東京都美術館「キュッパのびじゅつかん」公式カタログの開封式をやりました!

お前は今更何をやってるんだと言われそうですが、東京都美術館で2015年に開催された「キュッパのびじゅつかん」展の公式カタログの開封式を家でやりました。

展覧会について

「キュッパのびじゅつかん」って何なん?と思う方にはこちら。展覧会HPの開催概要から一部抜粋いたします。

[blogcard url=” http://kubbe.tobikan.jp/ “]

子供の頃、お気に入りの物を詰め込んだ「宝箱」を作った記憶が誰しもあるように、物を集め並べる行為は、人間の根源的な喜びに通じているようです。この展覧会の出発点となる、ノルウェーの新進作家オーシル・カンスタ・ヨンセンが描く絵本『キュッパのはくぶつかん』の主人公キュッパも、物集めが大好きな丸太の男の子です。
この展覧会は「物を見つめ、集め、並べてみることから始まる、私たちの住む世界とのコミュニケーション」がテーマです。『キュッパのはくぶつかん』のお話を導入にしながら、物を収集する過程の、そのワクワクした気持ちが伝わってくるようなコレクションや、何かを観察し、収集し、並べることを含むアーティストの作品を紹介します。

開催概要

つまり「キュッパのはくぶつかん」という絵本を出発点として、博物館の重要な役割の一つ「収集」に焦点を当てた展覧会、と私は捉えています。

いざ!開封の儀!

こちらは東京都美術館のミュージアムショップに寄った際に購入したもの。見つけた瞬間を大声上げてしまった…まさかまだ残っていたなんて!と。古本屋で必死に探していた私っていったい…!

こういうものが集積されたデザインってかわいい。
こんな小さいところにも歯が描かれていてかわいい。

外側のケースはこんな感じ。ボール紙っぽい箱に収められています。ワクワク感をそそりますね!

ぱかっ!わー!もう可愛いい!!

中にはポストカード。白い方には東京都美術館が描かれています。

こちら図録。展覧会自体私は行けなかったのですが、すごく楽しい展示だったんだろうなあというのが読み取れます。

そして上野公園のマップも!これをもって散策し、自分だけのコレクションを形成したくなっちゃいますね!

おわりに

こういう上野公園を知る×博物館の収集という機能を知る×キュッパの面白さを知る、という二重にも三重にもなった展覧会。最高ですね。もう4年前か。また日本のどこかでやってくれないかな。その時は絶対駆けつけるのに。

というわけでまた次回!次回も何らかの開封の儀をやるかも?それではまた~!

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【本日の一品】福田亨さんのアーティストトークの感想&カフェきねずみのオリジナルグッズ

10月5日(土)14時から道立三岸好太郎美術館で行われた、福田亨さんのアーティストトークに行ってきました。

福田亨さんトークイベント

SNSなどで作品をお見かけして以来大ファン。東京での展示がここ最近多かったので、やっと札幌で作品が見られる!とひとりワクワクしておりました。

ほとんどが個人蔵の作品だったので、もう今後どれだけまとまったものが見られるのか…!三岸好太郎、蝶を描いた作品もあるので、ここでの展示のご縁になったのかしら?

福田さんの作品は、木象嵌という技術をSNS世代に広めたという功績も大きいと思いますし、もちろん技術もピカイチ。こーんな細かい蝶の羽も、木の組み合わせ。全部象嵌だなんて。

でもやはり昆虫好きとしては、福田さんの「確かに細かい技術を使っているんですが、そうしないと作れないくらい、生き物ってすごいんですよ」というお言葉が、もう、うんうんうんと何百回もうなずきたくなるほど。おっしゃる通り!です。

幼いころから昆虫好きだったということ。音威子府という環境で今も作り続けられていること。実物をどれだけ観察できるかが大事ということ。 もとは折り紙作家になりたかったというお話もされていて、数学の道に進もうかとも思ったともいいます。 興味深いトピックを極めて分かりやすく、ロジカルにお話してくださいました。

最前列で熱心に聞き入る私がいます。
盛況のトークショーでした。

トークショーが終わった後も、来場者は熱心に作品を見たり、福田さんに質問をしていました。とても楽しかった。12/1まで展示されているので皆行こう!こんな機会なかなかないぞ!

