリと。

私の経歴から、ミュージアムグッズの定義についてや役割まで、ちょっとお堅い話も入れつつ、自分の狂気も少し出せたんじゃないかと思います。たぶん。加減がわからないんで難しいですね。

当日はこんな感じでミュージアムグッズを持参して発表しました。いやげもの感があるやつから、ちょっとおしゃれなグッズまで割と幅広めに持っていきました。好評をいただきまして何よりです。

個人的には国立公文書館の「平成クリアファイル」を激押ししていたので、皆さんに喜んでいただいてよかったです。小渕元総理のように写真を撮っている方も多かったので、ホントこんな風に活用してほしいです。

平成最後の夏なのに、どうしてこのグッズが流行らないんだ?いや私がムーブメントを起こすべきだったのか??まだ間に合うのか???と今でも悶々としています。

国立公文書館さん!!これ激プッシュしませんか!!しませんか!!??

そして何と投票で一位も頂いてしまいました!!これはびっくりで感謝しかないです。乾杯のご挨拶までさせていただいて、何から何までもう…(涙)

当日の様子はこちらを見るとより分かりやすいと思います↓

[blogcard url=”https://togetter.com/li/1260513″]

 

懇親会でもいろいろな方と交流させていただき、ホントに世の中にはいろんな人がいるんだなと(二回目)。めちゃめちゃ楽しくて笑いっぱなしでした。

Twitterでも書きましたが、皆さんにミュージアムグッズの存在を認識していただいたこと、興味を持っていただいたことが何より嬉しいです。

何分ニッチな分野ですので、これからもミュージアムグッズの面白さをガンガン伝えてまいります!本当にありがとうございました。運営の皆さま、お疲れ様でした。

次回のドハマリ3も絶対濃くて面白いと思うので、皆さん要チェックするように!!

[blogcard url=”https://www.facebook.com/dohamari.do/?fb_dtsg_ag=AdxtonbgdItMjfPOFB0IAI9z_222tLCjB3VZfPkRcyyRAA%3AAdytJxSpl__LtF2U1i5zN54t7Cjgd_8pZK0RgZU1ZfLoPw”]

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【おしらせ】ドハマリ2に登壇します!

ぎぇーーもう間もなくですが、ドハマリ2というトークイベントにて、ミュージアムグッズについてお話させていただきます!

[blogcard url=”https://www.facebook.com/events/851128655075574/”]

最初のドハマリをお客さんとして聞きに行ったら大変面白くて、「次は私も出たいです!」と立候補したのでした。

今は絶賛プレゼン作成中!叩き台はあってある程度できているんですが、なんかこう、もっと変態臭さというか人間臭さみたいなのがないとなぁ…と悩んでいます。自分のことしかいつも考えていないくせに、自分のことを語るのは苦手なんです。つい良い子ぶっちゃう。

しかしこのドハマリ2ではそうはさせんぞ!という意気込みです。ミュージアムグッズの魅力を知ってもらえるように、私の変態性を少しでもお見せできるように頑張りますので、みなさんぜひ見に来てください!

詳細はこちら↓↓↓


▼イベント概要
「ドハマリ」は最近、どハマりしていることの魅力について熱く語る大人の自由研究的トークイベント。ドハマリでは、各々の発表者が最近、熱中してること(ドハマリしていること)を話します。

語るのは、◯◯への愛。◯◯を熱中している話。

あなたが今まで興味がなかったことも「ドハマリ」をきっかけにあなたもドハマリしてしまうかもしれません!

▼こんな方におすすめです
・新しい趣味を見つけたい方
・新しい発見をしたい方
・面白いことを探している方
・「最近つまらないな、何か新しいことしたいな」と思っている方

※ 少しでも興味を惹かれた方はお気軽にご参加ください!

