上野でのミュージアムグッズハンティングの続きです。今回は国立西洋美術館で開催中の「ハプスブルク展」に行ってきましたよ!
今回購入したミュージアムグッズ
今回購入したグッズはこちらです。TOKYO CULTUART by BEAMSがプロデュースした、イラストレーター 長場雄さんの描き下ろしイラストのグッズを中心に購入しました。
展示のみどころと感想
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会期:2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)
会場:国立西洋美術館(東京・上野公園)
開館時間:9:30〜17:30(金・土曜日は20:00まで。11月30日[土]は17:30まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし11月4日(月・休)、1月13日(月・祝)は開館)、11月5日(火)、12月28日(土)〜1月1日(水・祝)、1月14日(火)
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今回の展覧会はもうタイトルズバリそのもの。「ハプスブルク家」に焦点を当てています。娘でも「何か聞いたことがあるわ…」というくらい。もうちょっと大人になったら世界史とかでも習うかもね。それくらい、世界史の表舞台に立ち続けた名門中の名門です。
今回はウィーン美術史美術館の協力により、ハプスブルク家のコレクションが100点ほど紹介されています。また、「ハプスブルク家って実際にどんな人たちがいたの?」という娘の疑問にも答えてくれるように、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世やマリーアントワネット、マリア・テレジア、マルガリータ・テレサ、フランツ・ヨーゼフ1世などの肖像画や関連作品も展示。後々教科書で見たらびっくりするほどのビックネームばかりが揃います。
ハプスブルク家のコレクションはどれも興味深く。娘も真剣に見ていました。特に武具や工芸品の数々は、もううっとりしながら見ていました。
「こんなすごい工芸品が日常にあるってことでしょ?権力やばくない?」といいつつ、娘の目に留まったのはやはりマルガリータ・テレサの肖像画。
ワイ「この人は生まれながらのスペイン王女で、神聖ローマ皇帝のレオポルト1世と15歳で結婚したんだよ」
娘「私と年あんま変わらないのに、もう結婚相手決まってたの?」
ワイ「そうだよ、政略結婚というのはそういうものだからね。6人子どもを産んだんだけど、21歳で亡くなるんだよね…」
と、二人で何だかしんみりしていて、「この王女様が幸せだったらいいな…」と、350年前の王女様のお姿に想いを馳せているようでした。
展示とミュージアムグッズのつながり
今回は長場雄さんのコラボグッズを中心に買ってみました。というのも、馬場さんの描くハプスブルク家8人の登場人物が良く描かれていたからです。
もちろんグッズ付き前売り券で引き換えたサコッシュも嬉しい。先ほど娘と話していたマルガリータ・テレサのこと、忘れずにいられるでしょう。
ただ一点だけ、「なぜ長場雄さんを選んだのか」という説明がグッズ売り場やホームページに欲しかったですし、そこは売り手の消費者への説明責任があるんじゃないかと思っています。ミュージアムグッズなんだから。
以前札幌で開催されていたカラヴァッジョ展で、漫画家のヤマザキマリさんのコラボグッズが、ミュージアムグッズとして発売されていました。
私、これは「アリ」だと思うんです。ヤマザキマリさんとイタリア絵画との関係性、イタリア絵画から受けた影響は皆が知るところですし、「なぜヤマザキマリさんがやるのか」という問いにも答えられる。そこに意味も価値もあるんです。
ですので、もし今後コラボグッズを作る場合、「なぜこの会社や作家を選んだのか」「今回の展覧会の文脈との関係性は何か」という点にも着目して、ぜひ製作してほしいなー!と思いました。前回のゴッホ展でも言っていたことですけどね。
おわりに
今回の展示、巡回はないっぽい…?なので、ハプスブルク家の王族たちを一度に見れるこの機会、ぜひお見逃しなく!
ではまた次回~!
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