午前中行けなかったのですが、片野莉乃さんのトークもあったとのこと。こちらも実物を見てほしい!特にこの「ホームシック」という作品の大きさ、構図、色彩、テーマ…そのすべてに胸を打たれました。

カフェきねずみオリジナルグッズ

1階のカフェきねずみでは、「ミュージアムグッズパスポート1」が紹介されています!

おばけのマ~ルポストカードを掲載させていただいたご縁でございます。本当にありがとうございます!

ポストカードは大人げなく大人買いしたくなるほど本当に素敵なので、行ったら各位買うように。

ポストカードBOX 700円
クッキー 250円

きねずみさんにはカフェのオリジナルグッズがあります。今回はポストカードBOXとクッキーを購入。

著作権などの関係でグッズを作るのが難しい館も、こうやってショップ自体をブランド化してしまうという手もありますね。クッキーは蝶。展示を見れば、蝶のクッキーが欲しくなってしまいます。

ミニ大通マルシェというイベントでは、このきねずみの絵が描かれたサコッシュも登場するそうです!こちらも可愛いので買わねば!

[blogcard url=” https://www.facebook.com/events/2457297927842021/permalink/2475738102664670/ “]

それではまた次回ー!

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【本日の一品】カラヴァッジョ展でコラボグッズなどを購入してきたの巻

10月14日で閉幕してしまうカラヴァッジョ展を慌てて観に行ってきました!

[blogcard url=” http://m-caravaggio.jp/ “]

遅延していた作品は展示断念となったようでした。 カラヴァッジョの作品は「女占い師」「瞑想するアッシジの聖フランチェス コ」が来ないとのこと。ほかにも周辺の作家6点、併せて8点が断念したそうです。

対応として半券を持っていれば再入場が可能であるということと、ポストカードを2点入場時にプレゼントしてくれました。絵はランダムです。私は「リュート弾き」「聖アガビトゥスの殉教」でした。

8点見れなかったのでやはりボリューム不足は否めなかったのですが、近代美術館側の対応は誠実だと思いました。スタッフの皆様も丁重に対応してくださいましたし。

購入グッズはこちら。まずはコラボグッズの紹介です。

色々あったのですが私は2点購入。田辺誠一の描いたカラヴァッジョのポストカードと、ヤマザキマリさんが描いたカラヴァッジョのチケットホルダーですね。

あとはこちらのトートバッグを購入。「メドゥーサの首(第一バージョン)」が描かれています。ワインのエチケットみたいでいいですね。

実は私のこの日の目的、お隣の三岸幸太郎美術館でのトークイベントにあったのです。それはまた次回ご紹介しますね!ではまた~!

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【本日の一品】旭川でブリティッシュ・オートマタを見てきたの巻

終わった展覧会は書かないルール、破ります…。そのルールで、我が家には紹介していないグッズ、沢山あるんですけどね。

8月の終わり(だいぶ前じゃねーか)に、北海道立旭川美術館に行ってきたのでした。目的はこちら。

じゃじゃん。「ブリティッシュ・オートマタ ポール・スプーナーと英国現代からくり人形の世界」を見に行くためでした。

衝撃のブリティッシュ・オートマタ

これがすっごく面白くて、間違いなく今年の展覧会ベスト5には入りますね。この時期、札幌ではテオ・ヤンセン、帯広ではチームラボをやっていたりと、夏休みの子供向けの展覧会が多かったのですが、私はこちらの展覧会がベスト!だと思いました。

ポール・スプナー&マット・スミス《スパゲティを食べる男》
※こちらの作品のみ撮影可でした。

イギリスのからくり人形の世界。ポール・スプナーの作品を中心に、現代のからくり人形が紹介されていたのですが、そのほとんどが動かせるんですよね。展示にボタンがついていて。もう衝撃。札幌だったらできるかな…?と思うほど、多くの作品が動かせるものになっていました。