▼日時 : 8/25(土)14:30〜16:30
※以後、参加自由の懇親会。

▼開催場所 :
Ten to Ten Sapporo Station (札幌市北区北6条西8丁目3-4)
http://tentotentoten.com/hostel/sapporostation/

“札幌駅西口を出て、TSUTAYA横の高架下通路(Sapporo Bridge)を直進。2つめのファミリーマートの右側道路を進み、大原簿記専門学校の手前を右折。大原医療福祉専門学校の奥を左折して到着です。 (Webサイトより引用)”

Google Map -> https://goo.gl/maps/HG3v1DvBV572

▼料金 :
イベント参加 : 1,000円ワンドリンク付き
懇親会参加 : 1,000円 (軽食付き・飲み物代別)

▼発表者 :

[発表者とタイトル①]

▽ 赤沼 俊幸

マーケティストという屋号でWebマーケティングのコンサルティングやサポートを提供(http://marketist.jp)。キタゴエの運営&ライターや(http://kitagoe.jp)、札幌移住計画(http://sapporo-iju.jp)もやっています。プライベートでは街の奇妙な風景を紹介する「赤沼俊幸の写真都市」(https://akanuma.red/shashintoshi/)というイベントや本の作成をしています。
 
《 奇祭にドハマリ 》

独特の習俗をもった、風変わりな奇妙な祭、『奇祭』。最近、奇祭に興味を持った赤沼が奇祭ビギナーの視点から、奇祭の魅力と、日本にある奇祭を時間の許す限り、紹介します。これを聞けば奇祭に行きたくなる…!!(はず)

[発表者とタイトル②](2人による発表)

▽ 森下 誠(もりしー)

計算や数字の暗記に才能を見せるも、学校教育の数学にはなじめず他の道へ。ある時出会った「素数大富豪」で、数への情熱が再燃し、半年で大会優勝まで上り詰めたトッププレイヤー。今では、素数大富豪で遊ぼう会in札幌(https://www.facebook.com/sosudaifugo.in.sapporo/)の主宰を務めるほか、ブログで楽しく素数を覚える方法を紹介している。好きな素数は9973。

▽ 二世(にせい)

昔は趣味と呼べる趣味が無いことがコンプレックスだったのに、ふと出会った「素数大富豪」にドハマリし、プログラミングに興味を持ち、ブログを始め、仲間を集め、ついには研究会を開催するに至った、自称「素数大富豪研究の第一人者」。素数大富豪は遊ぶ人の毎日を輝かせると信じてやまない。普段は真面目に事務の仕事をしており、やっと最近少しだけ数学が好きになってきたところ。好きな素数は41593(良いコックさん)。

《 「素数大富豪にドハマリ 》

ハマると“素数”が好きになると話題のトランプゲーム「素数大富豪」。実は今、札幌で大いに盛り上がっているんです。一体何がそんなに面白いのか? 素数がわからなくても大丈夫ってホント? “素数と出会う楽しみ”の正体とは…!?素数大富豪にドハマリしている2人がお届けします!

ゲームや数字が好きな人はもちろん、そうでない人(むしろ苦手…という人)にも面白がっていただけるようお話ししたいと思いますので、お気軽にご参加ください。もしかしたらここが、あなたにとっても新しい世界への入口になるかも!?

[発表者とタイトル③]

▽ 大澤 夏美

札幌市立大学でデザインを学んだのち、北海道大学大学院へ進学。博物館経営論をベースとしてミュージアムグッズの研究に取り組む。会社員を経て現在フリーの主婦ながらミュージアムグッズ愛好家として活動中。。物で溢れる部屋から、SNSやイベントなどを通じてミュージアムグッズへの愛を発信しています。
ブログ 「百物気 momonoke」http://momonoke.wpblog.jp/
Twitter @momonokeMuseum
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《 ミュージアムグッズにドハマリ 》

あなたは博物館に行ったらミュージアムグッズを購入しますか? そして、ミュージアムグッズはどれも同じと思っていませんか?

