3月18日に『棟方志功展 「わだば、ゴッホになる」』を鑑賞してまいりました。
会期後半は混むだろうなぁと思っていたのですが、やっぱり案の定。展示室も特設ショップも人でごった返しておりました。
展覧会自体、非常に素晴らしかったです。
倭絵やモダンアートや故郷の風景や仏教など、多くの影響を受けつつ「これぞオリジナリティ」といえる作風が磨き上げられていく過程がよくわかる展示でした。
今回は、各所で漫画家のヤマザキマリさんとのコラボレーションが見受けられました。借りなかったのですが、音声ガイドもそうだったらしいです。
撮影okスポットも、ヤマザキマリさんによる棟方志功のイラストが描かれていました。
ヤマザキマリさんとのコラボレーション!
まずは、これらのイラストが使用されたオリジナルグッズをいくつか購入したのでご紹介します。
まずはこちらのメモ帳。多くの作家に愛されてきた原稿用紙のメーカー、浅草 満寿屋さんとのコラボメモ帳です。
中身はもちろん原稿用紙で、その品質は折り紙つき。高級感がありつつも、棟方志功の似顔絵入りで心和ませてくれます。
こちらは珍しい和紙素材のファイル。折れないように持って帰るのがちょっと大変でした。
カラフルな棟方志功の似顔絵がたくさん!私はシワになるのが怖いので、使うなら家の中でかなーと。
こちらのスケッチブックを使って絵を描くのもいいですね。棟方志功の力強い筆致に刺激された来館者におススメです。
表紙は箔押し!高級感があって改まった場にも持っていけそうです。
棟方志功の作品が載ったグッズ!
こちらはポストカード。でもただのカードではないんですね…。
こんな風に裏のスタンドを立てると、写真立てのように飾ることができます。
最近こういうちょっと変わり種のポストカードが気になっています。しまい込むだけじゃないポストカードの使い道について考えた時に、こういう風に飾りやすくなっているのはナイスアイデアだと思います!
こちらは一筆箋。
私は一筆箋にも弱いです。たぶん。メッセージに添えて作品が全図で見れるのが嬉しい。
送る相手に合わせて、様々な作品が載った一筆箋を選ぶのも楽しいのです。ミュージアムショップで一筆箋をコツコツ購入するのはかなりオススメです。
チケットファイルも購入しました。この作品の力強さと慈愛が前面に押し出ていますね。今まで購入したチケットファイルのコレクションの中でも、かなりお気に入りです。
おわりに
いかがでしたか?音声ガイドを使った人やヤマザキマリさんのファンにとっては、今回のコラボレーションは大変有意義だったと思います。
また、自分の好きな作品がグッズ化されていれば、購入して自宅でも反芻することができます。
しかしちょっといただけないのが、今回の展覧会は図録がないんですよ。
せっかく好きな作品ができても、グッズ化されていなければ手元で反芻することもできない。振り返ることもできない。
せっかくの作品解説も手元に置いておけず…棟方志功へのさらなる理解への足がかりに、図録の存在は欠かせないと思うのですが。
これだけの展覧会規模、作品量、グッズもかなり作られて、集客もあったかと思うのですが、なぜ図録が作られなかったのでしょう。これはいけません。理解できません。
最後にちょっと苦言でした。ではまた次回!
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