その複雑な挙動はもちろんのこと、イギリス独特のブラックユーモアと言っていいのかな…そういう皮肉に満ちた作品テーマの連続で、所変わればからくり人形で表現される世界はこんなに変わるのか!と驚きの連続でした。

他の作品、展覧会フライヤーにも少し載っています↓

[blogcard url=” http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/abj/automata.pdf “]

購入グッズ

さて購入したグッズ。ホントは展示されている作品たちを連れて帰りたい…こんな気持ちになったのは久しぶりでした。

ポストカード 各110円

まずはポストカードを二つと。

缶バッジ《スイス・アーミー・ナイフ》 520円
缶バッジ《仮面の下は誰?》 520円
缶バッジ《アヌビスの手品》 520円

缶バッジを3種購入しました。特に最後の《アヌビスの手品》は、持ち上げたピラミッドの中身が自在に変化する仕掛けになっていて、生で見るととっても感動するんですよ~!

おわりに

いかがでしたか?

「あーいい展示を見たなー…」と満足しきりで帰れた、とても面白い展覧会でした。子ども連れで来ればよかったな、とちょっぴり後悔しています。

それではまた次回!

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【本日の一品】「テオ・ヤンセン展」の思い出とグッズ購入の巻

もう何年も前に「大人の科学」の付録でついてきた、テオ・ヤンセンのミニビースト。今も大事に保管しているのですが、ついにこれが札幌で観れるー!

ということで、「終わった展覧会は書かない」ルール破りまくりですが、夏休みの思い出として一つ。札幌芸術の森で開催された「テオ・ヤンセン展」に行ってきたのでした。

[blogcard url=” http://event.hokkaido-np.co.jp/theo/ “]

室内で息を吐くビースト

道外や国外での展示が多く、「行けねぇよぐぬぬぬ」となっていたのですが、まさか札幌で見られるなんて!娘と見に行き、「やっぱ本物のビーストは迫力あるね!」と興奮しました。

こんな風に、動力や構造までばっちり見せてくれて嬉しい。夏休み中の子供たちや親子連れを狙った展覧会として、もうバッチリ、大盛況だったと思います。

でもまあやはりね…室内で展示することの難しさだよね。砂浜で動くビーストの映像が衝撃的なだけに、すごくスタッフの皆様が苦心して展示していらっしゃるのは感じ取れました。どうやったら美術館でテオの作品の面白さを分かってもらえるだろう?と。考えさせられました。

グッズ紹介!

特設のミュージアムショップが出ておりました。ほとんどがビーストのキットですね。子どもたちが買い求めてました。夏休みの自由研究に使うんだろうなーと思いながら。あまり「展覧会オリジナル」と銘打ったものも少ないようでした。

扇子 1,700円

購入したのがこの3点。まずは扇子ですね。風を食べる生きものなわけですから、ビーストは。となるとその風を起こす道具、扇子がグッズ化されるのも納得です。個人的にはこの絵柄、ちょっと和風すぎてあまり好きではないですが…。

缶バッジ 300円

テオのスケッチを元にした缶バッジ。このスケッチというか、構造式自体がかっこいいですよね。

Tシャツ 1900円

Tシャツもありました。「オフィシャル」と言っていったのはこのTシャツくらいだったかも?

おわりに

個人的にはもっといろんなグッズ見たかったのですが、予算的にここまでだったのかな?という印象でした。

ただ、常設のミュージアムショップもいつもより賑わっていて、見本品を雑に扱うお客さんも散見されてちょっと残念でした。難しいね。てんやわんやだったから手伝いたいくらいだった。

それではまた次回!

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【本日の一品】「みんなのレオ・レオーニ展」で原画の世界を満喫したの巻

東京ミュージアムグッズの旅、これで最後です!とっても楽しみにしていた「みんなのレオ・レオ―ニ展」を見てきました。

フォトスポット撮ったのにブレブレで申し訳ないす…。

私が行ったのは平日だったのですが、それでも盛況でした!なんせレオ・レオ―ニ、人気の絵本作家ですもの。大人から子供まで、世代を超えたファンが多かった印象です。

[blogcard url=” https://www.asahi.com/event/leolionni/ “]