…そんなことはないんです!日本の博物館には、標本や作品の魅力を生かした面白いミュージアムグッズがたくさん!「そもそもミュージアムグッズって何?」という疑問から、「どうしてミュージアムグッズにハマっちゃったの?」という疑問までがっつりお答えします。

▼イベントタイムスケジュール :
14:00 開場
14:30 はじまり 挨拶 乾杯
▽ 1人目のドハマリ (約30分)
▽ 2人目のドハマリ (約30分)
▽ 3人目のドハマリ (約30分)

16:20 終了(お知らせ・募集)
16:30 懇親会

終了後、同会場にて懇親会開始(参加費1,000円・軽食付き・飲み物代別)
↓↓↓

▼懇親会 :
終了後、同会場のTen to Ten Sapporo Stationで懇親会を開催!

可能な方はぜひ残り、発表者・参加者とも入り交じって、自身のどハマりについて、さらに深く語り合いましょう!気になった発表者のドハマリについて、質問&交流してみましょう!

懇親会の参加費は1,000円(軽食代)。飲み物は注文した分だけ支払いするキャッシュオン形式です。


 

【おしらせ】NEVER MIND THE BOOKS 2018に出展します!

InstagramやFacebookでは告知していたのですが、こちらでは何も言っていなかった…!

NEVER MIND THE BOOKS 2018
日 時:2018年9月30日(日)11:00-18:30
会 場:さっぽろテレビ塔2F しらかば・あかしあ・はまなす・すずらん・ライラック(札幌市中央区大通西1丁目)
入場料:無料

NEVER MIND THE BOOKSは、DIYやセルフパブリッシングが好きな人のためのイベントです。
制作・プリント・製本まですべて手作りのZINEや小冊子、フリーペーパー、漫画、
印刷されたリトルプレスやアーティストブックなど、その内容は多岐にわたります。
さまざまなジャンルが展示・販売し、作り手から直接購入することができます。

[blogcard url=”http://nevermindthebooks.com/”]

 

上記、NEVER MIND THE BOOKS 2018というイベントに出展します!ミュージアムグッズ愛好家として初めての本を出そうかなと。

その名も「ミュージアムグッズパスポート」!

この本を手に、ミュージアムショップという異国を、ミュージアムグッズを巡ると旅に出てもらおう、というコンセプトの一冊になります。

https://www.instagram.com/p/Bl05KVvgwkr/?hl=ja&taken-by=momonoke.museum

上記インスタにも載せましたが、創刊号は札幌市内の博物館、美術館を中心にミュージアムグッズやショップについて掲載した一冊になる予定!お値段もワンコインを予定しています。

執筆、写真、編集は私が。デザインは坂田亜沙美さんにお願いします。あさちゃんのデザインはとても素敵なので、今から仕上がりがとても楽しみ。

https://www.instagram.com/p/BmJbfcXgB05/?hl=ja&taken-by=momonoke.museum

ちょこちょこ写真に映っているスワッグのようなもの。これは一緒に販売するブックマーカー。ビーズでできたスワッグをモチーフにしています。こちらも量産せねば!という状態です。やばいです。

こちらは結構作るのに時間かかるので、ひとつ2,000円を予定しています。

初めての本づくり。本当に何もかも初めてで戸惑ったり、ご迷惑をおかけした場面も多々あったかと思いますが、現在頑張って製作中です。お楽しみに!!

明日もイベント出演のお知らせです。お楽しみに~!

ついに目的地へ!十和田市現代美術館で10年越しの初個展にご対面する旅

さてさて、4日目の今回の記事で青森旅行記は終了です!

3日目の模様↓

http://momonoke.wpblog.jp/exhibition/vol61

2日目の模様↓

http://momonoke.wpblog.jp/exhibition/vol60

1日目の模様↓

http://momonoke.wpblog.jp/exhibition/vol59

 

