のんびり更新中のこのコーナー。今回も私のミュージアムグッズ棚からお気に入りの品をご紹介します。
前回に引き続き、国立科学博物館のオリジナルグッズをご紹介。「かはくトランプ」です!
ビニールのポーチにこちらの2品が入っています。
左の冊子にはこのように、どんな生き物が掲載されているのかが紹介されています。
国立科学博物館地球館1階の常設展示「系統広場」で展示されている2500種の生物標本・模型の中から、53種類がピックアップされ、トランプの表面として掲載されています。
この冊子がかなり充実しています。トランプのもととなった「系統広場」の紹介、展示の楽しみ方、掲載されている生物の紹介、コラム、生物の分類階級についての紹介、そしてオリジナルの遊び方の解説まで!
この1冊を読んでいるだけでも十分楽しめます。「展示の延長としてのミュージアムグッズ」という役割がきっちり果たされていてとっても好印象でした。
トランプの表面には1枚につきひとつの生物が載っています。和名、学名、分類、界の種類を表したマーク付き。かなり詳しいです。
スペードのエースは大腸菌。こういうセレクトたまりません。ちなみにジョーカーはというと…それは買ってみてのお楽しみ。このトランプにおけるジョーカーとは、生物多様性を守る切り札なのか、厄介なお荷物としてたらいまわされる役割なのか。果たしてそれは何か。ぜひ見てみて下さい。
ちなみに、元マジシャンの夫曰く、「トランプの裏面は上下どちらから見ても同じ柄の方が都合がいい」「濃い色でべた塗りにすると、擦れたときに汚くなるから扱いに気を使う」とのことでした…
これからミュージアムグッズでトランプを作ろうと考えていらっしゃる関係者の方がおりましたら、ぜひご参考に(笑)
それではまた次回!