数多ある作品の紹介、原画、絵画や彫刻まで、幅広く彼が手がけた仕事が見れたのが面白かったです。絵本作家になる前、グラフィックデザイナーをしていたこともここで初めて知りました。

オリジナルグッズ

そしてグッズも話題になっていました。ミュージアムショップと特設ショップは人だかり。こんなに一度にレオ・レオ―ニのものが買える機会なんてなかなかないですからね。

絵本原寸クリアファイル 600円

まずはオリジナルグッズ。「あおくんときいろちゃん」のクリアファイルです。本当に絵本を手に取ったようなデザインが可愛いですね。

右側のあおくんときいろちゃんのシートを開いたファイルの中に入れて…

色が変わるのを楽しめるようになっているのです。絵本へのリスペクトが伝わるクリアファイルですよね!

ポストカードセット 500円

こちらは会場で展示されている5点の原画のポストカード。そう、今回の展覧会の見どころの一つとして、この原画の存在があるのですよね。絵本「スイミー」に実際に使われているものとはちょっと違うらしいのです。ぜひ注目!

「あおくんときいろちゃん」ポストカード 150円

このポストカードもね…宛名面まで可愛いという…こういうひと工夫ホント大事…。これからグッズを作る方にぜひ参考にしてほしい…。

その他グッズ

1回の特設ショップでは、その他のグッズも充実しておりましたよ!

カード製作キット 972円

こちら、イチオシ。お魚のスタンプを使って、実際にスイミーの一場面を作ってみようというものです。スタンプがついているので他の紙に押してもいいし、長く楽しめるグッズだなと思いました。

レオ・レオーニ飴(スイミー) 1,058円

あとはSNSで話題になっていたこちらですね。「スイミー」のキャンディ。この飴、全部赤いのかと思いきや…。

こんな風に、ひとつだけ黒い飴が混じっているんです。食べるのが勿体ないなー。家族で黒い飴取り合いになっちゃいそう…!何とも「映える」グッズですね。

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 のオリジナルグッズ

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館のオリジナルグッズも買ってきましたよ!

「望郷」切手 370円

その名の通り、主要な収蔵品は東郷青児作品です。その切手が売られているので買っちゃいました。切手もね…沼だから入らないようにしているのですが…東郷青児の作品が切手になるなんて、一気にハガキが華やぎます。

ピンズ/ひまわり 980円

収蔵品がいくつかピンズになっていたのですが、私はやっぱりこれを選んじゃいました。ゴッホの「ひまわり」です。展覧会会期中も見られるようになっていましたよ。なかなか忠実に作られていますよね。これは買い!

おわりに

いかがでしょう、意外と盛りだくさんに買ってしまいましたね。

東京旅はこれでひと段落。また11月初めに行く予定なのでその際にまた記事にできればと。それまでの間は、もう終わってしまいましたが道内でやっていた展覧会のグッズですとか、コラムなどを載せようかなと思っています。引き続きお付き合いくださいませ。

それではまた次回!

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【本日の一品】初訪問!太田記念美術館で話題のマステを購入したの巻

東京でのミュージアムグッズの旅。続きましては太田記念美術館へ。

何気に初訪問だったんですよね。ほとんど渋谷行かないもんですから。今回の企画展は「青のある暮らし ―着物・器・雑貨」でした。

[blogcard url=” http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/lifewithblue “]

戸栗美術館との連携企画で、浮世絵と陶磁器を中心に暮らしの中の「青」をピックアップした企画。すごく好きな色なだけに、展示を見ているだけでメロメロになる良企画。熱い東京ですが非常に涼しげな展示でした。

さてグッズ。私はこちらのマスキングテープがお目当てなのでした。

歌川幾英「しん坂かげゑづくし」のマスキングテープ。雑誌などでミュージアムグッズの特集が組まれたときに、結構掲載されているグッズだと思います。元の浮世絵が素晴らしいだけに、こうやってグッズ化されると本当にどこにもないオリジナリティが生まれますね。

歌川国芳、歌川広重、の描いた猫のシールも購入。国吉はシャープでリアル。広重は丸みを帯びて可愛い感じがよく出ています。

次回も続きます!ミュージアムグッズの旅!どうぞよろしくです~!