今回は八戸からバスに乗って十和田市現代美術館に向かい、念願のラファエル・ローゼンダール「ジェネロシティ 寛容さの美学」と常設展を見に行きました。

バスで片道一時間半。旅も4日目にしてなかなかの移動時間に、やはりお尻がやられてきました。

チェ・ジョンファ「フラワー・ホース」

まずはこちらですよね。着いた途端にこれが見えてホッとしました。

今回はアーティストトークを聞きに来たのでした。ご本にもお会いできて、質問もできてもう胸がいっぱい…

彼の作品が「鑑賞者との双方向性」をテーマにしているのは何となくわかっていたけど、「絵画ではあり得ないウェブサイトの構図を現実に落とし込む」とかは、私が学生の頃に見ていた彼の作品から一気に進化したなーと感じたし、とても好きなテーマです。

ジャガード織りは彼が言うところの「機械式絵画」。人間の手が入らずに織り込まれて行く姿に惹かれたそう。

彼にとっては俳句もプログラミングなのだそうです。季語とか文字数などの制約もね、ある種の文法なんだろうね。考えたことなかったな。

プログラミング的手法を、あらゆるものに見出す彼の慧眼に感動しました。

欲を言えば作品数がちょっと少なく感じてしまいました…もうちょっと物量やスペースがあるのかなと思っていただけに、少し残念です。

ただ、青森はもちろん、国内の方にもっと知って欲しいアーティストであることは間違い無く、彼を紹介するテーマの展示だったのかなと思いました。

実際、老若男女多くの方が来館して、皆さんトークショーもとても楽しんでいて良い雰囲気でした。

ロン・ミュエク「スタンディング・ウーマン」

ここからは気になった常設作品をご紹介。

ロン・ミュエクの作品はやっぱりデカイですね。オバちゃんに渋い顔で怪訝な表情をされて見下ろされています。自分もなんか部屋の中でゴミを見つけた時とか、こういう表情するんだろうか。

アナ・ラウラ・アラエズ「光の橋」

アナ・ラウラ・アラエズの作品、めちゃくちゃ綺麗でした。ここだけぽわーっと別世界にいるみたいでした。

スゥ・ドーホー「コーズ・アンド・エフェクト」

大迫力のスゥ・ドーホーの作品。小さな人形彫刻が肩車をし合って出来ています。グラデーションも見事という他ない。最初ムカデ人間かと思って焦ってごめんな。

キム・チャンギョム「メモリー・イン・ザ・ミラー」

キム・チャンギョムのノスタルジックな作品。立体にプロジェクターで投影し、あたかもそこに本当に絵や水槽があるように見えます。

こういう手法はもう珍しくないんだろうし、プロジェクションマッピングの発展で完全に市民権を得た感じがします。だからこそ、このちょっと切ない内容や驚きの仕掛けに目がいってしまいました。

草間彌生「愛はとこしえ十和田でうたう」

午前中は晴れていて子供たちが遊びまくっていた草間彌生の作品。いいなぁ。遊具もいいけど、作品で遊べるのってすごくいいなぁ。

さてさて、またお尻が痛くなりながら八戸まで一時間半。苫小牧行きのフェリーが発車するまで夕飯を食べることに。

今回は目をつけていた「サバの駅」へ。

[blogcard url=”http://hachinohe-sabanoeki.com”]

 

棒鮨と串を注文したのですが、これが大正解!脂がのっていて味も濃くてどれも本当においしかったです。

店員さんも気さくに話しかけてくれて、またぜひ行きたいと思いました。

フェリーの受付のお姉さんが、「きゃー!メガネおんなじじゃないですかー!」っていきなり話しかけてくれたのにはビックリした&めちゃめちゃ嬉しかったよ…

そう、今回の青森の旅はみんな人が優しくてびっくりしました。道産子はすごく人懐っこいなんて言われるけれども青森の人だってそうだよーと思いました。

私の行った地域はそんなに訛りもきつくなく、そして私はちょっと道南の訛りが入っているので、お互いに親近感が沸きながらコミュニケーションが取れたかなと思います。

でもさすがに、身体弱いのに強行軍すぎたかもしれません。無事に帰ってこれてよかった。

いいものをたくさん見て帰れたので、これからの糧にしていきたいなーと思ったのでした。

次回以降、購入したミュージアムグッズたちを大量にご紹介!お楽しみに!