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【本日の一品】鈴木康広「雪の消息 / 残像の庭」を娘と堪能しまくったの巻

東京でのミュージアムグッズの旅、小休止で今日観に行った展示の感想を書こうと思います!

そう!鈴木康広さんの「 雪の消息|残像の庭 」を見てきたのでした!今日が最終日だったので、間に合ってよかった~!

http://momonoke.wpblog.jp/museum-goods/vol182

鈴木康広さんについては、以前原美術館とのコラボグッズを購入した際に記事を書きました。けれどこんなにまとめて作品を観るのは初めて。せっかくなので娘を誘っていそいそと出かけてみました。

娘の好きな作品ベスト3

さてここからは、私たちが好きだった作品をそれぞれ紹介しますよ!

≪白の消息(理想の色鉛筆)≫2017

娘がまず気に入ったのはこちら、白い鉛筆が光のグラデーションで様々な色の鉛筆に見えます。

≪自然を測るメトロノーム≫2017

そしてこちらは、なんと1000年まで測ることができるメトロノーム。「誰が最後を見届けるんだろうね?」と娘とワクワクしながら話していました。

≪軽さを測る天秤≫2017

これも娘がずっと見ていた作品。「だんだん同じ軽さになってる!」といつまでも見ていそうな勢いでした。

私の好きな作品

≪氷の人≫2019

私はやはり新作の≪氷の人≫がかなり好きでした。展覧会の初めの方に行けばよかったな?と思うほど、溶けるスピードが結構速くて、頭の部分がシュッと溶けた瞬間も娘と目撃できました。

これ、溶けた水が展示台の下部に溜まっていくんですが、その作りこみも絶妙で丁寧だなーと思いました。宇宙とか人生とか、そういう次元の話をしている作りになっています。

薄いカーテン越しに移る氷の影もまた美しく…(ため息)

あと、鈴木さんのキャプションや作品リストは、手書きでめちゃくちゃ上手いんですよね。すごい感動しちゃう。

購入したグッズ

ポストカード≪空気の人≫モエレ沼公園 2019 190円

今回購入したのはこちら。まずはポストカード。新作のモエレ沼公園での作品ですね。

【マバタキノート】 ノートに落ちたりんご  820円

そしてノートも。マバタキノートといいます。下記からも購入できるそう↓

[blogcard url=” https://www.kamigu.jp/category/select/cid/374/pid/9695 “]

こんな風に、無地のノートに時々鈴木さんのエッセンスが。まるでアイデアの欠片がこぼれているようで、使っていて楽しい。

おわりに

鈴木さんはプロダクトデザインの御経験をかなり積まれていらっしゃるので、作品も「道具」に対するまなざしのようなものを感じて、モノ作りが好きな娘にとっても、非常に楽しめた展示になっていたと思います。今年のベスト5には入ります!

鈴木さんを札幌に呼んできてくださったスタッフの皆様に感謝!お疲れさまでした!また芸術祭などで会いたい作家さんです~!

ではまた次回!

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【本日の一品】國學院大學博物館で考古学グッズを購入したの巻

さて通常更新。東京でのミュージアムグッズの旅の続きです。

じゃじゃんっと土器が沢山!國學院大學博物館に行ってきたのでした。

実は大学博物館って全然回れていなくて、ミュージアムグッズの中でも大学博物館のものってまだまだ手持ちが少ないんです。

こちらの國學院大學博物館も初めて訪れたのでした。

はー文句なく素晴らしいコレクション。北海道ではなかなか見られない出土品が沢山でした。特に美しい装身具の数々は娘も興味を持ちそう!

「埴輪」キャンバスポーチ 400円

さてさてグッズです。國學院博物館の中心となるグッズはデザインが統一されていて、セットで持ってもおしゃれだなーと思います。

「矢じり」キャンバストート 700円
ハンドタオル「装身具」 300円

特にこの装身具のタオル!安いし、沢山そろえて自宅の洗面所に置いておきたいな…。

火焔型土器クリップ 900円

こちらのクリップは、火焔型土器好きな義母にもプレゼントしました。すごく喜ばれましたよ。プレゼントにも良い丁寧な作りですね。

次回も続くよミュージアムグッズを求めてふらふらと。それでは~!

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【本日の一品】噂の土器はタピオカだけじゃなく展示をだね!&コレクションノートの使い方紹介の巻

メディアやSNSで「北大の土器でタピオカが飲める!?」と話題ですね。

そのもとになった企画展、「 K39:考古学からみた北大キャンパスの5,000年」を見てきました

[blogcard url=” https://www.museum.hokudai.ac.jp/display/special/14865/ “]

北大の歴史ってどこから?

北大札幌キャンパスは、そのすべてが埋蔵文化財包蔵地、つまり遺跡に登録されています。そのため、新たに建物や道路を建築・敷設する際には、事前に埋蔵文化財に関する検討・調査が求められます。これまでの発掘調査で、北大札幌キャンパスの足元には、縄文時代中期(約5,000年前)以降の遺跡が眠っており、人々に利用されてきたことが明らかになってきました。1906年に札幌農学校が当地に移転して以来、キャンパスは教育研究の場となっています。しかし、かつては漁労の場やキャンプサイト、集落、そして墓地でもあったことが分かってきています。本企画展では、北大キャンパスの遺跡から出土した土器や石器などの遺物、そして発掘調査時に確認された地層の剥ぎ取りや、炉や住居の煙道の復元モデルを展示して、私たちの足元の世界で営まれた人々の生活の歴史について紹介します。

夏季企画展示「K39:考古学からみた北大キャンパスの5,000年」

ねー。そう、北大ってその敷地そのものが遺跡なんですよね。知識としてわかってはいるんですけど、なかなかそれを意識する場面が生活の中になく。こういう企画展の存在は貴重です。観光客はもちろん、日頃北大を利用する人や地元民にもぜひ見てほしい。

お!土器発見!

最近、今和次郎の考現学を個人的に見直しているのですが、人の営みを記録し観察するのって、面白いけど途方もない作業だな…とひとり汗だくになっています。

そういう意味で、考古学って改めて面白い分野だなーと思うんです。人々がかつてどう生きてきたか、その痕跡を分析する。そういう研究に従事している皆さんって何者なのよ!という興味も改めて沸いた展示でした。作業中の映像もあったのでより一層面白かったです。

展示はひとりで観に行ったのですが、黒曜石好きの娘もつれていけばよかった…と思う瞬間も。これは黒曜石の異なる原産地由来に関する展示。そうか、その黒曜石がどこから出てきたものかって、調べればわかるものなんだね…と、ご専門の方には当たり前かもしれないことなのですが、私はとてもびっくりしたのでした。

大学病院で使われていた食器も発見されたり。こういう近現代のモノが出土して展示されていること自体も面白い。

窓には光が空けるように出土品の写真が。この展示のアイデアいいですね…!

土器はショップで買う?カフェで買う?

北大式土器 1400円

さてさて、話題の土器カップですが私はミュージアムショップで購入しました。カフェでタピオカミルクティーを頼むともらえるのですが、ショップで買うとこちらのネットがついてくるのです。

こんな風にぶら下げて、プランター代わりにしたり。でもタピオカ好きの娘はカフェで飲みたがるだろうな。もう一個増えそうな予感。

北大式土器飴 300円

続縄文時代の土器をモチーフにした紙カップに入った、黒飴もありました。

K39遺跡しおり 100円

そして、展覧会のビジュアルにもなっている地層は栞になっています。

コレクションノートに書きこんでみよう!

今回の展示とミュージアムグッズで得たことを記録するとこんな感じ!

「このノートに書く」ことを前提にすることで、展示やミュージアムショップを周る際の指針になると…おこがましいですが鑑賞の参考にもなるかなーと思っています。

右ページのフリースペース、今回はポストカード(150円)を貼ってみました!撮影可の展示室なら、写真をプリントして貼ってもいいかも。個人利用の範囲で自由にアレンジしていただけると幸いです。

日曜日のNEVER MIND THE BOOKS 2019までに、もう少し活用例を書き込む予定です!皆さんの参考になりますように!

ではまた次回~!

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